緑米の効能・栄養とは|簡単な炊き方レシピとおススメの緑米もご紹介

ヘルシーで栄養豊富な緑米

緑米とは玄米の品種の一つで、玄米の皮の部分に緑色を帯びているのが特徴です。

全国でも生産量が少ない貴重な品種(古代米)で、緑色の玄米の皮の部分にクロロフィルという緑黄色野菜に含まれている成分が含まれているため、緑色をしています。

家庭の食卓ではなかなか見られない緑米ですが、近年緑米が持つ高い栄養価に注目が集まっています。

今回は緑米で得られる健康効果と、簡単な炊き方レシピをご紹介いたします。

緑米とは

緑米の由来

緑米の由来

緑米の起源は諸説ありますが、中国やインドが発祥だと言われています。

赤米や黒米と同じように、縄文時代頃に中国から伝わってきたそうです。

古代米の一種というだけあって、大変古くから存在していた緑米。

日本ではあまり見られない緑米ですが、ネパールやラオスなどのアジア諸国では現在も多く栽培されています。

緑米はもち米です

緑米はもち米の一種で、甘みと粘り気があるのが特徴です。

ただし精米に向かないので、玄米のまま食べるのが一般的です。

しっかりとした噛み応えとモチモチとした食感があるので、日本人好みの食材だと言われています。

国産緑米は生産量が少なく大変貴重

アジア諸国では多く見受けられる緑米ですが、白米が主流の日本国内での生産量は極微量です。

あまりにも少なく、市場にあまり出回っていないことから「幻の米」とも言われています。

古代米の健康効果が注目されている昨今、緑米を生産する農家も増えてくるかもしれませんね。

緑米の栄養成分と効能

緑米の栄養成分と効能

緑米には様々な栄養成分と効能があると言われています。

緑米は緑黄色野菜のように食物繊維や亜鉛・マグネシウムなどが含まれていて抗酸化作用にも期待ができます。

緑米の栄養と効能1 クロロフィル色素で血液循環

クロロフィル色素は植物などに含まれる天然の色素です。

植物や藻類に含まれる葉緑体の中に存在しています。

クロロフィル色素は血液の流れを良くする効果に期待されています。

血中コレステロールを下げ、循環を促し動脈硬化・貧血の改善に良いと言われています。

 

クロロフィル色素で血液循環

緑米の栄養と効能2 ビタミンB1で健康維持

かつて日本の国民病と言われていた脚気(かっけ)はビタミンB1の欠乏によっておこりました。

近年インスタント食品の増加によって起こるビタミンB1不足による脚気が報告されています。

脚気の予防に加え、糖質をエネルギーに変える効果があるので疲れにくい身体づくりにも良いとされています。

 

ビタミンB1で健康維持

緑米の栄養と効能3 マグネシウムで血栓予防

マグネシウムには血管を拡張させて血圧をさげたり、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくする作用があります。

また、酵素の働きを助け様々な健康効果を生んでくれます。

 

マグネシウムで血栓予防

緑米の栄養と効能4 亜鉛で美容効果

亜鉛にはタンパク質の代謝を促し、皮膚や髪のトラブルを改善します。

代謝のペースを速める事で新しい皮膚組織が生まれ、美容効果に期待ができます。

 

亜鉛で美容効果

緑米のおいしい炊き方動画

緑米はご家庭の炊飯器でも簡単に炊くことができます。
白米と一緒に炊くことで、いつもとはひと味違うモチモチの食感と風味をお楽しみください。


緑米の炊き方解説

家庭用炊飯器でできる緑米の炊き方をご紹介いたします。

  • 緑米の分量を量る

    1.緑米の分量を量る

    白米2合に対し、緑米は大さじ1杯を用意してください。
    白米の量を変えるときは、この割合を参考に緑米の量を調整してください。

  • 緑米をとぐ

    2.緑米をとぐ

    白米と緑米を一緒にとぐと貴重な栄養素が溶け出してしまうので、先に白米だけを洗いましょう。

  • といだ白米に緑米を混ぜて軽く洗う

    3.といだ白米に緑米を混ぜて軽く洗う

    洗いすぎないように注意しましょう。浸水時間は30分~1時間が目安です。

  • 緑米の美味しい炊き方 浸水する

    4.浸水する

    柔らかめ…白米を炊くときと同量の水
    やや固め…少し水の量を減らす

  • 炊飯する

    5.炊飯する

    家庭用の炊飯器で炊き上げます。
    白米を炊く設定で行ってください。

  • おいしい緑米ごはんの完成です

    6.おいしい緑米ごはんの完成です

    炊き上がりのご飯をしっかりと混ぜてお召し上がりください。

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この記事を書いた人

商品ページ・コンテンツ担当。20代ながら幼い2児をもち、仕事に子育てにとエネルギッシュに日々奮闘中!