ルイボスティーとは|効果・効能・カフェインは入ってる?淹れ方も解説
記事の監修
亀崎智子
亀崎.智子(かめざきさとこ)管理栄養士・マスターファスティングコンシェルジュ「食べ方」と「出し方」をお伝えするかめごはんの料理教室を主宰。
仕事や家事をしながら、常にマグカップに何か飲み物を入れて横に置いています。
シャキッとしたい時やホッと一息つきたい時にはカフェインの入ったコーヒーや紅茶もいいのですが、飲みすぎる訳にもいかないので麦茶やハーブティー淹れてみたり・・・。
そんな「飲み物ローテーション」の中の1種として欠かせないのがルイボスティーです。「ルイボスティーは体に良い」とよく聞きます。
では、ルイボスティーってどんなお茶なんでしょうか?
ルイボスティーとは
ルイボスティーの原料となるルイボスは、マメ科のアスパラトゥス属の一種。
南アフリカ共和国のケープタウンから約250km、セダルバーグ山脈の中腹で育ちます。
針葉樹のような細くとがった葉が特徴で、紅茶や緑茶などの「チャノキ」とは異なります。
濃い赤い色からは想像できないぐらいクセのない味で、タンニンが少ないので渋みもなく、ほのかに甘みがあります。
世界でただひとつ!ルイボスティーの産地
驚くことに、世界中でルイボスが育つのはセダルバーグ山脈だけ。
過去にアメリカやオーストラリアなどで栽培が試みられたものの、他の場所では未だ成功していないそうです。
限られた条件の下でのみ育つ、希少な植物なんですね。
厳しい環境がルイボス生育の秘密?
セダルバーグ山脈は常に強烈な日差しに照らされ、朝晩の気温差が時には30℃以上にもなるという過酷な環境。
ルイボスは、砂漠のようにも見えるその酸性の土の地中深くに根を張り、水分やミネラルを吸い上げます。
数々の健康効果をもたらすルイボスティーの成分は、こうした厳しい環境の中で生き残るために生まれたようです。
現地で愛される「不老長寿の飲み物」
現地でも古くから愛飲されてきたルイボスティー。アフリカの人々は「不老長寿のお茶」と呼んで重宝してきました。
現代でも、各家庭には必ずと言っていいほど常備され、カフェやレストランでも当たり前のようにメニューになっているお茶なのだそうです。
ルイボスティーは発酵食品?!
ルイボスはマメ科の多年草なので、緑茶や紅茶、ウーロン茶などの「チャノキ」から生まれるお茶とは違います。
しかし、同じ「チャノキ」から緑茶と紅茶が生まれるように、ルイボスティーにもグリーンとレッドが存在します。
両者の違いは「発酵させているかどうか」。発酵させずに乾燥させたものがグリーン、発酵したものがレッドです。
発酵といっても、醤油や味噌のように微生物の働きによって発酵するわけではありません。
茶葉が発酵するのは酵素の働き。どれだけ発酵させるか、どこで止めるかによって味や香りも変わってきます。
グリーンルイボスティーとレッドルイボスティーの違い
- ●グリーン(未発酵)ルイボスティー
- ・抗酸化作用のあるフラボノイドがレッドの10倍と豊富
- ・香りにくせがなく、さっぱりしている
- ・発酵しないよう管理するため高価
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- ●レッド(発酵)ルイボスティー
- ・グリーンと比べると味わい・香りともに濃厚
- ・ほのかな甘みがある
- ・身近で手に入り、続けやすい価格
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産地でも日本でも、普段よく飲まれているのはレッドの方。
ルイボスは収穫後に葉にキズをつけて発酵を促すのですが、少しのキズからでも自然に発酵してしまいます。
また、ルイボスは発酵しやすい植物のひとつといわれています。そのため、発酵しないように管理するのに手間がかかり、発酵していないグリーンルイボスティーの方が高価になるのです。
そして、収穫された葉は機械で急速乾燥させるのではなく、天日でじっくりと乾燥させてゆく、昔ながらの自然な製法で作られます。
ルイボスティーの効果・効能
何よりも気になるのが、ルイボスティーの効果や効能。ルイボスティーの栄養成分から得られる健康効果をご紹介いたします。
リラックス効果で安眠
ルイボスティーはノンカフェインなので、お休み前の安眠ティーにぴったり。飲むタイミングは、ベッドに入る1時間前くらいが目安です。
