料理酒とみりんの違いとは?それぞれの使いどころや選び方を解説

レシピを見ながら調理していて「料理酒とみりん、どっちを使えば正解なの?」と疑問を抱いたことはありませんか?どちらも和食を作る際には必須の調味料です。
しかし味や香り、成分、そして使いどころまで異なります。料理酒とみりんの違いを理解せずに使うと、納得のいく料理にならないこともあるでしょう。
この記事では、料理酒とみりんの違いを解説し、それぞれの活かし方や代用時の注意点まで紹介します。違いを知ることで、毎日の料理がもっと美味しく、もっと楽しくなるはずです。まずは、今使っている調味料のラベルを見直してみませんか?
料理酒とみりんの違い

料理酒とみりんは、見た目が似ていても役割も味わいもはっきり違う調味料です。具体的な違いは以下があります。
| 観点 | 料理酒 | みりん(本みりん基準) |
|---|---|---|
| 味の特徴 | 辛口のキレ。甘さはほぼなく、塩入りは味を引き締める。素材の旨みをすっきり出す。 | やさしい自然な甘み。味に厚み・丸みを出し、照りが付く。 |
| 香り | アルコール由来ですっきり。加熱で軽い熟成香が残り、臭みを抑える。 | 甘いまろやかな香り。加熱でカラメル様の香ばしさが立つ。 |
| 主な成分 | アルコール+有機酸・アミノ酸+(多くは塩)。 | 糖分+アミノ酸+アルコール(本みりん)。甘みと照りの源。 |
| 価格帯 | 手頃。塩入りは特に安価。清酒タイプはやや高め。 | 本みりんはやや高め。みりん風は安価で甘さがはっきり。 |
最初に全体像を押さえておくと、使い分けや代用の判断がしやすくなります。
昔仕込み玄米本みりん500ml |国産玄米麹2倍量で仕込んだ旨味と濃厚なコクの無添加の味醂-かわしま屋-
稀少な「玄米麹」仕込みの本みりん
昔仕込み玄米本みりんは、「玄米麹」仕込みの本みりんです。 一般的に「本みりん」で使用される米麹の原料は、ほとんどの製造元では「白米」で、「玄米」はなかなか目にすることはありません。 これは、玄米を麹にする作業が非常に難しいためです。玄米の硬い糠層には、麹菌がデンプンやタンパク質を分解するのを邪魔する要素があり、麹をうまく造るには熟練の技術と手間が必要です。 昔仕込み玄米本みりんは、あえてこの難しい工程に挑み、玄米由来の米麹で丁寧に仕込みました。玄米本来の持つポテンシャルを最大限に引き出した、極めて稀少な本みりんです。この手間ひまこそが、味の深みの秘訣です。
二倍の玄米麹による濃厚な味わい
昔仕込み玄米本みりんの味わいの決定的な違いは、仕込みに使用する玄米麹の量にあります。 一般的な本みりんの製法に対し、本商品は通常の二倍の玄米麹を贅沢に使用しています。これは、麹の持つ天然の酵素の働きを最大限に引き出すためです。麹の量を増やすことで、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、深みのあるコクと自然な甘みが特徴のみりんに仕上がりました。
二倍の玄米麹によって得られた濃厚な旨味成分は、長期熟成にも耐え、味をまろやかにまとめます。この製法が、素材の味を引き立てる力強いみりんの品質を支えています。
市販品とは全く異なる、強い旨味とコク
玄米は、白米にはない豊富なミネラルや食物繊維、そして外皮(糠)に蓄えられた香ばしさや力強い旨味成分を持っています。 この玄米由来の成分を麹の力でじっくりと引き出し、さらに長期間熟成させたこと・麹の仕込み量を二倍にしたことで、市販品とは全く異なる強い旨味とコク、自然な甘さのある玄米みりんに仕上がりました。
豊かな旨味とコク
二倍の玄米麹により、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、アミノ酸がより多く生成され、味に深みを与えます。煮物や照り焼きに使用すれば、食材の持ち味を損なうことなく、料理全体にグッと深いコクを与えます。
まろやかな甘さ
