はちみつレモンの簡単レシピ|基本の作り方と意外な活用アイデアも紹介

はちみつレモンは、爽やかな酸味とやさしい甘さが楽しめる食べ物です。手軽に作れて、そのまま食べるのはもちろん、ドリンクとして日々の食卓に取り入れやすいのも魅力のひとつです。

この記事では、はちみつレモンの基本の作り方をはじめ、よりおいしく楽しむためのポイントや、活用方法までをご紹介します。自家製ならではのやさしい味わいを、毎日の食事やおやつにぜひ役立ててみてください。

もくじ

はちみつとレモンの身体にうれしい栄養素

はちみつレモンは、甘酸っぱさを楽しめるだけでなく、体にうれしい栄養素を自然に取り入れることができます。

はちみつレモンは、生のレモンをそのまま漬け込んでおり、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれています。そのため、気分をすっきりさせたいときや、季節の変わり目にぴったりです。

また、はちみつにはブドウ糖や果糖などの糖質に加え、微量のミネラルやポリフェノールも含まれています。これらは、エネルギー補給や毎日の体調管理をサポートするうえで役立つとされています。

こうした成分を手軽においしく摂れるのが、はちみつレモンの大きな魅力です。

はちみつレモン(レモンのはちみつ漬け)の簡単な作り方

材料は2つのみの、簡単に作れる「はちみつレモン漬け」の基本レシピをご紹介します。

そのまま食べるのはもちろん、炭酸水で割ったりヨーグルトにかけたりと、アレンジもしやすく日々の食卓に取り入れやすい一品です。

はちみつレモン漬け

レモンのはちみつ漬け

そのまま食べてもよし。炭酸水で割ったり、ヨーグルトにかけても美味しいです。
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必要な道具

  • 保存瓶

材料
  

  • レモン 2
  • はちみつ 150 g(レモンが浸かるくらい)

作り方
 

  • 保存瓶は消毒して、よく乾かしておきます。
  • レモンをよく洗い、水気を拭きます。ヘタを切り落として、薄い輪切りにします。種は取り除きます。
  • 保存瓶にレモンを入れて、レモンが浸る量のはちみつを入れます。
  • 冷蔵庫で一晩以上寝かせれば出来上がりです。
  • はちみつが底に溜まるので、時々かき混ぜるか、上下をさかさまにしてください。

コツ・ポイント

レモンは皮ごと食べるのであれば防腐剤やワックスが使用されていないもの、はちみつは純粋はちみつを選びましょう。
保存容器はガラス製のものが日持ちしやすいのでおすすめです。
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ぜひ一度、このやさしい甘さと豊かな味わいを体験してみてください。

はちみつレモンをおいしく楽しむポイント3選

はちみつレモンはシンプルな材料で作られるため、摂取量や素材の選び方を少し工夫するだけで、よりおいしく楽しめます。

ここでは、はちみつレモンを取り入れるポイントを、3つに分けてご紹介します。

  • 適量は1日大さじ1~2杯程度
  • 皮まで安心して使えるレモンを選ぶ
  • 純粋はちみつだとおいしく日持ちしやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

適量は1日大さじ1~2杯程度

はちみつレモンは甘みがしっかりあるため、1日に摂る目安量は大さじ1〜2杯程度が適量です。

はちみつレモンの主成分ははちみつであり、大さじ2杯で約138kcalのエネルギーが含まれています。糖分を多く含むため、とりすぎないよう気をつけましょう。ドリンクとして割って飲むなど、毎日少しずつ取り入れて楽しむのがおすすめです。

参考:文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

皮まで安心して使えるレモンを選ぶ

はちみつレモンでは、レモンを皮ごと使うため、「農薬不使用」「無農薬」のものを選びましょう。

一般的に、レモンには防ばい剤(防腐剤)やワックスが使用されているものが多いです。これは、長時間の輸送や保存に耐えるために食品衛生法の基準に基づいて管理されています。

通常の摂取で健康に影響が出る心配はありませんが、気になる場合は、塩で表面を軽くもみ洗いし、水でしっかりとすすぐと、ある程度落とすことが可能です。

それでも不安な場合は、「農薬不使用」「無農薬」と表示されているレモンを選ぶようにしましょう。

参考:東京都保険医療局 食品安全FAQ

純粋ハチミツならおいしく日持ちしやすい

はちみつレモンを作る際は「純粋はちみつ」がおすすめです。加熱処理や加糖をしていない純粋はちみつは、糖度が高く、水分が少ないため腐りにくく保存性が高いという特徴があります。

一方で、市販の「加糖はちみつ」には、水あめや砂糖などが加えられている場合があり、糖度は低く水分も多くなるため、保存中に発酵したり腐りやすくなる可能性があります。また、はちみつ本来の風味や栄養成分も損なわれている場合があるため、はちみつレモンのように素材の味を活かしたい場合には避けた方がいいでしょう。

