もち麦を食べ続けた結果!1ヶ月で感じた体の変化のリアルな体験談

最近、「昔より痩せにくくなった」「便秘や肌荒れが慢性化してきた」と感じることはありませんか?

「忙しい毎日、運動やサプリを続けるのは難しいけれど、体調はなんとかしたい」そんな思いから、私は毎日のごはんにもち麦を加えてみました。

本記事では実際の体験をもとに、感じた変化や続けるための工夫、注意点までリアルにお伝えします。

「自然な生活をしながら、ちゃんと整えたい」と感じている方にぜひ読んでほしい内容です。

※本記事の内容は個人の実体験に基づくものであり、実際の効果を保証するものではありません。

もくじ

もち麦を食べ続けてみた理由

私がもち麦を取り入れようと決めた理由は以下の3つです。

  • 40代に入り体重が落ちなくなってきた
  • 便秘と肌荒れをなんとかしたいと思った
  • 自然食品で無理なく変われるなら続けたい

それぞれ具体的にお伝えしていきます。

40代に入り体重が落ちなくなってきた

まず一番の悩みは、「どんな方法を試しても体重が減らない」ことでした。

若い頃と同じように食べているつもりなのに、なぜか翌朝の体重計の数字がじわじわと増えていく…。そんな日が続き、次第に焦りを感じるようになっていきました。

そこで注目したのが、もち麦に含まれる食物繊維です。水分を吸って膨らむ性質があり、胃の中でかさを増して自然と満腹感が持続します。

満腹感があればいつもより食べる量を減らせる!そうすれば体重も落ちていくかもしれない」と思い、試してみる価値があると感じました。

もちろん、世の中には「置き換えダイエット」や「極端な糖質制限」といった方法もあります。でも、それでは続きません。精神的にも食事の楽しみが奪われてしまいます。

その点、もち麦は主食に混ぜるだけです。家族と同じごはんを食べながら、さりげなく取り入れられる。これなら無理なく、自然と習慣にできそうだと思えたのです。

便秘と肌荒れをなんとかしたいと思った

次に悩まされていたのが、慢性的な便秘でした。

ひどいときには4〜5日出ないこともあり、体の重だるさや肌荒れの原因だと痛感していました。

食物繊維が足りていない自覚はあったものの、毎日たっぷりの野菜を用意するのは意外と手間がかかります。何度かチャレンジしては、忙しさに負けて挫折する…そんなことの繰り返しでした。

そこで目にとまったのが、もち麦の食物繊維の豊富さです。白米の約4倍という量に加え、水溶性と不溶性のバランスも優れています。

もうひとつ嬉しかったのが、もち麦のクセのなさ。白米に混ぜても風味が大きく変わらず、家族も気にならないほど自然になじみます。家族が嫌がらずに食べてくれることは、毎日の食卓を預かる立場としてはとても重要なポイントでした。

自然食品で無理なく変われるなら続けたい

最後の決め手になったのは、「できるだけ自然な方法で体質を変えたい」という思いでした。

サプリメントやダイエット用の置き換え食品も検討しましたが、コストがかさむうえに、子どもといっしょに食べるとなると、少しためらいがありました。毎日の食事は、やはりできるだけ安心できるものにしたい。そう考えるようになったのです。

その点、もち麦はシンプルな穀物です。余計な添加物もなく、スーパーやネットで手軽に手に入ります。白ごはんに混ぜて一緒に炊くだけでOKであり、家計にやさしく、調理の負担もほとんどありません。これなら、家族みんなで同じ食事を楽しみながら、自然と健康を目指せると感じました。

何よりも、続けやすさは大事です。体質を変えるには一時的な工夫より、日々の習慣こそが効果を左右します。その点、もち麦は「主食を少し変えるだけ」というシンプルさが魅力です。特別な調理も必要なく、無理なく生活に溶け込む手軽さが、続けられる理由になりました。

もち麦を1ヶ月食べ続けたリアルな結果

もち麦を取り入れてからの1ヶ月間に、実際どんな変化を感じたのかを振り返っていきます。

最初にお伝えしておくと、目を見張るような劇的変化が訪れたわけではありません。むしろ、じわじわと、やさしく効いてくる感覚です。

それでは次に、具体的にどんなことが起こったのか、順を追って見ていきましょう。

  • 「昨日もちゃんと出たかも?」の感覚
  • 1ヶ月でウエストまわりが整う感覚
  • 肌の様子がいつもと少し違うような感覚
  • 家族から「機嫌がよくなった」との言葉

それぞれ振り返ってみます。

「昨日もちゃんと出たかも?」の感覚

最初の1週間は、これといった変化は感じませんでした。腸の動きも以前とあまり変わらず、劇的な変化はなし。なんとなく、もやもやしたままのスタートでした。

それでも日が経つにつれて、少しずつ身体の内側が動き始めたような感覚がありました。微細な変化ですが、「あれ?」と思う瞬間が、ふと訪れるのです。

2週目に入る頃には、「昨日もちゃんと出たかも?」と感じる日が増えてきました。特に何かを意識して変えたわけでもないのに、気がつけばリズムが整ってきたような感覚がありました。

