山崎農園と春夏秋冬
春 苗づくりと田んぼの大事な準備期

トラクター、田植え機、除草機などの機械のメンテナンスは春の大事な作業です。有機無農薬栽培では他の農家さんではされない作業がたくさんあります。もちろん、除草剤は使いません。春の雑草(ヘヤリーベッチやレンゲ他)を草刈りして肥料にします。元肥は熟成した鶏糞を主体に品種によって量を変えています。
苗づくりは湯温消毒から始まります。お湯を使って、種を消毒します。もちろん、ここでも農薬は使いません。次に種を約6日間冷水に入れます。そしてうすく種をまき、スプリンクラーを使った路地育苗を約30日間行います。その間、1枚1枚液肥を散布します。最後は苗踏み。苗がたくましく育つよう心をこめて。
夏 稲の生育のための水と除草の管理

さあ、田植えです。品種によって、株数を変えます。同時に、菜種の元肥を散布します。
除草対策は、水管理が1番ですが除草機も用い、同時に追肥も行います。水漏れや追肥の時期、稲の状態を見るため、毎日、毎日、田んぼを観察してまわり、五感を働かせて農作業を行います。お米を大粒にするため暑いお盆の時期に追肥をします。最後の仕上げは、人の手で草取りと溝切りをします。
新しい栽培方法や除草方法など美味しいお米を作るために、全国各地で行われる研修会にも積極的に参加しています。
秋 稲刈りの適期を見計い、収穫を喜ぶ

コンバイン、籾摺りなどの機械のメンテナンスは稲刈り前の大事な作業です。稲刈りの適期を決めるため、田んぼを毎日観察。収穫時期を通常より約1週間遅らせて熟成を伸ばし、品質の低下が出ないぎりぎりまで待ち、成熟したお米を収穫しています。
そして、いよいよ稲刈り。収穫の喜びを感じる時です。刈り取った稲はゆっくり低温で時間をかけて乾燥し、優しく籾がらを取ります。草の実や石や異物を機械を使い選別するもの大切な作業です。
冬 土づくり。また春を迎えるために

冬の間に、土づくり。自家製のもみ殻たい肥を散布します。排水のために溝を切り、水漏れ対策のために、畔や水路の補修。
倉庫や作業場のメンテナンスも冬場の大事な作業です。春までの間、少しでも時間が空けばまた勉強のために全国を飛び回っています。農家は毎年1年生。
その言葉を常にわすれず、また春を待ちます。