砂糖のような単調な甘さではなく、玄米のデンプンが分解されて生まれた複雑で上品な、奥行きのある甘みです。もちろん糖類を添加したりなどはしておりません。
市販品との違いを体感してみてください
お料理にお使いになる前に、是非一度市販品と飲み比べてみてください。濃厚な味わいとコク・香りに驚かれると思います。いつものレシピを1ランク押し上げる、自信をもっておすすめできる味醂です。
160年の伝統と革新 甘強酒造の譲れないこだわり
本みりん造りの歴史は古く、創業文久2年(1862年)以来、160年以上の長きにわたり、みりん造りの伝統を守り続けてきたのが、愛知県蟹江町の甘強酒造です。 みりん醸造に適したもち米の産地であり、水運に恵まれたこの地で、甘強酒造は「昔仕込みの本みりん」の伝統製法を今に伝えています。
1. 昔ながらの手間を惜しまない製法
昔仕込み玄米本みりんは、砂糖が貴重であった時代の製法にならい、もち米、米麹、焼酎を混ぜた「もろみ」を時間をかけて丁寧に醸造しています。ゆっくりともち米と米麹が溶け合うことで、米由来の天然のアミノ酸が非常に豊富に生成されます。このアミノ酸こそが、玄米みりんの深い旨味とコクの源です。
2. 長期熟成が育む、まろやかな甘さ
仕込まれたもろみは、蔵の中でじっくりと長期熟成の時を過ごします。熟成期間を長く設けることで、みりんの「角」がとれ、甘みが非常にまろやかになります。この「時間をかける」工程こそが、他にはない複雑で上品な甘さと、そのまま飲んでも美味しい「飲めるみりん」としての価値を生み出します。
3. 品質への揺るぎない追求
甘強酒造は、厳選された良質な地元産の米(もち米)を使い、伝統的な醸造技術を守りながらも、いち早く時代に合わせた品質向上に努めてきました。1999年には、清酒・みりん製造元として全国で初めてオーガニック認定工場を取得するなど、安全と品質に対する揺るぎないこだわりを持ち続けています。
美味しさの秘密は受け継がれる昔ながらの製法
1.もち米の処理
国産のもち米を丁寧に洗浄し、蒸す工程を経て「蒸もち米」を調製します。甘強酒造では、主に地元愛知県産の、粒が大きく粘りのあるもち米を使用しており、これが甘みの強いみりんが生まれる秘訣とされています。
2.米こうじの製造
国産の米を洗浄・蒸し、これに種麹を加えて「玄米米こうじ」を製造します。
3.焼酎の製造
みりんの重要な構成要素である焼酎乙類は、玄米やみりん粕・米を洗浄・蒸した後に蒸留することで製造されます。この製法は、砂糖が貴重であった時代から受け継がれてきたものです。
4.もろみの仕込み
「蒸もち米」と「米こうじ」、そして製造された「焼酎」を丁寧に混合し、「もろみ」を仕込みます。この混合により、もち米と米麹が互いに作用し、みりん特有の豊かな風味とアミノ酸が形成され始めます。
5.糖化、そして精製ろ過と圧搾
糖化が完了したもろみは、まず精製ろ過にかけられ、その後、圧搾されます。この圧搾工程によって、みりんの液体成分が抽出され、同時に副産物として「粕(酒粕)」も得られます。
6.貯蔵・滓引き(熟成)
抽出されたみりんは、貯蔵庫でじっくりと熟成されます。熟成期間を経ることで甘みがよりまろやかになり、深みが増すとされています。貯蔵後には沈殿した不純物を取り除き、みりんの透明度を高めます。
7.火入れ殺菌
熟成を経て清澄になったみりんは、最終的な品質を安定させるため、65℃で60分間の火入れ殺菌が行われます。
8.容器充填
すべての工程を終え、殺菌されたみりんは、製品として容器に充填され、「昔仕込本味醂」として出荷されます。未開封の状態であれば、冷暗所保存で18ヶ月の品質保証期間が設けられています。
玄米麹は体に嬉しい栄養がたっぷり
高い栄養価
玄米を原料に使用しているため、ビタミンE、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウム、鉄分、亜鉛など)といった玄米由来の栄養素をバランス良く含んでいます。 これらの栄養素は、日々の健康維持をサポートする成分として知られています。
豊富な食物繊維