もちろん個人差はあると思いますが、私の場合は、朝のトイレがとてもスムーズに感じられるようになりました。お腹の張りや重たさも軽くなり、1日の始まりが心地よくなったように感じます。

1ヶ月でウエストまわりが整う感覚

1ヶ月間、もち麦を取り入れた生活を続けてみて、私の場合は体のラインが少しだけ整ってきたと感じるようになりました。

たとえば、朝の服選びのときに「ん?ウエストが前より楽かも」と感じた日があったり、ふと鏡を見たときに、どこか印象が違って見えたり…。数字に劇的な変化はありませんでしたが、思いのほか嬉しく感じました。

でも、一番大きかったのは「無理なく続けられた」という実感でした。気を張って努力したというより、気づけば習慣になっていた。そんな自然な流れが、少しずつ自信にもつながってきています。やってよかったな、としみじみ思える1ヶ月でした。

肌の様子がいつもと少し違うような感覚

肌荒れの原因として、ストレスや腸内環境の乱れが影響しているとも聞きます。実際、私も生活を少し整えるよう意識し始めた頃から、肌に対する「感じ方」がこれまでとは少し違ってきたように思います。

たとえば、頬のざらつきが以前より気にならない日があったり、メイクのときに「今日は軽めでも大丈夫そう」と思える瞬間があったりしました。

どれも些細なことではありますが、私にとっては前向きな気持ちをもたらしてくれるきっかけになりました。

家族から「機嫌がよくなった」との言葉

体の調子が整ってくると、不思議と心にもゆとりが生まれてきます。

以前は、便秘によるお腹の不快感や肌荒れがストレスになり、ちょっとしたことでイライラしてしまうこともありました。でも、そういった不調が落ち着いてきた頃から、気づけば感情の起伏も穏やかに。イライラしそうな場面でも、一度立ち止まって深呼吸できる余裕が出てきたように感じました。

特に印象的だったのは、朝食を一緒に食べている家族のひとことです。「最近よく笑ってるね」の何気ない言葉に、「ああ、もち麦を続けてよかったな」と心から思えたのです。

もち麦を食べ続けるために工夫したこと

「続けることがいちばん難しい」

何度も挫折を経験してきた私が強く感じていることです。

だからこそ、もち麦を無理なく日常に取り入れるために、いくつか工夫をしました。ポイントは、自分のライフスタイルに合ったやり方を見つけること。どんなに良い方法でも、日々の家事や仕事と両立できなければ、結局は続きません。

そこで今回は、私が実際に試して「これはうまくいった」と感じた3つの工夫をまとめました。

  • 朝食に取り入れる
  • 飽きないようにアレンジする
  • 家族と一緒に取り組む

このあとご紹介する小見出しでは、具体的な方法を1つずつ詳しくお伝えしていきます。無理なく始められそうなものから、ぜひ気軽に取り入れてみてください。

朝食に取り入れる

最も手軽で続けやすかったのは、朝食の主食をもち麦入りごはんに置き換える方法でした。

朝は献立が決まっている家庭も多く、流れがルーティン化しやすい時間帯です。そのため、新しい習慣を取り入れるなら朝がベスト。しかも炊飯器のタイマー機能を使えば、準備にかかる手間もほとんど増えません。

私は白米2合に対してもち麦1合を混ぜるのを基本にして、夜のうちに洗米と浸水を済ませておきます。あとはタイマーをセットして寝るだけ。朝起きれば、もちもちでほんのり香ばしいごはんが炊きあがっています。忙しい朝食はこんな感じの手抜きご飯です。

「暇か?」「忙しい朝に暇なんかありません」

余ったもちむぎごはんは、おにぎりにして子どものお弁当に活用。プチプチした食感が新鮮だったようで、「今日のおにぎり、なんかいつもと違う!」と楽しそうに言ってくれるのも嬉しいポイントでした。家族の反応がいいと、続けるモチベーションにもつながります。

さらに、もち麦を朝に食べると満腹感が持続して、日中の過食を防ぎやすくなります。1日のスタートを整えるという意味でも、朝食への取り入れはおすすめの方法です。

飽きないようにアレンジする

毎日同じ味だと、どんなに体に良くてもやっぱり飽きてしまうものです。だから私は、週に2回はもち麦を「味変」して楽しむ工夫をしています。

たとえば和風メニューなら、「鮭フレークと枝豆」を混ぜた炊き込みごはん。手軽なのに彩りも良く、満足感のある一皿になります。洋風なら「トマト缶とチーズ」を使ったリゾット風。材料を混ぜて炊くだけで、ぐっと雰囲気が変わり、ちょっと贅沢な気分にもなれます。

