ゆで小豆の作り方|料理に使いやすい無糖の小豆の煮方


ゆで小豆

あんこや和菓子以外にも料理に使える、お砂糖を入れない小豆の煮方です。
作り置きしておけば、サラダやお粥にそのまま使えて栄養豊富な小豆をもっとヘルシーに食べることができます。
後からお砂糖を加えて、ぜんざいやあんこを作りこともできます。

ゆで小豆の作り方

ゆで小豆

無糖のゆで小豆の作り方です。
4 from 12 votes
調理時間 1 hr
材料(人分) 1

材料
  

  • 小豆 200 g
  • 500 ml

作り方
 

  • 小豆をたっぷりのお水でやさしく洗います。
  • 小豆にたっぷりの水を加えて中火で煮ます。小豆は水を吸うと2.4倍ほどに膨れるので大きめの鍋を使用しましょう。
    小豆は浸水は必要なくそのまま炊き始められます。
  • 沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど放置して蒸らします。
  • 蒸らし終えたら煮汁を捨てます。ここまでの工程を渋切りと呼びます。
  • 渋切りをした小豆と水を入れて煮ます。ここでの水の量は豆の4~5倍ほどです。
  • 鍋を中火にかけ、沸いたらアクをすくい取ります。煮ている最中、小豆が湯から出ないように時々さし水をします。
  • 40~50分煮て一度豆の煮具合を確かめます。
    指で豆をつぶし、軽い力でつぶれる状態が良い煮具合です。小豆の品種などによって1時間以上かかることもあり、大きさによって煮えムラも出てくるので、いくつかの豆をみて煮えている状態になったら火から外します
  • 蓋をしたまま30分蒸らします。この蒸らしで煮えムラがなくなれば完成です。
このレシピのキーワード 小豆

保存方法

保存方法

完成した煮小豆は、容器に移して冷蔵庫で保存します。
冷蔵保存の場合は1週間で食べきるようにしてください。
使いきれない分は、保存袋などに入れて冷凍保存もできます。
冷凍保存の場合は2ヶ月が目安です。

ゆで小豆のアレンジレシピ

ゆで小豆を使ったアレンジレシピをご紹介します。

小豆とかぼちゃのいとこ煮

小豆を使った定番料理の一つです。 かぼちゃも十分甘みがあるので、甘いゆで小豆か無糖のゆで小豆かお好みで使い分けてみてください。
4.43 from 14 votes
調理時間 30 mins
材料(人分) 4

材料
  

  • ゆで小豆 200 g
  • かぼちゃ 300 g
  • しょうゆ 15 cc

作り方
 

  • 一口大に切ったかぼちゃと水を鍋に入れ、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
  • ゆで小豆としょうゆ、水を適量加える。
  • 落としブタをして、弱火で10分ほどコトコト煮る。
  • 火から下ろしてしばらく置いておき、味をなじませる。
    火から下ろした直後は水分が多い状態ですがしばらく置いておくとかぼちゃに煮汁が染み込み、水分量も少し減って、とろりとした状態になります。
このレシピのキーワード 小豆

小豆の栄養と美容・健康効果

小豆には良質なタンパク質や豊富な食物繊維・ポリフェノールなど、さまざまな栄養分がたっぷり含まれています。

美容・健康効果だけではなく、ダイエット効果も期待できる食材です。

小豆に含まれる栄養素は具体的にどんな効能をもたらすのかについては「高い栄養価をもつ小豆の美容・健康・ダイエット効果と小豆レシピ」で解説しています。

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ゆで小豆についてのQ&A

圧力鍋で小豆を煮ようとレシピを調べたのですが、一晩水に浸けてその水を使って煮る方法とすぐに火にかけ煮こぼしてから煮る方法があるようですが、どちらが圧力鍋に合っているのでしょうか?
一晩浸けてから煮る方法は渋みは取れるのでしょうか?
どちらの方法でも大丈夫です。時間がない時には、浸水させなくても大丈夫ですが、その場合は一度圧力をかける前に小豆とひたひたの水を鍋に入れ強火にかけて沸騰したら一度ざるにあげるようにしましょう。(渋抜きもしくはアク抜きのため)
どうしても、えぐみが残ってしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?
えぐみが気になる場合は、三回ほど渋切り(アク抜き)をお勧めします。
さらに渋切りの際に、沸騰したら差し水を加えることで豆のしわが伸び豆の芯まで煮えることで渋さもなくなるともいわれています。
圧力鍋の場合はどのように作ったら良いですか?
あずきを一度渋切りしたら、あずき:水=1:3の割合であずきと水を入れ圧力鍋の蓋をし火にかけ、圧力がかかったら弱火にし約5-10分煮ます。圧がさがったら蓋を開け塩を入れ砂糖を数回に分けて入れながら、好みの硬さまで(目安約15分)煮たら出来上がりです。
炊きあがった小豆の保存方法は?
容器に入れて冷蔵庫で保存してください。すぐに食べない場合は冷凍保存もできます。
保存期間はどれぐらいですか?
冷蔵保存の場合は1週間で食べきってください。冷凍保存の場合は2ヶ月ぐらいが目安です。

おすすめ商品

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この記事を書いた人

コンテンツ、写真撮影担当。暇があったらキッチンで発酵食品や保存食品を作ったり、写真を撮ったりしています。趣味は一人で映画に行くこと。