スギナの葉焼酎漬けの作り方
すぎなとは
すぎなはトクサ科の多年草です。3~16%の多量のケイ酸を含みます。
ケイ酸には、体内の石を溶かす働きがあると言われています。
利尿、解熱、また咳を抑えるなどの優れた薬効が昔から伝えられています。
また、すぎなには葉緑素(クロロフィル)が豊富です。
葉緑素(クロロフィル)には血液浄化作用があり、慢性病全般に効果が期待できます。
お茶として飲むのはもちろん、煎じればすぎなの葉エキスに。
ホワイトリカーや焼酎につければ、すぎなの葉の薬草酒に。
さらに入浴剤として、さまざまな生活シーンでお楽しみいただけます。
【すぎなの葉焼酎漬けの材料】
・すぎなの葉:150g程度
・お酒:1.8L…玄米焼酎やホワイトリカーを使用します。度数が35度以上の物を使用してください。
・瓶容器(4L以上の容器がおすすめ)…梅酒などに使う広い口のビンが便利です。
【ステップ1 すぎなの葉を容器に入れる】
すぎなの葉を容器に入れていきます。
今回は乾燥したすぎなの葉を使用しました。
生の葉を使う場合は、よく洗い、少し乾燥させてから使用しましょう。
【ステップ2 容器にお酒を入れる】
容器にお酒を入れていきます。
すぎなの葉のエキスがしっかり抽出されるように、35度以上のお酒を使用してください。
【ステップ3 すぎなの葉を定期的に混ぜる】
すぎなの葉焼酎漬の瓶を週に2-3回程度振って混ぜてください。
すぎなの葉のエキスがより抽出されやすくなります。
【ステップ4 2-4ヶ月程度保管する】
瓶を密封して冷暗所に保管しておきます。
2~4ヶ月たつと、茶色の液体ができます。
これがすぎなの葉のエキスで、すぎなの葉の成分がたっぷり溶け込んでいます。
通常は1ヶ月程でOKですが、濃厚なエキスが欲しい場合はより長い期間置いてみてください。
熟成させた方がエキスも良く出ますので、それだけ効果が高くなると言われています。
【ステップ5 すぎなの葉を取り出す。】
すぎなの葉焼酎漬けを2-4ヶ月程度保管した後は、すぎなの葉を取り出しましょう。
すぎなの葉焼酎漬けの完成です。
出来上がったすぎなの葉焼酎漬けは、
常温で保存しても数年持つと言われています。
漬け終えた葉は、エキス分が出た残りですが、
入浴剤として使用できます。ぜひ有効にご活用ください。
是非ご自宅で手軽にすぎなの葉焼酎漬けづくりを楽しんでみてください。