※参考:大阪青山大学紀要「野生ルイボスが自律神経機能に与える影響」
宴席の次の朝もスッキリ
アルコールの分解には体中の水分を使う必要があるので、水分補給という点でも良いと言われています。
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ルイボスティーの成分と栄養素
- ●ルイボスティーの主な成分
- ・フラボノイド(ルテオリン)
- ・フラボノイド(ケルセチン)
- ・フラボノイド(アスパラチン)・・・ルイボス特有の成分で、特に、グリーンルイボスに豊富に含まれる
- ・フラボノイド(ルチン)
- ・ジヒドロカルコンC
- ・各種ミネラル(マグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄など)
フラボノイドとはポリフェノールの一種で、ルイボスティーには還元力の強い【ルテオリン】【ケルセチン】【アスパラチン】【ルチン】が含まれています。
また、ルイボスティーはミネラルも豊富。特に、現代人に不足しがちなマグネシウムや亜鉛が含まれています。
カフェインが含まれないこと、タンニンが少ないことも大きな特徴です。
※参考:本食品科学工学会誌「ルイボスティー(Aspalathus linearis)の抗酸化性」
ルイボスティーの副作用と飲み過ぎのデメリット
現在のところ、ルイボスティーに副作用があるという報告はありません。
緑茶やコーヒーなどに比べるとデータの数が少ないということもありますが、ルイボスティーが原因であると特定された健康被害などの報告はないようです。
飲みすぎのデメリット、注意点は?
副作用がないといっても、飲みすぎは禁物。ルイボスティーの過剰摂取について、考えられるリスクをまとめました。
- 1.トイレが近くなる
- 他の多くのお茶にも当てはまりますが、飲みすぎるとトイレが近くなることがあります。
そのため、眠る前やお出かけ前は量を控えめにして飲んでください。とはいえ、尿は老廃物や毒素を排出するうえで重要なもの。
日常生活に支障が出ない範囲であれば、とくに気にする必要はありません。 - 2.お腹が緩くなる
- マグネシウムの過剰摂取により、お腹が下ることがあります。
吐き気が誘発される場合もあるので要注意です。とくにサプリメントなどでマグネシウムを摂っている場合は、過剰摂取にならないよう気を配りましょう。 - 3.胃が痛くなる
- ミネラルの過剰摂取により、胃痛がすることもあるそうです。心配な方は薄めに作って試してください。
たくさん飲んだからといって病気が治るというものではないので、適量を守って飲みましょう。目安は1日にコップ2杯程度です。 - 4.体の冷えを引き起こすかも
- 暑いアフリカで育ち、その土地で好まれているルイボスティーは、暑い時期に好んで飲まれる事が多い飲み物です。そのため、過剰に飲みすぎてしまうと冷えを引き起こしてしまうこともあるかもしれませんので、注意が必要です。夏の暑い時にアイスで飲むのはありですが、冬や冷えを感じる時にはホットで飲むことをおすすめします。
妊娠後期のルイボスティーの摂取は危険?
豊富な栄養素が含まれており、カフェインを含まないことから妊婦でも安心して飲める飲み物として紹介されているルイボスティー。
しかし、近年の研究などで、ルイボスティーやチョコレートなどに含まれる「ポリフェノール」に、胎児に影響を及ぼす可能性があるとの報告がされています。
科学的な裏付けや、学会による正式な発表は未だ行われていないようですが、妊娠初期~出産一か月前までに毎日大量のポリフェノールを摂取したところ、胎児動脈管早期収縮と診断された実例があります。
症例が少なく、一概にポリフェノールは妊婦に悪影響を及ぼすとは言えませんが、心配な方はかかりつけの医師にご相談されるのが良いでしょう。
「体に良い」というだけで過剰に摂取するのはではなく、適度に日々の生活に取り入れることが大切です。
参考:胎児動脈管早期収縮の診断と管理 / 性:危険情報 (190903)より「健康食品」の安全性・有効性情報
ルイボスティーの摂取量の目安
飲みすぎは禁物とはいえ、あまりに少量では目立った効果が得られない可能性も。
それでは一日に何杯くらいルイボスティーを飲むのが良いのでしょうか?