購入時にはラベルの原材料を確認し、「精製糖」「水あめ」などの表示がない純粋はちみつを選ぶのが安心です。

参考:東京都保健医療局 はちみつ類品質表示基準実施要領
蜂蜜の特性 とその利用 越後多嘉志(1977) 

はちみつレモンの活用方法5選

はちみつ

はちみつレモンはそのまま食べるだけでなく、ドリンクや料理、スイーツまで幅広く活用できる食材です。漬け込んだレモンとシロップを組み合わせることで、甘酸っぱさと香りを生かしたさまざまな楽しみ方が可能です。

ここでは、はちみつレモンの活用方法を5つ紹介します。

  • レモンのはちみつ漬けを食べる
  • はちみつレモンドリンクにする
  • はちみつレモンヨーグルトにする
  • 肉料理やドレッシングに活用する
  • スイーツ作りに活用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

レモンのはちみつ漬けを食べる

漬け込んだレモンは、はちみつの甘みが加わってほどよい甘酸っぱさになります。

皮ごと食べることで、レモンの香りや苦みを楽しみながら、食物繊維やビタミンも丸ごと摂れます。朝食や小腹がすいた時のおやつ代わりにぴったりです。

はちみつレモンドリンクにする

はちみつレモンのシロップを炭酸水、お湯、水などで割るだけで、スッキリとしたレモネード風ドリンクが手軽に楽しめます。また、紅茶に加えればレモンティー風の味わいになり、上品な一杯に仕上がります。

おすすめの配合比率は、150〜200mlに対してシロップ大さじ2杯です。

お好みに合わせて濃さを調整しながら、自分だけのアレンジを楽しんでみてください。

はちみつレモンヨーグルトにする

プレーンヨーグルトに、はちみつレモンをかけるだけの簡単アレンジです。

甘酸っぱさがプラスされ、朝食やデザートに最適です。レモンの酸味が乳製品のコクと調和し、さっぱりとした後味になります。漬けこんだレモンを細かくカットして混ぜるのもおすすめです。

肉料理やドレッシングに活用する

はちみつの甘みとレモンの酸味は、肉料理やサラダとも相性抜群です。

たとえば、鶏の照り焼きや豚肉のソテーにはちみつ代わりにソースとして加えると酸味と甘さのある深い味に仕上がります。また、オリーブオイルや醤油と合わせてドレッシングにすれば、レモンの香りのするさわやかなサラダが完成します。

スイーツ作りに活用する

レモンの風味と優しい甘さはスイーツとの相性も抜群です。

濃い目の味に割ってゼラチンを溶かし固めるとゼリーが完成します。他にもパウンドケーキやマフィン、レアチーズケーキなど、さまざまなお菓子に活かせます。材料がシンプルなので、シロップ部分を生地に混ぜたり、輪切りレモンをトッピングに使ったりと応用の幅も広いです。

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かわしま屋の「花々の蜂蜜」は、無添加・非加熱・無濾過の貴重な生はちみつです。

愛媛・佐田岬半島の豊かな自然の中で育ったミツバチが集めた、加熱や加工を一切していない天然の蜂蜜。採れる時期によって風味や色合いが異なるのも、自然の恵みならではの魅力です。

ぜひ一度、このやさしい甘さと豊かな味わいを体験してみてください。

はちみつレモンに関するQ&A

はちみつレモンは何日漬けますか?

冷蔵庫で保存しながら、1晩ほど漬けると食べ頃になります。レモンの皮がやわらかくなり、はちみつの甘さとほどよくなじんだ頃が目安です。時間が経つほどに味がしみ込み、まろやかになるため、お好みのタイミングでお召し上がりください。

使用するレモンは何がいいですか?

はちみつレモンでは皮ごと使うことが多いため、「農薬不使用」「無農薬」のレモンが安心でしょう。農薬やワックスが心配な場合は、塩でこすり洗いした後、水でしっかりとすすぐとある程度落とすことができます。

はちみつレモンはどのくらいの量を食べるのが良いですか?

1日あたり大さじ1〜2杯程度が目安です。はちみつには糖分が多く含まれているため、摂りすぎには注意しましょう。ヨーグルトに加えたり、ドリンクとして少しずつ取り入れるのがおすすめです。

使用するはちみつの種類で保存性に違いはありますか?

加熱処理や加糖がされていない「純粋はちみつ」は糖度が高く水分が少ないため、腐りにくく保存に適しています。一方で、水あめや砂糖が加えられている「加糖はちみつ」は、保存中に発酵や劣化の原因になる場合があります。

はちみつレモンのアレンジレシピにはどんなものがありますか?

そのまま食べるほか、炭酸水やお湯で割ってドリンクにしたり、ヨーグルトのトッピング、肉料理のソース、ドレッシングやスイーツ作りにも使えます。シンプルな材料だからこそ、幅広いアレンジが可能です。

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この記事を書いた人

農業と栄養について学んだ知識を活かし、食や暮らしに関する記事を執筆中。趣味は家庭菜園とお菓子作り。子どものために作ったおやつを、つい自分が食べすぎてしまうのが最近の悩みです。

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