桃の葉茶の淹れ方と効能|あせも、湿疹などの肌トラブルに効果的!
初夏になると甘い実をつけ、市場に出まわる桃。
こどもからお年寄りまでみんな大好きな、一般的な果物です。
桃の木はバラ科サクラ属の落葉小高木。
葉の部分は皮膚疾患や美肌作りに役立つとされ、エキス・お茶・入浴剤などとして
昔から親しまれているのをご存知でしょうか?
Contents List/目次
肌トラブルに効く野草と言えば桃の葉
桃の葉は、肌に良いとされる野草の代表格。
エキスを抽出すれば、あせも・肌荒れ・湿疹など皮膚の疾患に効果があるとされ
桃の葉茶として飲用すれば、血液の循環や美肌に良いとされます。
昔から様々な方法で利用され、現代でも桃の葉を使ったローションなどの商品を
多く見かけます。
桃の葉はタンニンやマグネシウム、カリウムを含み
昔から薬理作用があると言われています。
葉には収れん作用があり、乾燥させた桃の葉をお風呂に入れると
あせもや湿疹に効果があるそうです。
古来より中国では、不老長寿をもたらすものと考えられてきました。
漢方でも女性の美や健康に関する様々な悩みへの効果を持ち、
活用されています。
日本においては弥生時代後期には栽培種が伝わったと考えられ、
古事記のいち場面にも登場したり、桃太郎の鬼退治のおとぎ話も広く有名です。
悪いものを払うものとされていたようです。
一時期は古い習慣として忘れられかけていたものの、
自然志向の高まりなどから近年再び「桃の葉」が注目され、
桃の葉エキスが入った化粧水・入浴剤・石鹸などが販売されています。
桃の葉茶の淹れ方
桃の葉茶の淹れ方には
鍋ややかんで淹れる方法と急須で淹れる方法の2種類があります。
鍋またはやかんで淹れる場合
1.乾燥の桃の葉5~10gと、約1Lの水を鍋に入れ、火にかけて沸騰させます。
2.お湯が沸騰したら弱火で1~2分ほど煮込みます。
3.火を止めて、茶こしで葉をこします。
4.桃の葉茶のできあがりです。
お好みの濃さになるように、沸騰時間を調整してください。
※やかんで淹れる場合は、乾燥の葉をお茶パックに入れて使うと
後片づけが楽になります。
急須で淹れる場合
1.乾燥の桃の葉15g程度を急須に入れ、熱湯を注ぎます。
2.3~4分程度置いて、お好みの濃さになったらお召し上がりください。
お好みの濃さになるように、時間を調整してください。
カフェインを含まないので、就寝前でも安心してお飲みいただけます。
ぜひ桃の葉茶を楽しんでみてください。
桃の葉の優れた効能・効果
桃の葉の主な効能
消炎作用や新陳代謝向上効果、保湿や抗酸化作用も期待できることから
自然派の化粧品や赤ちゃんにも使えるベビーローションに利用されたり、
煮出してお風呂に入れたりと、根強い人気を持っています。
●皮膚のトラブルに
●美肌・アンチエイジングに
●日焼け後のスキンケアに
●血液循環を整え、血管を健康に
●代謝を助け、むくみ対策に
●便秘・下痢の緩和に
●美肌作りに
皮膚のトラブルに
桃の葉エキスに含まれるポリフェノールには
殺菌作用や抗炎症作用があり、あせもやニキビ、
湿疹などの皮膚トラブルに効果があります。
美肌・アンチエイジングに
タンニンが消炎作用や新陳代謝活性化作用から
皮膚炎症の改善に役立つほか、
エムルシンによる皮下脂肪や肌の角質分解作用もあり、
女性に嬉しい美肌効果が期待できます。
日焼け後のスキンケアに
桃の葉エキスには、消炎作用や新陳代謝向上効果、
保湿や抗酸化作用もあることから
日焼けしてしまった後の肌トラブル対策としても効果が期待できます。
血液循環を整え、血管を健康に
マグネシウムには血圧を下げる・血液循環を
正常に保つなどの役割があります。
タンニンの抗酸化作用でコレステロールの酸化を防ぎ、
