はちみつ黒酢でダイエット!効果的な飲み方や飲むタイミングを解説

普通の穀物酢などに比べて栄養価が非常に高い「黒酢」とパーフェクトフードと呼ばれるほど栄養成分豊富な「はちみつ」を組み合わせた「はちみつ黒酢」。はちみつ黒酢ダイエットは、黒酢とはちみつの相乗効果を取り入れてスリムな体型をめざすため、無理なく続けられるダイエットです。
市販のはちみつ黒酢ドリンクもありますが、「添加物が気になる…」「もっと身体に優しい方法でダイエットしたい!」「基本は押さえつつ自分好みにアレンジしたい」という方には、簡単にできる手作りはちみつ黒酢がおすすめです。
この記事では、はちみつ黒酢の効能や、効果的な飲み方、おすすめのレシピをご紹介します。

もくじ

はちみつ黒酢の効果・効能

「はちみつ黒酢はダイエットに効く!」と漠然と認知が高まっていますが、「具体的に何に効くのか?」「どうして痩せるのか?」を、よく知らない方は少なくありません。
ダイエットに取り組む前に、はちみつ黒酢の効果を改めておさらいしましょう!

はちみつ黒酢の効果① 基礎代謝アップ

はちみつ黒酢を飲み続けるメリットとして、「基礎代謝が高い=何もしていなくても沢山のエネルギーを消費する」という痩せやすい身体づくりができることが挙げられます。
黒酢に含まれる酢酸は、体内に取り込まれるとクエン酸に変化し、細胞の代謝を活性化させる働きをしてくれます。
また、はちみつに含まれる糖の20~40%は、糖質のなかでも特に代謝を高めてくれるフルクトース(果糖)なのです。
はちみつ黒酢ドリンクを毎日飲み続ければ、基礎代謝が少しずつ引き上げられ、結果としてより痩せやすい・痩せてもリバウンドしにくい身体づくりに繋がるのです。

はちみつ黒酢の効果② 便秘に効く

黒酢に含まれる酢酸は胃酸の分泌を促すため、腸が刺激されて消化機能が活発になります。
また、はちみつには高い殺菌力があり、摂取すると腸内の悪玉菌を減らしてくれます。更に、はちみつに含まれるグルコン酸やオリゴ糖が腸内のビフィズス菌を増やしてくれるため、腸内環境が整います。
このように、黒酢とはちみつの相乗効果によって、便秘がちな方の体質改善が期待できます。

はちみつ黒酢の効果③ 内臓脂肪の減量

黒酢に含まれるアミノ酸は、脂肪を分解する酵素・リパーゼの働きを活発にして、内臟脂肪の合成を阻害してくれます。
肥満が原因の高血圧が気になる方には、脂肪による血管の圧迫を防ぎ、血中の脂肪が増えるのを防いでくれるだけでなく、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールのみを減少させる効力も発揮してくれるので一石二鳥でしょう。

参考:黒酢濃縮末含有食品の内臓脂肪蓄積に与える影響

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/16/1/16_13/_pdf/-char/ja

はちみつ黒酢の効果④ むくみの解消

黒酢とはちみつのどちらにも、体内の余分な水分や塩分・老廃物を排出してくれる「カリウム」が含まれています。そのため、血液などのめぐりがよくなってむくみが解消されることが期待できます。

はちみつ黒酢作りにおすすめの黒酢

はちみつ黒酢の効果的な飲み方

ダイエットが目的なら、もっとも効率的なはちみつ黒酢の摂り方が気になりますよね。
「はちみつ黒酢はいつ飲むと効果的なの?」「飲む量はどれぐらいがいいの?」「デメリットや注意点はあるの?」といったよくある疑問を解決します!

はちみつ黒酢を飲むタイミングは?

はちみつ黒酢の効果を最大限に引き出すには、朝食か昼食の食中~食後に飲むのがおすすめです。 食事中から食後にかけては消化がよくなり、黒酢の成分が吸収されやすくなります。
夕食時に摂取しても構いませんが、食後にすぐに歯磨きをして寝る場合は、酸の影響により歯が溶ける酸触歯になる恐れがあります。同じ理由で、寝る前の摂取も注意が必要です。
加えて、空腹時は黒酢の刺激によって胃や食道を痛めてしまう可能性があるので、飲まないようにして下さい。
また、スポーツやエクササイズの習慣がある方には、黒酢に含まれるアミノ酸の脂肪燃焼サポート効果が発揮されるように、運動の30~40分前に摂取するのがおすすめです。
できるだけ毎日はちみつ黒酢を摂るタイミングを決めておくことで、無理なく自然に長く続けることができます。

はちみつ黒酢の一日の摂取量の目安は?