玄米麹には食物繊維が含まれています。 食物繊維は、食生活における重要な要素であり、体の内側から環境を整えたい方の食事をサポートします。
いきいきとした体作りに
玄米に含まれるγ-オリザノールやフィチン酸などの成分が含まれています。 また、フェルラ酸など、健康維持に役立つとされる成分を含んでおり、いきいきとした体づくりのために食事の質を高めることができます。
こだわりの昔仕込み玄米本みりんを日々のお料理に
和食の基本調味料として優れているのはもちろん、その芳醇な風味とすっきりとした甘さは、様々なジャンルのお料理にもお使いいただけます。
マイルドな甘さを加える
昔仕込み玄米本みりんは料理にマイルドかつ自然な甘みを加えて、食材や料理の美味しさを引き立ててくれます。
砂糖ではなく昔仕込み玄米本みりんを利用することで、料理の深みがグッと高まります。
食材の臭み隠しに
昔仕込み玄米本みりんに含まれるアルコールは、加熱によって蒸発する際に食材の臭みを和らげる働きがあります。臭みのあるお肉やお魚を使った料理に活用することで、食材の美味しさを引き立てることができます。
煮崩れ防止に
昔仕込み玄米本みりんはに含まれるアルコールとお米に含まれる糖類には、食材の煮崩れを防ぐ働きがあります。じゃがいもやお魚など、煮崩れしやすい食材を使う際に加えることで、バラバラになるのを防ぎます。
テリとツヤだしに
お料理に昔仕込み玄米本みりんを加えることで、お米に含まれる糖類がテリとツヤを生みだします。味だけでなく食欲を引き立てる見栄えが、より一層お料理を美味しくしてくれます。
昔仕込み玄米本みりんを使ったレシピ
鶏の照り焼き
材料(2人分)
- 鶏もも肉 300g
- 醤油 大さじ1と1/2
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ1と1/2
- 料理酒 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 片栗粉 適量
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 油 大さじ2
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、塩・こしょうを軽く振り、片栗粉を全体にまぶします。
- フライパンに油をしき、冷たい状態で鶏肉の皮目を下にして入れます。中火で皮がパリッとするまで焼きます。
- 裏返してさらに焼き、鶏肉に8割ほどを目安に火を通します。
- 醤油、昔仕込み玄米本みりん、料理酒、砂糖を混ぜ合わせたタレをフライパンに加え、中火で煮詰めます。タレがとろみを帯びるまで煮詰め、鶏肉にしっかりと絡めます。
- 鶏肉を取り出し、フライパンに残ったタレをかけて完成です。
昔仕込み玄米本みりんとはちみつを使ったカリカリ大学いも
材料(2人分)
- さつまいも(中) 1本
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- ごま お好みで
- 油(揚げ用) 適量
作り方
- さつまいもをよく洗い、一口大に切って10分程度水にさらす
- 鍋に油を入れて160度に熱し、さつまいもを入れて5分揚げる
- さつまいもを取り出し、油を180度まで熱する
- さつまいもを戻し入れ、表面がカリッとするまで揚げて取り出す
- 別の鍋に昔仕込み玄米本みりんとはちみつ、醤油を入れ、中火にかけてとろみがつくまで加熱してタレをつくる
- 火を止め、揚げたさつまいも入れて絡める
- お好みでごまをふりかけたら完成
レシピで使った商品はこちら
昔仕込み玄米本みりんについてのQ&A
アルコールは入っていますか?
はい。アルコール度数は14.1度です。
原料はなんですか?
もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造)です。
お酒として飲めますか?
調味料としてご活用ください。
みりんの保存方法は?