血管をしなやかに保ってくれます。
代謝を助け、むくみ対策に
ミネラルの中でも特にむくみの改善に必要とされる
カリウムとマグネシウムを含むことから
桃の葉茶は利尿作用がある・むくみの改善に役立つと考えられています。
カリウムには余分な水分の排泄を促す作用があります。
便秘・下痢の緩和に
桃の葉茶には腸内で潤滑油として働くオレイン酸や、マグネシウム、
腸を引き締め下痢を改善するタンニンが含まれています。
これらの成分に整腸作用があるとされ、
便秘と下痢両方の予防・緩和に役立ちます。
美肌作りに
ローションだけでなく、飲用した場合でも内側からの美肌効果が
期待できると考えられています。
桃の葉に含まれるタンニンには美白作用があると考えられ、
肌・毛穴を引き締める働きや、抗酸化作用があることから、
肌の老化防止によいと考えられています。
そのほかマグネシウムは肌荒れを防ぐ働きがあり、
エムルシンという成分は皮下脂肪や角質の分解促進作用が
あると考えられています。
桃の葉に含まれる成分・栄養素
■タンニン (消炎作用、新陳代謝の活性化、解毒作用、抗酸化作用)
■マグネシウム(エネルギー代謝補助)
■オレイン酸 (悪玉コレステロール除去作用、胃酸分泌作用、整腸作用)
■アミグダリン(抗ガン作用、鎮痛作用、殺菌作用)
■エルムシン (皮下脂肪分解作用、肌の角質分解)
桃の葉の副作用や、注意点は?
ローションにした場合、防腐剤を含まないため、傷みやすいです。
冷蔵庫で保存し、なるべく作成から3~4日以内で使い切るようにしてください。
刺激が少なく、赤ちゃんにも使用できるとされていますが
桃のアレルギーをお持ちの方はご注意ください。
心配な方は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。
桃の葉の活用法
赤ちゃんにも安心。桃の葉ローションの作り方
桃の葉を使って、刺激の少ない無添加の自然派ローションが簡単に作れます。
かわしま屋の桃の葉は無農薬栽培の桃の葉を乾燥させ細かく切ってありますので、
桃の葉ローション作りにも最適です。
【桃の葉ローションの作り方】
①鍋に500mlの水に対し5gの乾燥桃の葉を入れ中火にかけます。
②10分間沸騰させ、煮出し火を止めます。(桃の葉の香りがしてきて煮汁が出てきます。)
③そのまま煮汁が冷めるまで待ち、茶漉し等で葉と汁をわけます。
④③で出来た煮汁をボトル等(スプレー式が便利)に入れたらローションの完成です。
※アルコールなどの保存料等は一切使用していないため、痛みやすいです。
冷蔵庫で保存していただき、なるべくお早めに、3~4日で使い切ってください。
小さめのボトルがおすすめです。
<長持ちさせるには>
100mlに対し耳かき1杯ほどのクエン酸を入れると少し長持ちします。
入れすぎると肌への負担になりますのでご注意ください。
※桃アレルギーをお持ちの方など、人によってかぶれ等がみられる場合もありますので
心配な方は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。
夏場もサッパリ。桃の葉湯の入り方
桃の葉は肌に効きサッパリした使い心地なのでお風呂にピッタリ。
お風呂に入れることにより、桃の葉の効果を外側から摂り入れることができます。
お子さまのあせもや夏場の肌トラブルにも効果的。
湿疹、かぶれ、肌荒れにも良いとされています。
鍋に水を入れ、乾燥桃の葉10~50gを10分くらい煮出せば、出来上がり。
これをお風呂に入れてゆっくり浸かってください。
桃の葉ローション・桃の葉エキスとしての効能
昔から、肌のトラブルや皮膚の疾患の改善に利用されている桃の葉エキス。
