手作り柿酢
一見、難しそうなお酢づくりですが、柿酢は意外にも簡単に作れます。
【柿を仕込む】柿を軽く水洗いします。表面に発酵に必要な酢酸がついているので洗いすぎないようにしましょう。また、柿のヘタを切り落としておきましょう。 【容器に入れて潰す】柿を容器に入れて潰します。固めの柿の場合はすり鉢などを使って軽く潰すと良いでしょう。 【容器の中に水とイーストを加え混ぜる】容器の中の柿に水を加えます。さらにドライイーストも加えて全体が混ざるようにゆっくりかき混ぜます。容器の口部分にネットをかぶせ虫が入らないようにフタを乗せます。 【発酵させる】25~28度の環境で発酵させます。1日で泡が出始め、1週間ほどで泡は少なくなります。 【容器に酢を加える】発酵してできた柿酢の原液に米酢を加えます。容器の口部分にネットを再度かぶせ虫が入らないようにしてください。フタはせずに、35~40度の場所で保管し2回めの発酵を行います。 【酢の完成です】20日~1か月ほどで酢の状態になります。柿酢の表面の膜が薄ければ成功ですが、厚い場合は発酵に失敗した可能性があります。腐敗の香りがした場合はすぐに捨てましょう。 【さらに熟成させる】上手く発酵できた酢は、さらし布を使って濾します。濾した柿酢は容器に戻して68度~72度のお湯で10分間湯せんします。湯せんが終わったら熱を冷ましフタをして1週間から1か月ほど熟成させます。