記事の監修

この記事は管理栄養士の方に監修していただいています

管理栄養士

川野 恵

フリーランスの管理栄養士としてレシピ開発や栄養のコラム作成のほか、外食チェーン店でのダイエットを意識した食べ方を紹介。現在はクリニックにて、生活習慣病などに悩む方々へ栄養指導を行なっている。

小豆たっぷりで甘いぜんざいは、食べるとホッとする和のスイーツ。
お餅と一緒に食べるととても美味しいですよね。

ちょっと時間はかかるけれど、ぜんざいは自宅で美味しく作ることができます。
砂糖の量を調整すれば自分好みの甘さに仕上げられるので、健康が気になる方にもぴったり。

圧力鍋を使えば時短調理もできますよ。
くわしくお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

美味しいぜんざいの作り方はこちら!

ぜんざい(善哉)とは?

つぶあん

ぜんざいとは、お餅を煮た小豆と一緒に食べるスイーツのことを指します。

ぜんざいは平安時代から食べられていて、裕福な家庭で出てくる高級スイーツのひとつでした。
そして、ぜんざいを食べた人は皆「善き哉(よきかな)!」とその美味しさに喜んだそう。

食べた人が皆賞賛することから「ぜんざい(善哉)」という呼び名が付いたとも言われています。
そのため、ぜんざいには「褒め称える」という意味も含まれているのですよ。

ぜんざいとおしるこの違い

つぶあん

ぜんざいによく似たスイーツでおしるこがありますが、明確な違いはありません。

一般的に、ぜんざいは甘く煮た小豆と一緒に餅を食べるスイーツ。
そしておしるこは、甘く似た小豆(汁状)に餅や白玉を入れたものだと定義されています。

しかし、実際は地域によっても呼び方が異なっているようです。
関西ではこしたあんこの汁に餅が入ったものをおしること呼びますが、関東では汁気のあるぜんざいをおしること言います。

ぜんざいの美味しい作り方

「市販のぜんざいは甘過ぎるなぁ」「もっと自分好みのぜんざいを作りたい!」という方は、ぜひ手作りのぜんざいにチャレンジしてみましょう。
甘さを自分好みに調整すれば、ヘルシーなあんこを作ることもできますよ。

小豆の煮方
● 材料
・小豆:200g
・砂糖:120~200g
・水:500ml(砂糖を煮溶かす水の量)
・塩:1~2g
※三温糖や白砂糖、グラニュー糖でもかまいません。

小豆のはじめの煮方と渋切り

小豆を洗う

① 小豆を洗う

小豆をたっぷりのお水でやさしく洗います。
小豆は浸水は必要なくそのまま炊き始められます。

小豆のアク抜きをする

② 小豆のアク抜きをする

まずは、小豆にたっぷりの水を加えて中火で煮ます。
小豆は、水を吸うと2.4倍ほどに膨れます。大きめの鍋を使用しましょう。
沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど放置して蒸らします。

煮汁を捨てる

蒸らし終えたら、煮汁を捨てます。

渋切り

この工程を、渋切りと呼びます。

基本の小豆の煮方(小豆の渋切り後の下ゆで)

小豆を煮る

③ 小豆を煮る

渋切りをしたら、再び鍋に小豆とを入れ、水を入れて煮ます。
ここでの水の量は、豆の4~5倍の量の水を入れで煮ます。

アクを取る

鍋を中火にかけ、沸いたらアクをすくい取ります。
弱火にしてここから蓋をして約1時間、豆の芯が軟らかくなるまで煮ます。
煮ている最中、小豆が湯から出ないように時々さし水をします。

豆の煮具合を確かめる

④ 豆の煮具合を確かめる

40~50分煮て一度豆の煮具合を確かめるとよいです。
小豆の品種などによって、45分ほどで煮上がることもあれば、1時間以上かかることもあります。

指で豆をつぶし、軽い力でつぶれる状態が、良い煮具合です。
豆の大きさは均一ではないので、煮えムラがあります。
いくつかの豆をみて、煮えている状態になったら火から外します。

小豆を蒸らす

⑤ 小豆を蒸らします

蓋をしたまま30分蒸らします(この蒸らしで煮えムラをなくします)。

ぜんざいのレシピ(甘み付け)

