伝統製法で酢酸菌が生きているお酢を造る、サガビネガーさんにおじゃましてきました
2020年10月14日
佐賀にある老舗のお酢メーカーのサガビネガーさんに行ってきました。
天保3年(1832年)創業。
創業当時から受け継がれた酢酸菌で、発酵を90日熟成を90日かけ、静置発酵で手間暇かけたお酢を作り続けられています。
また、サガビネガーさんのお酢は完全に濾過をしない製法により、生きた酢酸菌が残っているのも特徴です。
そして今、完全に酢酸菌が残っている「無濾過」のお酢を開発していただいています。
酢酸菌の効果が注目されている中、酢酸菌がたっぷり入ったお酢も見せていただきました。
遠くからもよく分かる大きな看板が目印。
敷地内に大きな甕が並んでいました。
工場にはお店も併設されています。
右近雅道社長。
原料や製法のこだわりなどインタビューをさせていただきました。
お話しを伺った後は、蔵の中を案内いただきました。
発酵中のりんご酢を見せていただけることに。
酢酸菌がびっしりと膜を張っていました!
こちらは生のりんごを絞った、お酢になる前のお酒に発酵させている樽です。
発酵し、ぷくぷくと泡が出てきています。
発酵が終わったお酢は、このフィルターでゴミなどが取り除かれます。
ろ過器。
大手メーカーが使うセラミックのろ過器とは違い、珪藻土を使うので完全に酢酸菌が取り除かれず生きた菌が残るそうです。
一番左がろ過をする前のお酢、一番右が完全にろ過をしたお酢です。
かわしま屋では左のようなろ過をせず生きた酢酸菌がしっかりと残ったお酢を作っていただくことになりました。
充填作業中。
こうやって一つ一つ手作業で丁寧に充填をされているそうです。
翌日、地元のみなさんの酢蔵見学会に飛び入りで参加させていただきました。
このようにいつでも蔵を開放し、地元の方との交流も大切にされているそうです。
右近社長、サガビネガーの皆さま、お忙しい中2日間に渡りありがとうございました!
お酢の香りが漂う蔵で詳しいお話しを伺うことができ、とても勉強になりました。
酢酸菌がたっぷり入った無濾過のお酢をご紹介できることを楽しみにしています。
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