常温で保管下さい。寒冷な場所に置きますと底に糖分の白い結晶が出来ることがあります。お湯で温めて溶かしてご使用ください。
商品詳細
| 商品詳細 | |
|---|---|
| 商品名 | 昔仕込み玄米本みりん |
| 分類 | 本みりん |
| 内容量 | 500ml |
| 原材料 | もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造) |
| アルコール度数 | 14.1度 |
| 保存方法 | 冷暗所で保存 |
価格: 1118 円
味の違い
味の違いをひとことでまとめると、料理酒は辛口のキレ、みりんは甘みと丸みです。
料理酒は砂糖のような甘さをほとんど持ちません。塩が添加されているタイプでは、わずかな塩味が全体の輪郭を引き締める方向に働きます。対してみりんは、原料のデンプンが糖に変わっているため、やさしい甘みが生まれます。砂糖のように後味が重く残らない、自然で軽い甘さです。
煮物を例にすると違いがよくわかります。みりんを加えると味に厚みが出て角がとれ、煮汁に照りが生まれます。同じ甘さを砂糖で再現しても、後味の丸みや口あたりのなめらかさまでは出ません。みりんならではの効果です。
一方、料理酒を煮物に使うと味がユルくならず、塩やしょうゆの輪郭が保たれます。素材の旨みがすっきり立ち上がり、全体がシャープにまとまります。
両者は足し算ではなく役割の分担で成り立っています。甘みで料理をまとめたいならみりん、味を締めたいなら料理酒を選ぶのが基本です。
香りと風味の違い
香りと風味の違いを一言でまとめると、料理酒は素材を支える軽い熟成香、みりんは料理を包む甘くまろやかな香りです。
料理酒の香りは、発酵によって生まれるアルコールと有機酸が中心です。加熱するとアルコールがすっと抜け、あとには軽い熟成香が残ります。この控えめな香りが魚や肉の臭みを抑え、素材本来の香りを前に出す下支えになります。
みりんにもアルコールは含まれますが、糖化と熟成によって生まれる甘くまろやかな香りが主役です。しょうゆやだしと調和しながら料理全体をやわらかくまとめます。みりん風調味料にはアルコールが含まれないため、臭みを抑える効果がない点には注意しましょう。
成分の違い
成分の違いをひとことで言うと、料理酒はアルコールとうま味成分が中心で、みりんは糖分とアミノ酸が味の核です。
料理酒に含まれるアルコールは、火の通りや味のしみ込みを助けます。そのため下ごしらえの段階で使うのがおすすめです。さらに、有機酸やアミノ酸がベースの味を支え、だしやしょうゆと合わさることで旨みが重なります。
みりんには糖化と熟成によって自然な糖分とアミノ酸が含まれています。そのため甘みや照り、まろやかさが加わり、味をひとつにまとめるのが特徴です。本みりんには発酵に由来するアルコールも含まれますが、加熱すると飛ぶため、仕上がりでは甘みと旨みが前に出ます。
価格帯と種類の違い
料理酒やみりんは原材料と製法が価格に直結し、風味や使い心地にも違いが表れます。
塩を添加した酒類に該当しない料理酒はコストを抑えつつ実用性が高く、日常使いに向いています。いっぽうで、塩を加えない日本酒は酒類に該当するため、酒税の分だけ割高です。
みりんは本みりん、みりん風調味料、みりんタイプ調味料の3つの区分に分かれ、価格差があります。本みりんは原料由来の甘みとコクが強く、酒類に該当するため価格は高めです。
みりん風調味料はアルコールがほとんど含まれないため価格を抑えやすく、甘さがはっきり出る傾向があります。みりんタイプ調味料はアルコールが含まれるものの税制に合わせて塩分が追加されており、価格と機能のバランスが取りやすい位置づけです。
料理酒とみりんの使いどころの違い

ここでは、料理酒とみりんがどんな料理で、どんな瞬間に力を発揮するのかを見ていきます。調理のタイミングや火加減と合わせて理解すると、狙った味に近づけられるでしょう。
みりんの使いどころ
みりんは甘みと照りで料理をやさしく包み込み、味をひとつにまとめる工程で本領を発揮します。
みりんは甘みと照り、そして味の一体感をつくるのが得意です。代表的な料理には以下があります。
- 照り焼き
- 煮物
- かば焼き
しょうゆやだしと合わせると塩味の角がとれ、冷めてもおいしさが続きます。仕上げ寄りのタイミングで加えると照りがきれいに現れ、味が自然にまとまります。
ただし十分に加熱しないとアルコールが残るので注意しましょう。

料理酒の使いどころ
料理酒は、料理の下準備や調理のはじめに使うことで、その力をしっかり発揮してくれる調味料です。素材の臭みをおさえたり、火の通りをよくしたりと、目立たないけれど仕上がりを左右する大事な役割を担っています。
たとえば魚や肉に軽くふりかけて数分おくだけで、生臭さがやわらぎ、加熱しても固くなりにくくなります。具体的な料理の一例は以下のとおりです。
- 切り身魚の煮つけ
- 鶏むね肉の茹で鶏
- 牛すじの下ゆで
煮物では、最初に料理酒を加えると味がしっかりしみこみやすくなります。アルコールにはタンパク質をほぐす作用があるため、煮崩れを防ぎつつ、中までしっかり味を届けてくれるからです。
仕上げにたくさん入れてしまうとアルコール臭が残ってしまいます。なるべく早い段階で加え、しっかり火を通して飛ばすことがポイントです。
料理酒とみりんは代用できる?

