発芽玄米の炊き方(炊飯器・土鍋・圧力鍋)発芽〜おいしく炊くコツもご紹介
白米や玄米の良さを兼ね備え栄養価も高い「発芽玄米」。
「炊くのは大変なのかな…?」と思われるかもしれません。でも、実は誰でもおうちで簡単に発芽させられ、モチモチに炊けるんです。
今回は、基本となる玄米を発芽させる方法炊飯器での炊き方から土鍋や圧力鍋を使う炊き方、さらには白米と混ぜる炊き方、おいしく炊くコツも詳しくご紹介します。
なお、玄米を発芽させるところから始める場合は、こちらをご覧ください。
発芽玄米の炊き方・炊飯器
発芽玄米の炊き方(炊飯器編)
材料
- 玄米 2 合
- 水 炊飯器の目盛り分
- 塩(炊飯用) 2 g(小さじ½)
作り方
- 【発芽玄米を洗う】玄米の発芽が完了し炊飯する前に水でしっかりと洗います。
- 洗った発芽玄米はザルで水を切ります。※保存していた発芽玄米の場合は新しい水で30分~1時間浸水します。(水は分量外)
- 【炊飯】浸水が終わったら水を切り炊飯器の内釜に入れます。内釜に記載されている2合の目盛りまで水を入れ、塩を加えて優しくかき混ぜます。炊飯器の「玄米モード」で炊き上げます。※「玄米モード」がない場合は、「白米モード」でも炊けます。
コツ・ポイント
- 1,玄米の発芽が完了し炊飯する前には水でしっかりと洗う。
玄米の発芽が完了し炊飯する前には、水でしっかりと洗いましょう。充分に洗うことで、ぬか臭さが残すことなく香りよく炊けます。 - 2,少量の塩を入れて炊飯する。
もともと玄米のもつカリウムの苦みを塩のナトリウムによって中和させるためです。また食感もよく炊き上がります。
おすすめの【玄米】
発芽玄米の炊き方・土鍋
発芽玄米の炊き方(土鍋編)
材料
- 発芽玄米 2 合
- 水(炊飯用) 2 カップ
- 塩 2 g(小さじ½)
作り方
- 【発芽玄米を洗う】玄米の発芽が完了し炊飯する前に水でしっかりと洗います。
- 洗った発芽玄米はザルで水を切ります。※保存していた発芽玄米の場合は新しい水で30分~1時間浸水します。(水は分量外)
- 【炊飯】発芽玄米の水を切り土鍋に入れ、水と塩を加え優しくかき混ぜます。
- 【火加減】最初は土鍋の蓋を1cmほど開けた状態で、中火にかけます。沸騰したら、土鍋の蓋を閉め、30分ほど弱火にかけます。蒸気が弱くなったら火を止めます。
- 【蒸らす】10分ほど蓋を開けずに蒸らします。
- 蒸らし終わったらさっくりと底から混ぜて蒸気を抜き、完成です。
コツ・ポイント
- 1,玄米の発芽が完了し炊飯する前には水でしっかりと洗う。
玄米の発芽が完了し炊飯する前には、水でしっかりと洗いましょう。充分に洗うことで、ぬか臭さが残すことなく香りよく炊けます。 - 2,少量の塩を入れて炊飯する。
もともと玄米のもつカリウムの苦みを塩のナトリウムによって中和させるためです。また食感もよく炊き上がります。
発芽玄米の炊き方・圧力鍋
発芽玄米の炊き方(圧力鍋編)
材料
- 玄米 2 合
- 水(炊飯用) 450 ml
- 塩 2 g(小さじ½)
作り方
- 【発芽玄米を洗う】玄米の発芽が完了し炊飯する前に水でしっかりと洗います。
- 洗った発芽玄米はザルで水を切ります。※保存していた発芽玄米の場合は新しい水で30分~1時間浸水します。(水は分量外)
- 【炊き方】浸水の終わった発芽玄米の水を切り、圧力鍋の中に入れます。水と塩を入れて優しくかき混ぜ、蓋をし「高圧」に設定します。
- 【火加減】最初は強火で、圧力がかかったら極弱火にします(圧力が抜けない程度に)。そのまま20分ほど加熱し、火を止めます。
- 【蒸らす】圧がかかったまま放置し、圧力が抜けたら蓋を開けます。
- さっくりと底から混ぜて蒸気を抜き、完成です。
コツ・ポイント
- 1,玄米の発芽が完了し炊飯する前には水でしっかりと洗う。
