種子鋏・種子包丁
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種子包丁・種子鋏のお手入れ方法
使用後は洗剤で塩分酸ブンをよく洗い落とし乾燥した場所に保存します。種包丁を研ぐには中砥石をひとつ用意すると良いでしょう。
研ぎはじめる前に、砥石をしっかりと水に浸しておき、包丁の砥石に当てる
角度が変わらないように研いでください。
諸刃の時は、刃先から3ミリぐらいまでがあたるようにして、片刃の場合は
刃をぴったり当ててください。
あまり力をいれず同じ力で刃を大きく往復させてください。
砥石の面が乾かないように、時々少量の水を垂らし、必要以上に研がないように
注意をしてください。
種子包丁・種子鋏の歴史
1543年(天文12年)にポルトガル人が種子島の南端である門倉岬に漂着しました。
そのポルトガル人達により、日本に初めて鉄砲が伝えられました。
当時の島主である種子島時堯(たねがしま ときたか)は
家臣にその鉄砲の製法を学ばせました。
苦難の末、鉄砲の製造に成功し、それが種子島の火縄銃と呼ばれるようになりました。
その後の銃の製造技術の進化と共に、種子島銃の需要は減っていきましたが、
火縄銃で培った鍛工技術は連綿として生き残り、
現在でも種子鋏や種子包丁に継承されています。
伝統の技法で鍛えられた切れ味を是非一度お試しください。