農薬も肥料も使わない自然農法で「還元米」を育てる、おがた健康農園さんに行ってきました
2020年10月13日
かわしま屋でもすぐに売り切れてしまう玄米や赤米を生産されている、「おがた健康農園」の緒方弘文さんに会いに行ってきました。
熊本県の自然豊かな土地に田んぼが広がるとても美しいところで、農薬も肥料も一斉使わない「自然農法」でお米を栽培されています。
その緒方さんの農園を実際に見せていただき、たくさんの貴重なお話しを伺うことができました。
緒方さんにインタビュー
ご自宅にお邪魔すると早速お茶を点ててくださいました。
美味しいお茶をいただきながら、緒方さんが自然農法を始めたきっかけや想いを聞かせていただくことができました。
部屋を移動し、改めてインタビュー。
私たちの質問に、一つ一つとても丁寧にお答えくださいました。
自然農法の田んぼへ
お話しを伺った後は緒方さんの田んぼへ。
緑米が広がる壮大な景色。
緑米の稲穂です。
田んぼの中を、雑草を見つけては抜きながら歩かれていました。
やはり雑草抜きが一番大変だだそうです。
たくさん実った緒方さんのお米。
慣行方法で育ったお米はなぜか葉が成長していくそうです。
それに比べ、自然農法で育った緒方さんのお米は葉よりも稲穂の方が高く伸びています。
倉庫の中の設備
田んぼの次は、倉庫の中の設備も見せていただきました。
山積みになったもみ殻。
脱穀されたお米をここで広げて乾燥させます。
部屋の奥に置かれていた大きな焙煎器です。
かわしま屋でも人気のもみ付き黒焼き玄米茶も、ここでじっくりと焙煎されてできあがります。
実は、もみ付き黒焼き玄米茶を作る時に大変な作業の一つが「脱芒(だつぼう)」だそうです。
籾についているこのヒゲのようなものを専用の機械で取り除きます。それによって、見た目も美しいもみ付き黒焼き玄米茶ができあがります。
ご自宅の前で。敷地内にある倉庫や機械についても一つ一つ丁寧に説明してくださいました。
一般的なお米は水に浸けると腐敗してしまうのですが、緒方さんが作られた還元米は生命力が強く変質しにくいので何年水に浸けていても腐らないそうです。
最後になりましたが、おがた健康農園の緒方弘文さん。
毎日外で作業をされているのにシミも全くなく肌艶も美しい。やはり食べている物がいいからかな、とご本人も仰っていました。
こちらの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただき、緒方さんのお米作りへの想いや貴重な経験談などたくさんお話しくださいました。
本当にありがとうございました。