料理酒とみりんは、どちらも調理に欠かせない存在です。性質や役割が異なるため、完全に代用するのはおすすめできません。ただし、目的を絞れば部分的に代用は可能です。
代用可能なケース
以下に、料理酒とみりんの代用が可能なケースを目的別に整理しました。
| 目的 | 代用するもの | 代用材料 | 注意点・補足 |
|---|---|---|---|
| 甘みの補強 | みりんの代用 | 砂糖+少量の料理酒 | 甘さに丸みを持たせたいときに有効。軽く煮詰めて使う。 |
| 臭み消し | 料理酒の代用 | 本みりん、みりんタイプ調味料 | アルコールは含まれるが甘みも加わる。調味料を控えめに調整。 |
| 照り・艶の付与 | みりんの代用 | 砂糖+はちみつ(または水あめ) | 粘度を出すため軽く煮詰める。風味は異なるが実用的。 |
代用は「風味や質感を近づける工夫」だと割り切って使うと、日常の料理に無理なく取り入れやすくなります。

初心者が失敗しやすい代用パターン
料理酒とみりんを代用するとき、初心者がよくつまずくポイントはいくつかあります。ここでは、ありがちな失敗例を整理しました。
| よくある代用ミス | 問題点 | 対策・ポイント |
|---|---|---|
| みりんの量をそのまま料理酒で置き換える | 甘みがなくなる、アルコール臭が残る、水っぽく仕上がる | 機能を分けて代用:「甘み=砂糖やはちみつ」「キレ=料理酒」「照り=煮詰め」 |
| 料理酒を使って塩分過多になる | しょうゆや塩の量をそのままにすると、塩味が強くなりやすい | 味見の頻度を増やし、調味料は少しずつ加える |
料理酒やみりんがないときの代用は便利ですが、使い方で仕上がりが大きく変わります。それぞれにどのような役割を期待しているのかを意識すると、代用での失敗は減るでしょう。
料理酒とみりんの違いを踏まえた選び方

料理酒とみりんを選ぶときは、「甘み」「アルコール」「塩分」「コク」の4つの要素に注目すると、自分の家庭に合った一本が見つかりやすくなります。ラベルの情報と、普段の料理スタイルを手がかりにすれば、迷わず選べるようになるでしょう。
甘みを調節したい場合
自然な甘みをしっかり出したいなら、本みりんが第一候補になります。本みりんは発酵によって生まれた糖分を多く含んでおり、砂糖だけでは出せないコクと丸みを料理に与えます。特に照り焼きや煮物の仕上げ、とろみをつけないタレなどでは、舌に残らない上品な甘さがよく活きます。
アルコールが気になる場合
アルコールを避けたい場合には、「みりん風調味料」を上手に取り入れるのが、現実的で扱いやすい選択肢です。家庭での使い勝手や風味のバランスを考えても、十分に実用的な代替手段になります。
みりん風調味料は、みりんと似たような甘みやコクを持ちながら、アルコール分がほとんど含まれていない、あるいはゼロの製品です。そのため、加熱によってアルコールを飛ばす手間がなく、アルコールの風味や香りが気になる人にも安心して使えます。

塩分が気になる場合
塩分が気になる場合は塩を添加していない日本酒や本みりんを選ぶのがおすすめです。
市販の料理酒は、酒税を回避するために食塩が加えられているものが多くあります。便利ではありますが、気づかないうちに塩分が積み重なりやすくなります。塩入りのものを使う場合は、しょうゆや塩の量を控えめにし、途中で味見をしながら調整する意識を持ちましょう。
一方、本みりんは塩分を含まず、自然な甘みと香りで料理の味にまとまりを出してくれるのが特徴です。塩を少し控えても物足りなさを感じにくくなります。みりんタイプの調味料は塩分などが添加されているため、ラベル表示を確認しましょう。
コクを出したい場合
コクをしっかり出したいときは、本みりんを中心に据えた味づくりが効果的です。料理に厚みや深みを与えつつ、甘さだけに頼らない満足感を引き出せます。