玄米の発芽が完了し炊飯する前には、水でしっかりと洗いましょう。充分に洗うことで、ぬか臭さが残すことなく香りよく炊けます。 - 2,少量の塩を入れて炊飯する。
もともと玄米のもつカリウムの苦みを塩のナトリウムによって中和させるためです。また食感もよく炊き上がります。
発芽玄米と白米を混ぜる炊き方
発芽玄米と白米を混ぜる炊き方
材料
- 発芽玄米 1 合
- 白米 2 合
- 水(炊飯用) 3 合半
作り方
- 【発芽玄米の下準備】玄米の発芽が完了し炊飯する前に水でしっかりと洗いザルで水を切ります。※保存していた発芽玄米の場合は新しい水で30分~1時間浸水します。(水は分量外)
- 【白米の下準備】白米を通常の洗い方で洗い、20分間浸水させます。(水は分量外)
- 【炊飯】浸水が終わったら水を切り炊飯器の内釜に入れます。水を加え、全体をかき混ぜます。炊飯器の「白米モード」で炊き上げれば完成です。
コツ・ポイント
玄米の発芽が完了し炊飯する前には、水でしっかりと洗いましょう。充分に洗うことで、ぬか臭さが残すことなく香りよく炊けます。
発芽玄米をおいしく、もちもちに炊くコツ
発芽玄米を手順通りに炊いてみたのに、何だか美味しくないし、ニオイも気になる…。
とならないために、発芽玄米をおいしい炊き上がりするコツをご紹介します。
1.浸水時に水は必ず取り替える
玄米を発芽させる際に浸水を行ないますが、このとき水をこまめに取り替えないと、菌が繁殖して糠(ぬか)臭さの原因になります。
場合によっては、酵母が発酵して酸っぱいニオイになることも。
多少の手間はかかりますが、玄米を浸水させる際にこまめに水を取り替えることで、炊き上がった発芽玄米の味やニオイが大幅に改善されるかもしれません。
2.発芽できたか確認をする
発芽していない玄米は、発芽玄米ではなく、いわゆる「単なる玄米」。
今回紹介している炊き方は白米のソレに近いものですので、しっかり発芽させていない玄米をこの手順通りに炊くと、硬くパサパサした炊き上がりになってしまいます。
発芽玄米を作る際は、お米の様子を見ながら充分に時間を取って浸水させるようにしましょう。
ただし、発芽のさせ過ぎも栄養素が損なわれるばかりか、食感がパサパサする原因になりますのでご注意を。
なお、発芽玄米の浸水方法(作り方)についてはこちらの記事をご覧ください。
3.質のよい玄米を選ぶ
農薬を使用しているお米を使って炊いた場合、敏感な方は残留農薬の臭いが気になるケースもあるようです。
また、市販の商品によっては精米業者によって精製・精米されることが前提になっているものも。
玄米や市販の発芽玄米を選ぶ際は、口コミなどを参考にして、無農薬や薬品が使われていないお米を選ぶと良いです。
発芽玄米の炊き方についてのQ&A
- 初めて発芽玄米を炊こうと思っています。水加減はどれくらいが良いですか?
- 白米を炊く場合に比べて、少し多めの水加減で炊くと、プリっともちもちした食感に仕上がります。詳しい水加減については記事内の作り方レシピをご覧ください。
- 玄米と発芽玄米では炊き方に違いはありますか?
- 発芽玄米は玄米と比較してお米が柔らかいため、玄米よりも短い炊飯時間で炊き上がります。白米の炊き方に近いといえるでしょう。玄米よりも気軽に生活に取り入れやすいのも、発芽玄米の嬉しいメリットの1つです。
- 玄米を炊く時のような、長めの浸水時間は必要ないのですか?
- 発芽済みの玄米(発芽玄米)は、白米と同様の浸水時間で、水が中まで浸透してふっくらもちもちの仕上がりになります。よって、玄米のような長い浸水時間は必要ありません。
- 炊いた後の発芽玄米の保存方法はどのようにすれば良いですか?
- 炊き上がってからしばらくは、炊飯器の保温機能を使えばOK。長期にわたって保存したい場合は、白米と同じようにラップなどに小分けして包んでから、冷凍庫に入れて保存しましょう。
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