せいろのレシピ|簡単・ヘルシーな蒸し料理

せいろのレシピ

せいろのレシピ

小さな子供がいる共働きの我が家は、なるべく手をかけず、効率よく家事をこなすことに知恵を絞っています。

仕事が終わって保育園の子供と帰宅してからは、スピード重視の夕食づくり。
とにかく、パパッとできる手間のかからない料理がメインになります。
でも、育ち盛りの子供の栄養もおろそかにしたくない。

そんな忙しい毎日の救世主となってくれたのが昔ながらの調理道具「せいろ」でした。
野菜もお肉もザクザク切って、せいろにセットして10分蒸すだけ。

せいろの蒸し料理って、本当に簡単で、そのまま食卓に出せるから洗い物がひとつ減るのも嬉しいところ。

今回は、忙しい人でも簡単につくれる、せいろの蒸し料理レシピをご紹介します。

野菜のせいろ蒸し

せいろを買ったら、まずはかんたんでヘルシーな温野菜から。蒸気は100℃以上にならず、適度な温度で食材の旨味が引き出されます。新鮮な旬の野菜が手に入ったのなら、蒸籠で蒸してそのまま食卓へ。
調理時間30
バルサミコソース

 材 料

・好きな野菜
適宜

※芋類など火の通りにくい食材は1㎝くらいの厚さにカットする

 つくり方

1
鍋に水を入れ、沸騰させます。
切った食材をせいろにセットします。
2
お湯が沸いたら、野菜を入れたせいろをセットします。
野菜の種類にもよりますが、5分~10分ほど蒸して中まで火が通ったら完成。

さつまいものもっちり蒸しパン

蒸篭で蒸したしっとりもちもちの蒸しパン。
できたては格別のおいしさです!
材 料8個分
調理時間20
さつまいものもっちり蒸しパン

 材 料

・薄力粉
120g
・卵
1個
・ベーキングパウダー
小さじ1
・きび糖
40g
・牛乳(豆乳や水でも可)
100㏄
・さつまいも
お好み量

 つくり方

1
薄力粉とベーキングパウダーはふるっておく。
さつまいもは角切りにして水にさらす。
2
さつまいも以外の材料をすべてボウルに入れよく混ぜる。混ざったらさつまいもを加え、さらに混ぜる。
3
アルミカップに2の生地を流し込み、せいろにセットする。
4
強火の蒸気で10分~15分くらい蒸す。
竹串を刺し、生地がくっついてこなければできあがり。

野菜と豚肉の重ね蒸し

蒸気で温めた豚肉はやわらかくジューシー。適度に脂も抜けてヘルシー。
辛子醤油やぽん酢でいただくのがおすすめです。
材 料2人分
調理時間10
野菜と豚肉の重ね蒸し

 材 料

・豚バラ肉
180g
・キャベツ(白菜)
お好み
・塩
少々
・酒
大さじ2

 つくり方

1
豚バラ肉を5cm幅に切って酒と塩を揉み込んで30分ほど冷蔵庫に置く。
水気をしっかり切ったキャベツを千切りにしておく。
2
せいろを水洗いし、お湯を沸かす。
せいろを軽く水洗いし、鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
3
せいろにクッキングシートを敷き、キャベツ、豚バラを交互に重ねていく。
4
鍋にたっぷりの湯を沸騰させて、蓋をした蒸篭を置いて、10分ほど蒸したら出来上がり。お好みのポン酢をつけてどうぞ。

茶碗蒸し

子供にも人気の茶碗蒸し。せいろがあれば簡単につくれます。お好きな具材でお楽しみください
材 料4人分
調理時間20
茶碗蒸し

 材 料

・卵
2個
・だし汁
400㏄
・塩
お好み
・鶏ささみ
40g
・しいたけ
4枚
・ぎんなん
適宜
・かまぼこ
適宜
・三つ葉
適宜

 つくり方

1
ボウルに卵を割りほぐし、だし汁を加えて混ぜ、ざるで濾します。(お好みで塩で味を調整してください)
2
鶏ささみは筋を取って一口大に切る。熱湯にくぐらせ、水にとって水けをきる。しいたけは石づきを切り、ぎんなんは薄皮をむく。
3
器に三つ葉以外の具材を入れ、1を注ぎ入れる。表面の泡を竹串などでつぶしておく。
4
せいろで約10分蒸す。中央に竹串を刺し、澄んだ汁がでれば蒸し上がり。卵液が出るようならもう少し蒸す。三つ葉をのせて完成。


 

さつまいもおこわ

せいろで蒸したさつまいもは、甘みが引き出されしっとりほこほこ。
お好みでだし汁を加えてもおいしく召しあがれます。
材 料4人分
調理時間50
さつまいもおこわ

 材 料

・もち米
3合
・さつまいも
1/2本
・だし汁(水)
130㏄
・酒
50㏄
・ごま塩
少々

※もち米は必ず6~8時間浸水させる。

 つくり方

1
研いだもち米を、6~8時間水に浸ける。
さつま芋は1.5cm角に切り、少しの間、水に浸ける。
2
米の水を切り、だし汁と酒を混ぜながら米にかけよく混ぜる。
鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
3
せいろに蒸し布を敷き、米を広げ、上に切ったさつまいもを乗せる。
4
40~50分ほど蒸し上げ、仕上げにごま塩をふって出来上がり。

茹でたり、焼いたりするのとは違い、じっくり蒸し上がった食材は、素材の栄養と旨味が損なわれることがありません。
電子レンジがあたりまえとなった現代ですが、昔はずっとこうして「蒸す」調理法をしてきたんですね、
便利さに慣れてしまい、忘れかけていた木のぬくもり、素材本来の味わいに気づかせてくれたせいろ。
おもてなし料理も、蒸篭があれば意外と簡単。
これからも活躍の機会が増えそうです。

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この記事を書いた人

商品ページ・コンテンツ担当。1児の母。イヤイヤ期まっ盛りの息子の子育てに奮闘中。趣味はヨガとおいしいラーメン屋めぐり。鶏皮が苦手。