1つの目安になりそうなのが、学生40人を対象に行なった調査です。この調査では、1日にコップ2杯程度のルイボスティーを飲むことで、30人の学生の便秘が解消したとの結果が得られています。
参考:環境汚染、食物汚染から身を守るルイボスティーのすべて
これをふまえると、まずは1日2杯を目安にルイボスティーを飲むのがおすすめだと言えるのではないでしょうか。
そのうえで、体に変化が見られないようだったら、1杯増やして3杯にしてみる。
逆にお腹が緩くなるようなら、1.5杯~1杯に減らして様子を見てみる。
このようにして、ご自身の身体の変化を見極めながら、あなたにぴったりの摂取量を見つけてみてください。
また、一度にまとめて飲むのではなく、朝と夜に分けて飲むなどしたほうが、体に負担をかけずに無理なく習慣化できるはずですよ。
ルイボスティーはこんな方におすすめ!
副作用もなく、多くの方が愛飲できるルイボスティー。その健康効果から、特にこんな方にぴったりです。
妊活中の方
還元力の強いSOD様酵素を含むルイボスティーは、妊活中の方におすすめです。
ルイボスティーはノンカフェインなので安心してお飲みいただけます。
元気がない方・イキイキしたい方に
ルイボスティーに含まれる【亜鉛】は元気がない方、イキイキしたい方の滋養に最適です。
ルイボスティーの栄養素が体内を巡り、体のリズムを良くしてくれるので夜の宴席が多いかたにもおすすめです。ルイボスティーを飲むことで重苦しい宴席の翌朝をスッキリさせてくれます。
季節の変わり目になるとグズグズしてしまう方
ルイボスティーに含まれているポリフェノールの一種【フラボノイド】が、季節の変わり目に気になるグズグズから爽やかさを感じさせてくれるようになります。
季節の変わり目の1か月ほどから飲み始めると効果が高いとされていますので、対策される方はお早めに。
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ルイボスティーの淹れ方
多くの健康効果があるルイボスティー。毎日の生活に取り入れるための基本の淹れ方をご紹介します。
淹れ方は2通り
ルイボスティーの淹れ方には煮出しと水出しの2つの方法があります。製品によっては煮出し専用と水出し専用があるので、それぞれに合った方法で淹れてください。
ティーバッグタイプもありますが、カップにティーバッグを入れてお湯を注ぐだけではルイボスティーの本来の味や効能が期待できない場合があるので注意してください。
ルイボスティーの淹れ方(煮出す場合)
材料
- ルイボスティーの葉 (3.6g程度) 2 包
- お湯 1 L
作り方
- やかん・鍋にお湯を沸かす。ティーバッグを入れ、5分ほど弱火で煮出して完成。
コツ・ポイント
ルイボスティーの淹れ方(水出しの場合)
材料
- ルイボスティーの葉 (5.4g程度) 3 包
- 水 1 L
作り方
- ボトルにティーバッグ・水を入れる。
- 2時間以上置き完成。
コツ・ポイント
使用した茶葉はこちら
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ルイボスティーのおすすめの飲み方・アレンジレシピ
「ただストレートで飲んでいるだけでは飽きてしまう」という方のために、ルイボスティーおすすめの飲み方とアレンジレシピをご紹介します。
ルイボスのハーブティーブレンド
材料
- ルイボス茶葉 (3.6g程度) 2 包
- ハーブ(ローズ) 3 g
- ハーブ(ローズヒップ) 3 g
- 水 1 L
作り方
- 鍋に水を入れ火にかける。沸騰したらルイボスティー茶葉を入れ、5分ほど弱火で煮出す。
- ティーポットに各ハーブを入れ、ルイボスティーを注ぐ。
- 蓋をして3分ほど蒸らす。
- 茶こしで濾してできあがり。
コツ・ポイント
ルイボスミルクティー
材料
- ルイボス茶葉(1.8g程度) 1 包
- 水 80 ml
- メープルシロップ 5 g