水分調整

蒸らし終わったら、砂糖を加える前に小豆と水分量のバランスを確認をします。
小豆に対して水が少ない場合は追加したり、多すぎるなら適宜煮汁を減らすとよいです。

砂糖を溶かす

中火にかけ砂糖を1/3ずつ加えて溶かしていきます。
沸いてきたら弱火にして5~6分ほどコトコトと煮て砂糖と小豆をなじませます。

塩を溶かす

最後に塩を加えてやさしく混ぜて溶かします。

ぜんざいの完成です

ぜんざいの完成

お好みで、焼いたお餅と合わせるなど炊きあがったぜんざいをお楽しみ下さい。

ぜんざいの材料の1つである小豆には、良質なタンパク質や豊富な食物繊維・ポリフェノールなど、さまざまな栄養分がたっぷり含まれています。

美容・健康効果だけではなく、ダイエット効果も期待できる食材です。

小豆に含まれる栄養素は具体的にどんな効能をもたらすのかについては「高い栄養価をもつ小豆の美容・健康・ダイエット効果と小豆レシピ」で解説しています。

小豆の美容・健康・ダイエット効果と小豆レシピ

高い栄養価をもつ小豆の美容・健康・ダイエット効果と小豆レシピ
小豆は和菓子にはなくてはならないあんこの原料として、日本人には身近な食材の一つです。
この小豆の古い歴史と、現在の日本での生産について解説していきます。 高い栄養価をもつ小豆の美容・健康・ダイエット効果と小豆レシピの記事を見る

ぜんざいは圧力鍋でも作れる

圧力鍋

ぜんざいをつくる際、圧力鍋を使えば調理にかかる時間を短縮できます。

紹介したレシピの中で圧力鍋を使うときは、渋切りをしたあとの「小豆の下茹で」で活用しましょう。
普通の鍋では1時間かかりますが、圧力鍋であれば20分程度で小豆が柔らかくなります。

甘味付けをする際も、圧力はかけずにそのまま使って大丈夫です。
鍋で作った場合と比較すると時間が短くなるだけでなく、火も均等に通りやすくなります。

ぜんざいについてのQ&A

ぜんざいとおしるこって何が違うのですか?
明確な違いはありませんが、汁気のないものがぜんざい・汁気の多いものがおしるこです。
地域によっても違いがあるので、ぜひご家族や友人の方とお話ししてみてください。
ダイエット中のおやつにぜんざいはありですか?
砂糖をたっぷりと使うぜんざいを頻繁に食べるのはおすすめできません。
一週間に一度だけなど、適量を食べる分にはダイエット中だからと言って気にする必要はないです。
ぜんざいのお餅はいつ入れればいいですか?
餅は別で焼いて食べる直前に一緒にすればいいですよ。
小豆の甘い煮汁で柔らかくなるまで炊いたトロトロのぜんざいを作りたいときは、5分ほど煮込めばできあがります。

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●管理栄養士からのコメント

小豆をたっぷり使うぜんざいは、日本人に昔から愛されてきた和のスイーツ。
小豆のやわらかい甘さに心もホッと落ち着けて、身体が芯から温まりますよね。
現在では、市販のあんこや煮小豆も売っていて、手軽にぜんざいを作れるようになりました。
しかし、乾燥小豆から自分で仕込んで作る昔ながらのぜんざいは、またひと味違う美味しさが楽しめます。
とくに「市販のものはあまったるくて苦手だな」と感じる方におすすめです。
自分で作るぜんざいは砂糖の量も調整できるので、ダイエット中に甘いものを食べたくなったときにも食べやすいですね。
味を見ながらオリジナルのぜんざいレシピを見つけてみてください。

川野恵

管理栄養士プロフィール

◎川野 恵

給食委託会社や仕出し弁当屋での献立作成を経験後、出産を機にフリーランスとして活動。
フリーランスの管理栄養士としてレシピ開発や栄養のコラム作成のほか、外食チェーン店でのダイエットを意識した食べ方を紹介。現在はクリニックにて、生活習慣病などに悩む方々へ栄養指導を行なっている。

身体は食べ物でできている事を意識し、健康で過ごせるよう多くの方を支えていける管理栄養士になりたいと日々活動しています。
SNSやブログを通して、
・管理栄養士として栄養指導に携わりたい!
・血圧や血糖など血液結果を注意された!
・美味しく食べてきれいに痩せたい!
という悩みを解決するための情報を発信しています。

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