カフェインレスコーヒーは安全な抽出法のものを選びましょう
こんにちは、かわしま屋の川口です。
最近、「デカフェ」という言葉もよく耳にするようになり
日本でもカフェインレスが定着してきたような気がします。
ところが、カフェインレスについて、
薬品を使っていて危険・・という情報を目にして
一気に不安になった私です。
今回は、そんなカフェインを取り除く方法について調べてみました。
カフェイン抽出方法
カフェインを取り除くには、主に3つの方法があります。
(1)有機溶媒
まずは、上記で紹介した海外で行われている化学薬品を使った方法です。
薬品は「ジクロロメタン」が使われています。
(2)水抽出
水だけで抽出するわけではなく、上の有機溶媒抽出と同じように薬品を使用する方法です。
ただし、コーヒー豆と薬品が直接触れることはない為、より安全性が高い方法と言われています。
味の方は名前の通り「水っぽく」なってしまうようで、期待はできないようです。
(3)超臨界二酸化炭素
この方法は化学薬品も使っていませんし、上記2つの弱点を克服している優秀な方法と言われていますが、
それほど多く利用されてはいません。
おそらく、コスト的に採算を取るのが難しいのだと思います。
国内で販売されているカフェインレスコーヒーは安全
日本では化学薬品を使用してカフェインを抜くことは法律で禁止されていますが、海外ではごくごく一般的のようです。
ですから、例えば、
海外のスターバックスのような有名なカフェでデカフェを注文
海外の一般的なスーパーでカフェインレスコーヒーを買う
と、その化学薬品によって処理済みのものを口にすることになります。
日本では、その化学薬品が認可されていない為、
国内で購入するカフェインレスコーヒーに関しては、
薬品は使われていないと考えて大丈夫です。
デカフェの為に海外で一般的に使われている薬品は
「ジクロロメタン」という有機溶媒の一種なのですが、なぜこれが日本で認可されていないのか?
というと、非常に強い薬品だからですね。
wikipediaの最初の4行を読んでも、
金属機械の油脂を洗浄する用途で多用されている
環境負荷とヒトへの毒性の懸念
廃棄が監視される物質
と、かなりの劇物であることがわかると思います。
海外では、なぜこんな危険な化学薬品を使ってデカフェをしているかというと、
・処理が簡単
・味が落ちない
からなんですね。
日本で販売されているものに関しては気にする必要がないことがわかりました。
ただ、海外のお土産などで、デカフェをもらうケースは少し注意が必要ですね。
結局、日本で購入するならば、カフェインレスコーヒーを選ぶよりも、
たんぽぽコーヒーのようなノンカフェインを選んだ方が、さらに安全性が高く味も美味しいと思います。
かわしま屋では、化学薬品を使用せず、メキシコの天然水をつかった
「マウンテン・ウォーター製法」によりカフェインを除去した
安全でおいしいカフェインレスコーヒーをご用意しています。
ぜひご覧くださいませ。