- ミルク 150 ml
作り方
- ルイボスティー茶葉・メープルシロップ・水をお鍋に入れ、約5分間煮出す。
- 1にミルクをいれ、沸騰させないように弱火で温める。
- 茶こしで茶葉を濾してできあがり。
シナモンのルイボスチャイ
材料
- ルイボスティーのティーバッグ 1 パック
- 水 100 cc
- シナモンパウダー 小さじ 1/2(1g)
- 生姜汁 大さじ 1
- はちみつ 大さじ 1(22g)
- 牛乳 100 cc
作り方
- 生姜をすりおろします。
- 小鍋に水を沸かし、ルイボスティーとシナモン、生姜の搾り汁を入れます。
- ルイボスティーが十分煮だされたらティーバックを取り出します。
- はちみつを加えてよく混ぜます。
- 牛乳を加え、沸騰させないように温めてでき上がりです。
究極の腸活スープ|ルイボス&乳酸菌の発酵野菜スープ
材料
- ルイボスティー 500 ml
- 野菜(キャベツ、人参、玉ねぎなど) 適量
- きのこ(マッシュルーム、しめじ、まいたけなど) 適量
- 蒸し大豆または水に大豆 50 g
- プレーンヨーグルト 100 g
- 白味噌 大さじ 2
- オリーブオイル 大さじ 1
- 塩・胡椒 適量
作り方
- 野菜やきのこを洗い、適当な大きさに切る。特にキャベツは乱切りにすると食感が楽しめます。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、野菜を炒める。野菜がしんなりしてきたら、塩を加えてさらに2〜3分炒める。
- 野菜が全体的にしんなりしたら、ルイボスティーを注ぎ入れる。ここで一度沸騰させた後、火を弱めて10分ほど煮る。
- 10分経ったら火を止め、白みそを加えて溶かし、ヨーグルトを加える。
- お皿に盛り付けて、最後にお好みで塩・胡椒を振りかければ完成です。
コツ・ポイント
ルイボスティーの選び方
南アフリカ産のものを選ぶ
冒頭でもお伝えしたとおり、ルイボスは南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯で栽培されている植物です。
ルイボスティーを購入する場合は、念のため原産地を確認し、他の地域が原産国に記載されていないか確認するとよいでしょう。
グレードはクラシックがおすすめ
ルイボスティーにはグレードがあり、栽培方法や茶葉の部位、カットサイズなどによって、南アフリカ共和国の農業省がランク分けをしています。
現在存在するグレードは以下のとおりです。
【グレード/特徴】
チョイス:茎の部分が多く、さっぱりとした味わい
スーペリア:葉と茎のブレンド品。風味が濃く、まろやかな口当たり
クラシック:葉の部分をふるいにかけた希少品。香り豊かで濃厚な味わい。見た目もキレイ
お好みで選んで問題ありませんが、おすすめはクラシック。ルイボスティーの持つ、豊かな香りと濃厚な味わいを楽しめるのがその理由です。
有機JASマーク付きの商品を選ぶ
有機JASマークとは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに自然界の力で生産された食品であることを表すマークです。
商品パッケージに有機JASマークの付いたルイボスティーなら、家族で安心して飲むことができるでしょう。
なお、同様の理由で「エコサート」の認証マークが付いたルイボスティーを選ぶのもおすすめです。
かわしま屋でも、南アフリカ産のクラシックの茶葉を利用した、有機JASマーク付きのルイボスティーを取り扱っています。ぜひお試しください。
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ルイボスティーについてのQ&A
- ルイボスティーにカフェインは入っていますか?
- ルイボスティーはノンカフェインです。ルイボスティーは南アフリカ原産のお茶でポリフェノールなどの栄養分が豊富に含まれています。
- ルイボスティーの味は?