はちみつ・黒酢ともに大さじ1が適量です。お水やお湯、炭酸水など好きなもので割ってドリンクとして飲むのが一般的ですが、サラダのドレッシングにしたりヨーグルトに入れるなど、様々な摂り方があります。
いくら身体によいものでも短期間で大量に摂ってしまうと、身体に負担がかかり、デメリットが生じます。適量を毎日続けて飲むことを心掛けましょう。

はちみつ黒酢の注意点

これまでにご紹介した通り、はちみつ黒酢を飲む量とタイミングには注意が必要です。
黒酢は酸が強いので摂り過ぎたり摂るタイミングによっては消化器官を痛めてしまう恐れがありますし、万能薬と言われるはちみつも糖質が主体のため摂り過ぎるとカロリー過多になりかねません。
ダイエットするつもりが、逆に思わぬ身体の変化・不調が起こってしまった…ということにならないように、しっかり注意点を守って取り組んで下さい。

はちみつ黒酢のダイエット効果

はちみつ黒酢は本当に痩せる?

はちみつ黒酢を摂り続けた結果、実際に痩せた人がいるのか…気になりますよね。
口コミを見ても、「痩せた!」という人もいれば、効果を実感できていない人もいます。毎日、同じようにはちみつと黒酢を摂っても、やはり元々の食事や運動といった生活習慣によって結果には個人差が出るものです。
また、はちみつ黒酢ダイエットの経験者には、短期間で急激に痩せたというよりも、飲む習慣が定着すると自然に体重が落ちてきたという方が多いようです。時間を掛けて痩せやすい体質を目指すのはかなり根気が要ることです。しかし、その分、リバウンドしにくくなるという効果も期待できるので、長い目で見るとまずは試してみる価値があると言えるでしょう。黒酢もはちみつも栄養が豊富な食材なので、摂り続けることで「以前より疲れにくくなった」「体調を崩しにくくなった」といった、ダイエット以外の点での思わぬメリットが実感されることもありそうです。

はちみつ黒酢作りにおすすめの黒酢

はちみつ黒酢は、はちみつのカロリーで太る?

はちみつ黒酢には、はちみつが含まれるため「そのカロリーで太るのではないか?」と気になる人もいるでしょう。
はちみつは同じ量の砂糖に比べてカロリーが1/3ほどで、はちみつに含まれる糖の20~40%は、代謝を高めてくれるフルクトース(果糖)です。そのため、普段使いの砂糖の代わりにはちみつを用いるだけでも、日々の摂取カロリーを減らすことができます。
また、はちみつは低GI食品です。低GI食品を摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになり、インスリンの分泌も穏やかになります。結果、「糖が脂肪に変わらずに脳のエネルギーとして利用されやすい=身体に蓄積されにくい」というメリットがあります。

はちみつ黒酢のおすすめレシピ

はちみつ黒酢を日々の生活に取り入れてダイエットを志す方に大切なのは「毎日続けること」です。そのために、自分に合った取り入れ方で習慣化できるようにしましょう。
基本のはちみつ黒酢を作るときの分量や割り方、アレンジドリンクなど、おすすめのレシピをまとめてご紹介します!

はちみつ黒酢のソーダ割り

健康のため毎日摂取したい黒酢を、シンプルな炭酸割りで。ほのかに感じられる玄米らしい風味とはちみつの甘みが身体にしみわたります。
4 from 11 votes
調理時間 5 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • 黒酢 大さじ 1
  • はちみつ 大さじ 1
  • 炭酸水 150 ml

作り方
 

  • コップに黒酢とはちみつを入れます。
  • 炭酸水を入れて混ぜたら完成です。
このレシピのキーワード 酢レシピ, 黒酢, 血行促進, 血糖値

はちみつ黒酢のお湯割り

寒い季節やお家でのリラックスタイムには、身体をホッと安らげてめぐりを整えてくれるはちみつ黒酢のお湯割りを。
4.5 from 4 votes
調理時間 5 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • 黒酢 大さじ 1
  • はちみつ 大さじ 1
  • お湯 150 ml

