【2024年最新】リンゴ酢のダイエット効果と飲み方や飲むタイミングを解説
記事の監修
管理栄養士
鶴田ようこ
調理師・管理栄養士。2つの資格を生かし食用油脂製造会社にて品質管理に従事。
菜種油、オリーブ油の品質に関する分析、衛生管理等を行う。
幼い頃から野菜作りの手伝いをしていたことから、季節の野菜料理が得意。
健康効果のあるお酢の中でも特に人気の高いリンゴ酢。そんなリンゴ酢にダイエット効果があるのかどうかは気になるところですよね。
この記事では、リンゴ酢にダイエット効果が期待できる理由や摂るタイミング、リンゴ酢ダイエットのコツついてご紹介します。
リンゴ酢ダイエットとは?
「リンゴ酢ダイエット」とは、ダイエット効果が期待されるリンゴ酢を積極的に摂取することで、健康的に体重を減少させるダイエット法です。
リンゴ酢は果実のリンゴを発酵させて造られるお酢です。
他の食酢と同様に、リンゴ酢にも酢酸やクエン酸が豊富に含まれています。
酢酸は脂肪の合成を抑制する作用があり、体脂肪の増加を防ぐのに効果が期待されます。また酢酸には血糖値の上昇を抑制し肥満予防する働きがあるため、ダイエットに効果的と言えます。
クエン酸は、代謝の向上や疲労回復に役立ちます。低カロリーで食事中に摂取しても安心で、さらにこのダイエット法は、リンゴ酢を飲む、または料理に加えるなどして日常の食事に簡単に取り入れられます。
ただし、リンゴ酢だけに頼るのではなく、バランスの取れた食事と適度な運動も併せて行うことが重要です。
リンゴ酢にダイエット効果が期待できる理由
最近の研究では、リンゴ酢が体脂肪の減少に効果的であることが示されています。
2024年3月に行われた研究によれば、リンゴ酢を定期的に摂取することで体重やBMIが有意に減少し、体脂肪率も低下することが確認されました。
リンゴ酢にはダイエットをサポートする効果として以下のような作用があります。
・血糖値の上昇を抑える
・新陳代謝を活発にする
・食べ過ぎを防ぐ
・便秘を改善する
・むくみを改善する
それぞれの作用について解説します。
血糖値の上昇を抑える
リンゴ酢に含まれる酢酸には血糖値の急激な上昇を緩和する作用があると言われています。食後のインスリンの分泌を穏やかにすることで、血糖値の急上昇を抑え、結果的に食欲のコントロールに役立つと考えられています。
この働きは、特に炭水化物を多く含む食事を摂った際に効果的です。
食べ過ぎを防ぐ
1つ目にご紹介した「血糖値の上昇を抑える」作用は、摂取した糖が小腸でゆっくりと吸収されるために起こるものです。
つまり、リンゴ酢を摂ると糖が小腸の中に留まる時間が長くなるため、満腹感が長続きすると考えられています。リンゴ酢は、食べ過ぎや間食を防ぐのに一役買ってくれるかもしれません。
新陳代謝を活発にする
リンゴ酢には体の代謝を促進する効果があるとされています。酢酸が脂肪燃焼を助ける役割を果たすことで、全体的なエネルギー消費量が増加し、新陳代謝が活発になる可能性があります。
リンゴ酢の定期的な摂取は代謝の向上につながり、ダイエットサポートに効果的であると期待できます。
便秘を改善する
リンゴ酢には消化を助ける効果があるとされ、特にリンゴ酢に含まれる酢酸菌が腸内環境を整えるのに役立つと考えられています。
リンゴ酢を定期的に摂取することで、便秘の緩和が期待でき、消化促進によりダイエットにも良い影響を与える可能性があります。
むくみを改善する
リンゴ酢にはカリウムが含まれており、カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、むくみの解消に役立つでしょう。
また、リンゴ酢を水で薄めて摂取することで、利尿作用を促し、体内の水分バランスを改善することができると言われています。
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リンゴ酢ダイエットの方法
さまざまな面でダイエットをサポートしてくれるリンゴ酢。こちらでは、リンゴ酢を安全かつ効果的に摂取する適正量、効果的なタイミング、そして美味しく続けるための摂り方を紹介します。
1日の適正摂取量
リンゴ酢の適正摂取量は、一般的に1日大さじ1~2杯(約15~30ml)が目安とされています。
摂るタイミング
リンゴ酢を飲むのは食事中や食後がおすすめです。食べたものの消化をサポートしたり、食後の血糖値の急激な上昇を防いでくれたりするでしょう。料理に使うのもいいですね。
摂り方
リンゴ酢をそのまま飲んだり過剰摂取をしたりすると胃腸に負担をかける恐れがあります。1日大さじ1~2杯を目安に水などで薄めて飲むか、料理に使用するようにしてください。
リンゴ酢ダイエットのコツ
リンゴ酢ダイエットを効果的に行うためにはどのような点に気をつけたらいいのでしょうか。こちらではリンゴ酢ダイエットの効果を実感しやすくするコツを2つ紹介します。
添加物の入っていないリンゴ酢を選ぶ
リンゴ酢の中には飲みやすくするために甘味料などの添加物がたくさん入った商品も少なくありません。ダイエットを目的に飲むのであれば、極力添加物の入っていないリンゴ酢を選ぶのが望ましいでしょう。
毎日摂る
リンゴ酢ダイエットはすぐに効果が出るダイエット法ではありません。そのため、毎日継続してリンゴ酢を摂取することが大切です。
習慣化のために、まずは毎日同じタイミングでリンゴ酢を摂るように意識してみましょう。例えば、リンゴ酢を牛乳で割って朝食に飲んだり、昼食にはリンゴ酢を使ったドレッシングをかけたサラダを食べたりするなど、続けやすい方法があるはずです。
以下、リンゴ酢を使ったおすすめのレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
はちみつリンゴ酢
材料
- リンゴ酢 大さじ 1
- はちみつ 大さじ 1
- 水 200 cc
作り方
- グラスにりんご酢とはちみつを入れます。
- 水を注いでよく混ぜます。
動画
コツ・ポイント
ホットリンゴ酢
材料
- リンゴ酢 大さじ 1
- はちみつ 大さじ 2
- お湯 150 ml
作り方
- グラスにリンゴ酢とはちみつを入れます。
- お湯を注いでよく混ぜます。
動画
コツ・ポイント
リンゴ酢牛乳(アップルサイダービネガーミルク)
材料
- リンゴ酢 大さじ 1
- はちみつ 大さじ 1
- 牛乳 150 ml
作り方
- グラスに リンゴ酢とはちみつを入れます。
- 牛乳を加えてよく混ぜます。 お酢にはタンパク質を凝固させる性質があるので、トロッとしてきます。
コツ・ポイント
果物のりんごを使った醸造酢のことです。原料のリンゴをゆっくりと時間をかけて自然発酵させたものです。日本では「リンゴ酢」海外では「アップルサイダービネガー」と呼ばれています。 ■リンゴ酢牛乳の効果は?