- ルイボスティーの味は紅茶やほうじ茶にも似た香ばしい味わいです。
ルイボスティーに含まれるタンニンは紅茶や緑茶に比べるとごく少量。そのため渋みがほとんどなく、濃く煮出してもおいしくいただけます。
さっぱりしていて食事の邪魔をせず、意外に和食とも合いますよ。乳製品とも相性がよく、スイーツのお供にもぴったりです。
- ルイボスティーを1日に飲む量の目安は?
- ルイボスティーを「1日にコップ2杯程度飲んで、便秘が解消した」との結果があります。これを一つの目安に、体の変化を見ながら量を調整していただくことをおすすめします。ルイボスティーに限らずですが、過剰に摂取するのはではなく、日々の生活に適度に取り入れることが大切です。
- ルイボスティーの選び方は?
- ルイボスティーに限りませんが、毎日飲むなら、有機栽培や無農薬栽培のものを選ぶのがおすすめです。
また、重金属のひとつである水銀が含まれているのではと気になる方もいるかもしれません。
これに関しては、出所が不明ともいわれていますが、水銀の検査がされているものも多いので、検出されていないものを選ぶこともよいでしょう。
ルイボスの茶葉は、カットサイズや葉と茎の割合、有機かどうかといった違いによって、5つのグレードに分かれています。
おすすめは最高級の「クラシックオーガニック」。これは全収穫量のわずか0.3%という貴重なもので、香り豊かで濃厚な味わいを楽しめます。
かわしま屋で取り扱っているのも、こちらの「クラシックオーガニック」の茶葉になります。
- ルイボスティーの保存方法は?
- ルイボスティー(茶葉)の保存方法は、他のお茶と同じように「直射日光と高温多湿を避ける」のがポイントです。
常温でなるべく涼しい場所に置いておきましょう。酸化に弱いので、開封後は空気が触れないよう密封してください。
一度お茶にしてしまったルイボスティーの賞味期限は、冷蔵庫で5日間ほど。早めに飲みきりましょう。
作ったけど飲みきれない!という時は、この記事でご紹介しているアレンジレシピも参考にしてみてくださいね。
- ルイボスティーは水出しできますか?
- ルイボスティーは煮出しても水出しでもどちらでもお楽しみいただけますが、商品によっては煮出し専用というものもありますのでご確認ください。
煮出しの場合は弱火で蓋をして約10分間煮出します。水出しの場合は冷蔵庫で約3時間ほど冷やし、お好みの濃さで楽しめます。
ルイボスティーはアイスでも美味しくいただけますが、長く煮出したほうが抗酸化成分が抽出されるといわれていますので、健康効果をお望みの方にはホットがおすすめです。
寒さが苦手な方、リラックスしたい方は是非ホットでお飲みください。
●管理栄養士からのコメント
ルイボスティーはカフェやお店のメニューなどでも目にすることが多いお茶であるので、馴染み深い人も多いのではないでしょうか?ノンカフェインのお茶であり、子どもや妊活中の方なども安心して飲むことができます。そして、渋みが少ないため、飲みやすく美味しいお茶です。
冷え予防のためにも、基本はホットで飲むことをおすすめします。
また、ルイボスティーのリーフは現在いろいろなところで手軽に手に入れることができるため、お家で飲むのも良いでしょう。
特に飲む頻度が高い方におすすめの選ぶポイントは、茶葉の質です。有機栽培のものやオーガニック、無農薬栽培などのものを選ぶことをおすすめします。
また、同じルイボスティーでも商品によって風味が異なることもあるので、美味しいと感じるものを選ぶのがよいでしょう。
管理栄養士プロフィール
◎亀崎智子
管理栄養士・マスターファスティングコンシェルジュ「食べ方」と「出し方」をお伝えするかめごはんの料理教室を主宰。(福岡市)
コンビニなどの商品開発業務に従事した経験から、食の大切さに気づく。
現在は4歳双子の男の子を育てながら、ストレスフリーにゆるいナチュラル生活の実践の仕方をお伝えしています。
昔ながら季節の手仕事や発酵食品、オーガニック食品などの取り入れ方が得意です。
▼公式サイト
ブログ:http://kamegohan.com/
Instagarm:kamegohan0528
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