魔法瓶で作る甘酒の作り方|ほったらかしで美味しく作るポイント
甘酒を魔法瓶で作る作り方をご紹介します。魔法瓶に仕込んでおけば、あとはほったらかしでも失敗なしで美味しい甘酒を作るポイントと共にご紹介します。
魔法瓶でつくる甘酒の作り方
保温器や炊飯器を使わずに、魔法瓶で保温しておくだけの簡単な甘酒の作り方をご紹介します。
必要な道具
- 鍋
- 魔法瓶
- 温度計
材料
- 米麹(生麹または乾燥麹) 250 g
- お湯(60度)※米麹の1.2倍程度 300 ml
作り方
- 鍋でお湯を60度ぐらいまで温めます。
- お湯の温度が60度になったら、米麹を鍋に入れます。
- 米麹を入れた後、お湯の温度を65度まで上げてください。一般的には、麹の糖化(麹菌の働きにより甘みが増す現象)に最適な温度は60度と言われています。魔法瓶を使う場合は、保温の間に若干の温度の低下が起きてしまいます。そのため、魔法瓶に入れる直前には65度まで温度を高めておくのが良いでしょう。美味しい甘酒に仕上げる為にも、ここでの温度管理には気をつけてください。ここで温度が70度以上に上がっていると、酸味が強い甘酒になってしまいます。反対に温度が50度程度に下がっていると、米麹の粒が硬い甘酒になってしまいます。
- 鍋からお湯と米麹を、魔法瓶に注ぎます。口が大きいタイプの魔法瓶ですとこの作業がやりやすいです。
- 魔法瓶に入れて、そのまま8時間程度置いておきます。魔法瓶の中で米麹の糖化が進み、甘く美味しい甘酒に仕上がっていきます。
- 保温から8時間程度が経過すると糖化が進んだ米麹は、おかゆ状のペーストになっています。麹とお米だけでできた、砂糖不使用、アルコール分0%の美味しい甘酒です。
動画
コツ・ポイント
麹の甘みが強く、そのまま飲むと濃く感じると思います。
お好みで2-3倍程度にうすめてお飲みください。
お好みで2-3倍程度にうすめてお飲みください。
【甘酒の作り方】米麹の配合や道具別の作り方、温度管理や保存のコツをご紹介
記事の監修 管理栄養士 【安藤ゆりえ】 老人保健施設の管理栄養士を経て、健康を維持するためには若いうちからの食生活の大切さを実感。2016年フリーランスとして活動を...
レシピで使用した米麹
奈良県の老舗味噌・醤油蔵「井上本店」が、材料と製法にこだわり作り上げた国内産のうるち米100%の乾燥麹です。