柿の葉焼酎漬けの作りかた
柿の葉とは
柿の葉はレモンの20倍以上と豊富なビタミンCを含み、免疫力を高めると言われています。
通常のビタミンCは熱に弱く、熱すると壊れて減っていくのですが、
柿の葉のビタミンCはプロビタミンCというビタミンCになる前の状態のもので
、熱や加工に強いのが特徴です。
お湯を注いで飲んでもその効果が破壊されることがありません。
ビタミンCの美白効果は医学的に実証されており、しみ・そばかす・ニキビ跡を緩和します。
カキの葉にはカフェインが含まれませんので、日本茶や紅茶を飲むと寝つかれなくなる人におすすめ。
また、妊娠中の妊婦さんやお子様にも安心してご利用いただけます。
お茶として飲むのはもちろん、煎じれば柿の葉エキスに。
ホワイトリカーや焼酎につければ、柿の葉の薬草酒に。
さらに入浴剤として、さまざまな生活シーンでお楽しみいただけます。
【柿の葉焼酎漬けの材料】
・柿の葉:150g程度
・お酒:1.8L…玄米焼酎やホワイトリカーを使用します。度数が35度以上の物を使用してください。
・瓶容器(4L以上の容器がおすすめ)…梅酒などに使う広い口のビンが便利です。
【ステップ1 柿の葉を容器に入れる】
柿の葉を容器に入れていきます。
今回は乾燥した柿の葉を使用しました。
生の葉を使う場合は、よく洗い、少し乾燥させてから使用しましょう。
【ステップ2 容器にお酒を入れる】
容器にお酒を入れていきます。
柿の葉のエキスがしっかり抽出されるように、35度以上のお酒を使用してください。
【ステップ3 柿の葉を定期的に混ぜる】
柿の葉焼酎漬の瓶を週に2-3回程度振って混ぜてください。
柿の葉のエキスがより抽出されやすくなります。
【ステップ4 2-4ヶ月程度保管する】
瓶を密封して冷暗所に保管しておきます。
2~4ヶ月たつと、茶色の液体ができます。
これが柿の葉のエキスで、柿の葉の成分がたっぷり溶け込んでいます。
通常は1ヶ月程でOKですが、濃厚なエキスが欲しい場合はより長い期間置いてみてください。
熟成させた方がエキスも良く出ますので、それだけ効果が高くなると言われています。
【ステップ5 柿の葉を取り出す。】
柿の葉焼酎漬けを2-4ヶ月程度保管した後は、柿の葉を取り出しましょう。
柿の葉焼酎漬けの完成です。
出来上がった柿の葉焼酎漬けは、
常温で保存しても数年持つと言われています。
漬け終えた葉は、エキス分が出た残りですが、
入浴剤として使用できます。ぜひ有効にご活用ください。
是非ご自宅で手軽に柿の葉焼酎漬けづくりを楽しんでみてください。