消炎作用や新陳代謝向上効果、保湿や抗酸化作用も期待できることから
現在でも、自然派の化粧品や赤ちゃんにも使えるベビーローションに利用されたり
煮出してお風呂に入れたりと、根強い人気を持っています。
皮膚のトラブルに
桃の葉エキスに含まれるポリフェノールには殺菌作用や抗炎症作用があり、
あせもやニキビ、湿疹などの皮膚トラブルに効果があります。
美肌・アンチエイジングに
タンニンが消炎作用や新陳代謝活性化作用から皮膚炎症の改善に役立つほか、
エムルシンによる皮下脂肪や肌の角質分解作用もあり、女性に嬉しい美肌効果が期待できます。
日焼け後のスキンケアに
桃の葉エキスには、消炎作用や新陳代謝向上効果、保湿や抗酸化作用もあることから
日焼けしてしまった後の肌トラブル対策としても効果が期待できます。
桃の葉茶としての効能
血液循環を整え、血管を健康に
マグネシウムには血圧を下げる・血液循環を正常に保つなどの役割があります。
タンニンの抗酸化作用でコレステロールの酸化を防ぎ、血管をしなやかに保ってくれます。
代謝を助け、むくみ対策に
ミネラルの中でも特にむくみの改善に必要とされるカリウムとマグネシウムを含むことから
桃の葉茶は利尿作用がある・むくみの改善に役立つと考えられています。
カリウムには余分な水分の排泄を促す作用があります。
便秘・下痢の緩和に
桃の葉茶には腸内で潤滑油として働くオレイン酸や、マグネシウム、
腸を引き締め下痢を改善するタンニンが含まれています。
これらの成分に整腸作用があるとされ、便秘と下痢両方の予防・緩和に役立ちます。
美肌作りに
ローションだけでなく、飲用した場合でも内側からの美肌効果が期待できると考えられています。
桃の葉に含まれるタンニンには美白作用があると考えられ、肌・毛穴を引き締める働きや、
抗酸化作用があることから、肌の老化防止によいと考えられています。
そのほかマグネシウムは肌荒れを防ぐ働きがあり、
エムルシンという成分は皮下脂肪や角質の分解促進作用があると考えられています。
かわしま屋の桃の葉・おすすめ商品
桃の葉茶Q&A
- 妊娠中や授乳期でも桃の葉茶を飲んでも大丈夫ですか?
- はい、カフェインは入っていないので、
妊婦さんや授乳期の方でもお飲みいただけます。
温かくして、飲み過ぎには注意しましょう。
- 桃の葉に毒性はありますか。
- 毒性はありません。
- 桃の葉茶の適度な摂取量は?
- お好みの量でお飲みいただけますが、飲み過ぎは身体に負担になることもあります。
一度に過剰摂取するのは避け、目安として粉末で一日合計10g程度を限度にしましょう。
より効果を求める方は一度に多く飲むよりも、
日々継続的に飲むことで効果が得られます。
- おすすめの桃の葉茶はありますか。
- 桃の葉は粉末になっている商品がほとんどです。
かわしま屋で扱っている下記の商品は桃の葉の葉をそのまま粉状にしていますので
鮮やかな緑色で食欲をそそります。
かわしま屋おすすめ 国産無農薬栽培桃の葉の葉商品
無農薬栽培の葉の粉末ですので、安心して桃の葉の成分を
余すところなく摂ることができ、
普段不足しがちな栄養素を補うことができます。
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無農薬栽培 長崎県産
桃の葉乾燥 100g - 長崎県の福島農園で無農薬栽培。桃の収穫を終える6月下旬より生の桃の葉を収穫し、洗浄・カッティング・乾燥させました。桃の葉茶や桃の葉ローションの作り方もご紹介しています。
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価格:1,880円(税抜)
容量:100g - 商品ページはこちら