作り方
 

  • カップに黒酢とはちみつを入れます。
  • お湯を注いで混ぜたら完成です。
このレシピのキーワード 酢レシピ, 黒酢, 血行促進, 血糖値
はちみつりんご黒酢

はちみつ入りりんご黒酢

りんご入りの黒酢にはちみつを加えた優しい甘さのドリンクです。お酢のツンとした感じが苦手な方にもおすすめです。
4.67 from 6 votes
調理時間 7 d

材料
  

  • 黒酢 300 cc
  • りんご 2
  • 氷砂糖 300
  • はちみつ 大さじ 4
  • 密閉できる容器
  • 水、炭酸水 お好みの量

作り方
 

  • りんごを16等分にカットします。
  • 材料を密閉容器に入れて冷蔵庫に入れます。
  • 1日1回、容器の中身をかき混ぜるようにして、1週間経ったら完成です。水や炭酸水で割ってお召し上がりください。

コツ・ポイント

・りんごは2週間を目安に取り出してください。取り出したりんごは、お召し上がりいただけます。
このレシピのキーワード 酢レシピ, 黒酢, 血糖値

ブルーベリーとバナナのはちみつ黒酢スムージー

忙しい朝でもたっぷり栄養&エネルギーチャージができる、見た目もオシャレな一杯です。
4 from 4 votes
調理時間 5 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • ブルーベリー ひとつかみ
  • バナナ 1
  • 黒酢 大さじ 1
  • はちみつ 大さじ 1

作り方
 

  • 材料をすべて合わせてミキサーにかけます。
  • コップにそそいでお好きなトッピングを追加したらできあがりです。
このレシピのキーワード 酢レシピ, 黒酢, 血行促進, 血糖値

無添加のはちみつ黒酢を手作り

健康効果の高いはちみつ黒酢は、手作りするのがおすすめです。手作りすれば、人工甘味料や保存料などの食品添加物を含まないより健康的なはちみつ黒酢になります。せっかくはちみつ黒酢を取り入れるなら、ほんの少しの手間を掛けても、選りすぐりの良質で安心・安全な黒酢とはちみつを使ってみてはいかがでしょうか。
無添加で自然の成分が生きたオススメの黒酢とはちみつをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

はちみつ黒酢作りにおすすめの商品

はちみつ黒酢についてのQ&A

はちみつ黒酢の効果は?

はちみつ黒酢を飲み続けると、基礎代謝アップ、便秘がちな方の体質改善、黒酢に含まれるアミノ酸による内臓脂肪の減量、むくみの解消・脂肪燃焼効果などの効果が期待できます。

はちみつ黒酢はいつ飲むの?

はちみつ黒酢ドリンクの効果を最大限に引き出すには、朝食か昼食の食中~食後に飲むのがおすすめです。 食事中から食後にかけては、消化がよくなり黒酢の成分が吸収されやすくなります。

はちみつ黒酢の一日の摂取量の目安は?

黒酢、はちみつの一日の摂取量の目安は、ともに「大さじ1」です。よって、大さじ1ずつの黒酢とはちみつを入れた、はちみつ黒酢を一日に1杯を目安に飲むといいでしょう。

はちみつ黒酢の注意点は?

はちみつ黒酢は飲むタイミングに注意してください。はちみつ黒酢を空腹時に飲むと、胃や食道を痛めてしまう可能性があるので、避けましょう。

はちみつ黒酢は妊娠中に飲んでも大丈夫?

黒酢は身体のめぐりを整えて赤ちゃんに必要な栄養をしっかり送るサポートをしてくれます。また、はちみつは栄養をバランスよく含んでおり、体調を崩しがちな妊娠中の免疫力を高めてくれます。よって、はちみつ黒酢は妊娠中や授乳中に飲むのもおすすめです。便秘や食べづわり対策にもよいでしょう。

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この記事を書いた人

山間の集落で、自然に近しい暮らしを楽しんでいます。
見た目やコストの重視が主流になりつつある世界で、本当に中身のある食べ物や手仕事、考え方に出会うことが生きる喜びです。

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