本みりんには、糖分とアミノ酸が自然なかたちで含まれており、しょうゆや味噌などの発酵調味料とも相性が抜群です。料理全体にふくらみが生まれ、単調になりがちな甘辛味にも奥行きが出ます。特に甘みとコクが主役になる料理では、みりんの有無が仕上がりに差を生みます。
料理酒とみりんの違いを押さえてワンランク上の料理を目指そう

料理酒とみりんの違いを理解すれば、日々の料理のワンランクアップにつながります。
料理酒は素材の下ごしらえに向いています。みりんは甘みと照りで仕上がりに深みを加えるまとめ役です。役割が異なるからこそ、ひとつの料理の中で互いを引き立て合います。
料理酒とみりん、それぞれの特性を味方につければ、普段の料理がより洗練されたものに変わるでしょう。
昔仕込み玄米本みりん500ml |国産玄米麹2倍量で仕込んだ旨味と濃厚なコクの無添加の味醂-かわしま屋-
稀少な「玄米麹」仕込みの本みりん
昔仕込み玄米本みりんは、「玄米麹」仕込みの本みりんです。 一般的に「本みりん」で使用される米麹の原料は、ほとんどの製造元では「白米」で、「玄米」はなかなか目にすることはありません。 これは、玄米を麹にする作業が非常に難しいためです。玄米の硬い糠層には、麹菌がデンプンやタンパク質を分解するのを邪魔する要素があり、麹をうまく造るには熟練の技術と手間が必要です。 昔仕込み玄米本みりんは、あえてこの難しい工程に挑み、玄米由来の米麹で丁寧に仕込みました。玄米本来の持つポテンシャルを最大限に引き出した、極めて稀少な本みりんです。この手間ひまこそが、味の深みの秘訣です。
二倍の玄米麹による濃厚な味わい
昔仕込み玄米本みりんの味わいの決定的な違いは、仕込みに使用する玄米麹の量にあります。 一般的な本みりんの製法に対し、本商品は通常の二倍の玄米麹を贅沢に使用しています。これは、麹の持つ天然の酵素の働きを最大限に引き出すためです。麹の量を増やすことで、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、深みのあるコクと自然な甘みが特徴のみりんに仕上がりました。
二倍の玄米麹によって得られた濃厚な旨味成分は、長期熟成にも耐え、味をまろやかにまとめます。この製法が、素材の味を引き立てる力強いみりんの品質を支えています。
市販品とは全く異なる、強い旨味とコク
玄米は、白米にはない豊富なミネラルや食物繊維、そして外皮(糠)に蓄えられた香ばしさや力強い旨味成分を持っています。 この玄米由来の成分を麹の力でじっくりと引き出し、さらに長期間熟成させたこと・麹の仕込み量を二倍にしたことで、市販品とは全く異なる強い旨味とコク、自然な甘さのある玄米みりんに仕上がりました。
豊かな旨味とコク
二倍の玄米麹により、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、アミノ酸がより多く生成され、味に深みを与えます。煮物や照り焼きに使用すれば、食材の持ち味を損なうことなく、料理全体にグッと深いコクを与えます。
まろやかな甘さ
砂糖のような単調な甘さではなく、玄米のデンプンが分解されて生まれた複雑で上品な、奥行きのある甘みです。もちろん糖類を添加したりなどはしておりません。
市販品との違いを体感してみてください
お料理にお使いになる前に、是非一度市販品と飲み比べてみてください。濃厚な味わいとコク・香りに驚かれると思います。いつものレシピを1ランク押し上げる、自信をもっておすすめできる味醂です。
160年の伝統と革新 甘強酒造の譲れないこだわり
本みりん造りの歴史は古く、創業文久2年(1862年)以来、160年以上の長きにわたり、みりん造りの伝統を守り続けてきたのが、愛知県蟹江町の甘強酒造です。 みりん醸造に適したもち米の産地であり、水運に恵まれたこの地で、甘強酒造は「昔仕込みの本みりん」の伝統製法を今に伝えています。
1. 昔ながらの手間を惜しまない製法
