三年梅干し
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三年梅干しとは
無農薬の三年梅干しの販売ページ。 龍神梅や紀和の里梅、竹内農園、海の精など、国産の無農薬栽培選りすぐりの三年梅干しを販売しています。
三年梅干しとは
三年梅干し とは、生の梅を塩で漬け込み、天日で丁寧に干した後、
三年間樽の中でじっくり熟成させた梅干しことです。
干し上がったばかりの梅干しは塩辛く感じますが、二年三年と年月をかけて熟成させることにより、
塩角がとれ、旨味とコクを含んだ芳醇でまろやかな味わいに変わります。
梅干し好きな方には、一度ぜひ召し上がっていただきたい梅干しです。
じっくり三年熟成
「三年梅干し」は、厳選した原料を用い、手作業にこだわった昔ながらの製法でじっくり時間をかけてつくられます。
無農薬の有機栽培で育てた完熟梅を手作業でよりわけ選果。
厳選した一粒一粒を、ミネラルたっぷりの自然塩で漬け込み、その後じっくり天日干しにかけます。
その後、樽に漬け込み、その中で三年間じっくり熟成させます。
樽に漬け込み熟成させる過程で、塩角がとれ、「すっぱい」梅の酸味がまろやかになっていきます。
同時に、梅独自の旨味や芳醇な風味が生まれ、ワインのように、年を経るごとに味わい深くなっていきます。
こうした昔ながらの伝統的な製法は、十分手間と時間がかかりますが、
かわしま屋の「三年梅干し」の中には、樽浸けの後、さらに土用干しを行い、赤しそや天然塩で揉みこんだ後、
再び長期浸けして仕上げるものもあります。
まさに梅の本来の味を最大限に引き出すために、生産者が丹精込めてつくりあげた究極の梅干し。
梅の酸味だけでなく、芳醇な旨味をお楽しみいただけます。
「昔ながらの梅干し」がよい理由
梅干しは非常に保存性に優れた食品です。
昔ながらの製法で余分な添加物を加えずつくられた梅干しの場合、塩分は20%以上あると言われています。
異物混入がなく保存に適した環境であれば、100年を超してもまだ食べられる梅干しも存在するとか。
しかし、最近は調味を施された梅干しが多く市販されています。
天日干しの後水につけて減塩し、その後さまざまな味付けした「調味梅干し」は、調味料や甘味料、酸味料など
多くの添加物が加えられています。
これらの「調味梅干し」は減塩効果はありますが、保存性は悪く、梅本来の風味は調味で損なわれてしまいます。
健康を気遣われる方、梅本来の味を楽しみたい方は、無添加で伝統的な昔ながらの製法で生産された梅干しを
ぜひおすすめします。
三年梅干しの効能
梅は大変栄養価の高い果物です。
ミネラル、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラルや、各種ビタミン、タンパク質などが
豊富にバランスよく含まれています。
疲労回復、食欲増進
疲労回復のもととなるのは、梅の酸味成分でもある「クエン酸」。糖質の代謝を促し活性化させる働きがあり、エネルギー代謝を促進します。
これにより、からだの疲労回復や疲れにくいからだづくりをサポートしてくれます。
また、このクエン酸は、唾液の分泌を促し食欲増進にも寄与。
さらに消化酵素の分泌を高める働きもあり、食物の消化吸収を助けてくれます。
アンチエイジング、美肌効果
クエン酸の効果はまだあります。梅のクエン酸は新陳代謝を促し、体内の老廃物の排出をうながします。
また、梅には「ポリフェノール」や「ビタミンE」「梅リグナン」などの抗酸化成分も豊富に含まれます。
これらにより、美肌効果や老化防止などが期待できます。
殺菌、食中毒予防
「クエン酸」の働きをもう一つ。それは「殺菌作用」です。梅干しをお弁当に入れると傷みにくくなることはよく知られていますが、
からだの中に入ると、胆汁の働きを活発にし、食中毒の原因となる菌に対する予防効果が期待できます。
肝機能向上、血液さらさら効果
梅干しに含まれる「ピルビン酸」という成分は、肝機能を向上させる働きがあると言われています。またジャムなど梅を加熱すると生成される「ムメフラール」という成分には血流の改善効果が。
血液をさらさらにし、血栓予防、動脈硬化などの生活習慣病予防に役立つと考えられています。
胃がん予防
最近の研究の結果、梅に含まれる成分が、胃がんの原因という説もある「ピロリ菌」の増殖を抑制する効果があることがわかりました。
この成分は、梅に含まれる抗酸化物質「梅リグナン」の一種である「シリンガレシノール」
というものです。
毎日少しずつ取り入れることで、がん予防につながることが期待されます。
三年梅干しの楽しみ方
長期間の熟成によって醸成された旨味と、コクを含んだ芳醇でまろやかな味わいが三年梅干しの特徴です。
まずはそのままお召し上がりいただくと、他の梅干しとの違いを存分に感じていただけます。
熱いごはんによく合うので、ごはんのお供としては勿論、おにぎりにしたり、おかゆに入れたり、
ごはんと共に炊いて、炊き込みご飯にすると美味しく召し上がれます。
食材として、梅肉を使った和え物、サラダ、パスタなど、さらに料理の隠し味としてもおすすめです。
また、ちょっと変わった楽しみ方として、冷凍庫で冷凍させると、食感が変わりデザート感覚で味わえます。
そのほか、番茶に入れて召し上がるのもおすすめです。
焼酎のお湯や水割りに入れると口当たりが良くなり、クエン酸の効果で悪酔い防止にも。
梅干し番茶
梅干し番茶は、コップいっぱいの番茶に、梅干しを一粒入れて混ぜれば出来上がりです。梅干しは箸などで潰すと、番茶全体に梅干しの風味が広がり、より美味しくなります。
お腹の調子が悪い時や、目覚めの悪い時、体温が低い時などに一杯飲むと良いようです。
二日酔いの際にもおすすめです。