牛乳にリンゴ酢を混ぜていただくと、まろやかな口当たりになります。酸味が苦手!という方におすすめのリンゴ酢の飲み方です。 牛乳には、ダイエット中に不足しがちのカルシウムが含まれており、リンゴ酢を混ぜることでトロッとした口当たりになり満足感を得やすくなります。
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リンゴ酢とオリーブオイルのドレッシング
材料
- オリーブオイル 大さじ 2
- リンゴ酢 大さじ 1と1/2
- 砂糖 小さじ 1/2
- 塩 小さじ 1/4
- こしょう 少々
- 乾燥バジル 適量
作り方
- オリーブオイルに砂糖、塩を加えて混ぜます。
- リンゴ酢を加えて透明感がなくなるまでしっかり混ぜます。
- 仕上げにこしょう、バジルを加えて完成です。お好みのサラダにかけてお召し上がりください。
コツ・ポイント
リンゴ酢で寒天
材料
- リンゴ酢 50 ml
- 水 450 ml
- オリゴ糖シロップ 大さじ 2
- 寒天(粉) 4 g
作り方
- 鍋に水と寒天を入れて火にかけます。
- 沸いたら2分ほど煮て寒天をしっかり溶かします。
- 火を止めてリンゴ酢とオリゴ糖シロップを加えて混ぜます。
- 水で濡らした保存容器に流し入れます。
- 粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
コツ・ポイント
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リンゴ酢ダイエットについてのQ&A
- リンゴ酢にはダイエット効果がありますか?
- リンゴ酢には、脂肪を燃焼する効果をもつクエン酸とアミノ酸が含まれているため、ダイエット効果が期待できます。
リンゴ酢を運動前に飲むと、より脂肪燃焼効果が高まるでしょう。 ただし、空腹時は避けてくださいね。
- リンゴ酢はいつ飲むとダイエットに効果的ですか?
- リンゴ酢を糖質の多いご飯やじゃがいもと一緒に摂ると、血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。
そのため、ダイエット目的でリンゴ酢を摂るなら、食事中や食後がおすすめです。
- ダイエットにおすすめのリンゴ酢の飲み方が知りたいです。
- 大さじ1のリンゴ酢に対して水や牛乳など150~200cc程度で割り、1日に1~2杯を飲むのがおすすめです。酸味がマイルドになるはちみつを入れるのもいいですね。
ダイエットのためにリンゴ酢を飲む場合、継続して飲み続けることが大切です。好みの味を見つけて一定期間、飲み続けてみてくださいね。
- リンゴ酢はそのまま飲めますか?
- リンゴ酢に含まれる酢酸には、ものを溶かす作用があるため、リンゴ酢を原液のまま飲むと歯や胃にダメージを与える可能性があります。
炭酸水や豆乳などお好きな飲み物で割って飲み、原液で摂取するのは避けましょう。
- リンゴ酢とオリゴ糖を一緒に摂ると体にいいですか?
- リンゴ酢もオリゴ糖も体に良い食品ですが、一緒に摂る必要性は今のところ明らかになっていません。
リンゴ酢には血糖値の上昇を抑えるなどの効果が期待でき、オリゴ糖には腸内環境を整える作用が期待できます。
●管理栄養士からのコメント
ほかのお酢と比べてフルーティーで取り入れやすいリンゴ酢は、ドリンクだけでなくお料理にもお使いいただけます。
お酢には、タンパク質を固める性質があるため、牛乳や豆乳に加えるとトロッとしたまろやかなドリンクになります。水割りや炭酸のお酢ドリンクが苦手な方も試してみてはいかがでしょうか。
管理栄養士プロフィール
◎鶴田ようこ
調理師・管理栄養士。2つの資格を生かし食用油脂製造会社にて品質管理に従事。
菜種油、オリーブ油の品質に関する分析、衛生管理等を行う。
幼い頃から野菜作りの手伝いをしていたことから、季節の野菜料理が得意。
リンゴ酢ダイエットにおすすめのリンゴ酢
かわしま屋では、ダイエット効果や健康効果が期待できる酢酸菌を豊富に含んだリンゴ酢を取り扱っています。
お試しサイズもご用意していますので、ぜひチェックしてみてください。
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