昔仕込み玄米本みりんは、砂糖が貴重であった時代の製法にならい、もち米、米麹、焼酎を混ぜた「もろみ」を時間をかけて丁寧に醸造しています。ゆっくりともち米と米麹が溶け合うことで、米由来の天然のアミノ酸が非常に豊富に生成されます。このアミノ酸こそが、玄米みりんの深い旨味とコクの源です。
2. 長期熟成が育む、まろやかな甘さ
仕込まれたもろみは、蔵の中でじっくりと長期熟成の時を過ごします。熟成期間を長く設けることで、みりんの「角」がとれ、甘みが非常にまろやかになります。この「時間をかける」工程こそが、他にはない複雑で上品な甘さと、そのまま飲んでも美味しい「飲めるみりん」としての価値を生み出します。
3. 品質への揺るぎない追求
甘強酒造は、厳選された良質な地元産の米(もち米)を使い、伝統的な醸造技術を守りながらも、いち早く時代に合わせた品質向上に努めてきました。1999年には、清酒・みりん製造元として全国で初めてオーガニック認定工場を取得するなど、安全と品質に対する揺るぎないこだわりを持ち続けています。
美味しさの秘密は受け継がれる昔ながらの製法
1.もち米の処理
国産のもち米を丁寧に洗浄し、蒸す工程を経て「蒸もち米」を調製します。甘強酒造では、主に地元愛知県産の、粒が大きく粘りのあるもち米を使用しており、これが甘みの強いみりんが生まれる秘訣とされています。
2.米こうじの製造
国産の米を洗浄・蒸し、これに種麹を加えて「玄米米こうじ」を製造します。
3.焼酎の製造
みりんの重要な構成要素である焼酎乙類は、玄米やみりん粕・米を洗浄・蒸した後に蒸留することで製造されます。この製法は、砂糖が貴重であった時代から受け継がれてきたものです。
4.もろみの仕込み
「蒸もち米」と「米こうじ」、そして製造された「焼酎」を丁寧に混合し、「もろみ」を仕込みます。この混合により、もち米と米麹が互いに作用し、みりん特有の豊かな風味とアミノ酸が形成され始めます。
5.糖化、そして精製ろ過と圧搾
糖化が完了したもろみは、まず精製ろ過にかけられ、その後、圧搾されます。この圧搾工程によって、みりんの液体成分が抽出され、同時に副産物として「粕(酒粕)」も得られます。
6.貯蔵・滓引き(熟成)
抽出されたみりんは、貯蔵庫でじっくりと熟成されます。熟成期間を経ることで甘みがよりまろやかになり、深みが増すとされています。貯蔵後には沈殿した不純物を取り除き、みりんの透明度を高めます。
7.火入れ殺菌
熟成を経て清澄になったみりんは、最終的な品質を安定させるため、65℃で60分間の火入れ殺菌が行われます。
8.容器充填
すべての工程を終え、殺菌されたみりんは、製品として容器に充填され、「昔仕込本味醂」として出荷されます。未開封の状態であれば、冷暗所保存で18ヶ月の品質保証期間が設けられています。
玄米麹は体に嬉しい栄養がたっぷり
高い栄養価
玄米を原料に使用しているため、ビタミンE、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウム、鉄分、亜鉛など)といった玄米由来の栄養素をバランス良く含んでいます。 これらの栄養素は、日々の健康維持をサポートする成分として知られています。
豊富な食物繊維
玄米麹には食物繊維が含まれています。 食物繊維は、食生活における重要な要素であり、体の内側から環境を整えたい方の食事をサポートします。
いきいきとした体作りに
玄米に含まれるγ-オリザノールやフィチン酸などの成分が含まれています。 また、フェルラ酸など、健康維持に役立つとされる成分を含んでおり、いきいきとした体づくりのために食事の質を高めることができます。
こだわりの昔仕込み玄米本みりんを日々のお料理に
和食の基本調味料として優れているのはもちろん、その芳醇な風味とすっきりとした甘さは、様々なジャンルのお料理にもお使いいただけます。
マイルドな甘さを加える
昔仕込み玄米本みりんは料理にマイルドかつ自然な甘みを加えて、食材や料理の美味しさを引き立ててくれます。
砂糖ではなく昔仕込み玄米本みりんを利用することで、料理の深みがグッと高まります。
食材の臭み隠しに
昔仕込み玄米本みりんに含まれるアルコールは、加熱によって蒸発する際に食材の臭みを和らげる働きがあります。臭みのあるお肉やお魚を使った料理に活用することで、食材の美味しさを引き立てることができます。
煮崩れ防止に
昔仕込み玄米本みりんはに含まれるアルコールとお米に含まれる糖類には、食材の煮崩れを防ぐ働きがあります。じゃがいもやお魚など、煮崩れしやすい食材を使う際に加えることで、バラバラになるのを防ぎます。
テリとツヤだしに
お料理に昔仕込み玄米本みりんを加えることで、お米に含まれる糖類がテリとツヤを生みだします。味だけでなく食欲を引き立てる見栄えが、より一層お料理を美味しくしてくれます。
昔仕込み玄米本みりんを使ったレシピ
鶏の照り焼き
材料(2人分)
- 鶏もも肉 300g
- 醤油 大さじ1と1/2
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ1と1/2
- 料理酒 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 片栗粉 適量
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 油 大さじ2
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、塩・こしょうを軽く振り、片栗粉を全体にまぶします。
- フライパンに油をしき、冷たい状態で鶏肉の皮目を下にして入れます。中火で皮がパリッとするまで焼きます。
- 裏返してさらに焼き、鶏肉に8割ほどを目安に火を通します。
- 醤油、昔仕込み玄米本みりん、料理酒、砂糖を混ぜ合わせたタレをフライパンに加え、中火で煮詰めます。タレがとろみを帯びるまで煮詰め、鶏肉にしっかりと絡めます。
- 鶏肉を取り出し、フライパンに残ったタレをかけて完成です。
昔仕込み玄米本みりんとはちみつを使ったカリカリ大学いも
材料(2人分)
- さつまいも(中) 1本
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- ごま お好みで
- 油(揚げ用) 適量
作り方
- さつまいもをよく洗い、一口大に切って10分程度水にさらす
- 鍋に油を入れて160度に熱し、さつまいもを入れて5分揚げる
- さつまいもを取り出し、油を180度まで熱する
- さつまいもを戻し入れ、表面がカリッとするまで揚げて取り出す
- 別の鍋に昔仕込み玄米本みりんとはちみつ、醤油を入れ、中火にかけてとろみがつくまで加熱してタレをつくる
- 火を止め、揚げたさつまいも入れて絡める
- お好みでごまをふりかけたら完成
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昔仕込み玄米本みりんについてのQ&A
アルコールは入っていますか?
はい。アルコール度数は14.1度です。
原料はなんですか?
もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造)です。
お酒として飲めますか?
調味料としてご活用ください。
みりんの保存方法は?
常温で保管下さい。寒冷な場所に置きますと底に糖分の白い結晶が出来ることがあります。お湯で温めて溶かしてご使用ください。
商品詳細
| 商品詳細 | |
|---|---|
| 商品名 | 昔仕込み玄米本みりん |
| 分類 | 本みりん |
| 内容量 | 500ml |
| 原材料 | もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造) |
| アルコール度数 | 14.1度 |
| 保存方法 | 冷暗所で保存 |
価格: 1118 円