もち麦は吸水率が高く、雑炊やスープにしても芯のあるプチプチ食感が残るのが特徴です。市販のスープにひとさじ加えるだけでボリュームが増し、忙しい日のランチにもぴったりです。

また、意外に合うのがデザートアレンジです。茹でたもち麦をヨーグルトに混ぜて、冷蔵庫で一晩寝かせるだけでオーバーナイトオーツ風の優しい甘さのおやつになります。

こうしたレパートリーをいくつか持っておくだけで、食卓の変化がつきやすくなり、家族から「またもち麦なの?」と言われることもありません。飽きずに楽しみながら続けられる工夫は、何より大切だと感じています。

家族と一緒に取り組む

家族の協力があると、健康習慣はぐっと続けやすくなります。これは実感として本当に大きいポイントでした。

私がもち麦生活を始めるとき、まず夫と子どもに「1ヶ月だけ一緒に試してみてほしい」と宣言しました。炊飯の割合についても、いきなり決めてしまうのではなく、家族に試食してもらうところからスタート。何度か試して、「白米2:もち麦1がいちばんおいしいね」とみんなが納得できるバランスを見つけました。こうした家庭内プレゼンは、意外と効果的です。

さらに、週末には一緒にアレンジレシピを考えたり、子どもが学校で学んできた食育の話をシェアしたりと、ちょっとしたことでも会話が増えていきました。

家族の応援があると、「今日は炊くのやめようかな…」という弱気な気持ちも打ち消され、「よし、今日も炊こう」と自然に体が動くようになります。

実際にもち麦を食べ続けてみて分かった3つの注意点

良い変化がたくさんあった一方で、実際にもち麦生活を始めてみると、思わぬ困りごとや不調もいくつかありました。

すべての人にとって完璧な方法というのは存在しません。だからこそ、「体質に合うかどうか」「続けられそうか」を見極めながら、自分や家族にとって無理のない形で取り入れることが大切です。

具体的な注意点は以下の3つです。

  • ガスが溜まりやすくなりお腹が張る
  • 家を空けがちな日は事前準備する
  • 炊飯を忘れた朝は冷凍ストックで乗り切る

心の準備をしながら、少しずつ生活に取り入れてみてください。それぞれ解説します。

ガスが溜まりやすくなりお腹が張る

もち麦を食べ始めて最初に感じたのが、お腹の張りでした。

食物繊維は水を吸って膨らむ性質があるため、十分な水分がないと腸内で滞ってしまいがちです。そのためこまめな水分補給に加え、食事中によく噛むように意識しました。

また、もち麦を一度にたくさん食べるのではなく、なるべく朝・昼・晩と3食に分けて摂るようにしたのもポイントです。腸への刺激が分散され、ガスの発生も抑えられたように感じました。

それでもつらい場合は無理をせず、もち麦の割合を少なめにしてみるのも一つの方法です。たとえば「白米3:もち麦1」くらいからスタートして、体が慣れてきたら徐々に増やしてみてください。

家を空けがちな日は事前準備する

外出が続くと、どうしても自宅で炊いたもち麦ごはんを食べる機会が減ってしまい、これまでのペースが崩れやすくなります。

そんなときに役立ったのが、あらかじめ作っておいた冷凍もち麦おにぎりです。旅行や出張の予定がある週には、時間があるときにいくつかストック。帰宅後すぐに取り入れられ、リズムの乱れを最小限に抑えることができました。

最近はコンビニやスーパーでも「もち麦おにぎり」や「もち麦入りサラダ」などが手に入るようになってきています。外食が続くときは、こうした市販品をうまく取り入れるのもひとつの手です。

大切なのは、完璧を目指さないこと。「毎日食べなければ意味がない」と思ってしまうと、少し抜けただけで続ける気力が下がってしまいます。多少の空白があっても、また再開すればそれで十分です。

続けること自体が目的なので、「できる範囲でやる」という柔軟な姿勢が、長く付き合うコツだと感じます。

炊飯を忘れた朝は冷凍ストックで乗り切る

うっかり炊飯タイマーをセットし忘れた朝。そんなときに限って時間がないことってありがちですよね。

ですが、もち麦ごはんを冷凍ストックしておけば、そんなピンチも難なく乗り越えられます。炊きたてのうちに1食分ずつ小分けして冷凍しておくと、約1ヶ月ほどはおいしさをキープできるのでとても便利です。

電子レンジで温めれば、もち麦ならではのプチプチした食感もしっかり復活します。忙しい朝でも、1分でごはんの準備が整うのは、特に子育て世代にとっては頼もしい味方です。

冷凍するときには、フリーザーバッグに薄く平らにしておくのがおすすめ。解凍ムラが少なく、加熱時間も短縮できて一石二鳥です。

もち麦の炊飯を忘れると「今日は炊けてないから、まあいいか」となりがちです。ですがストックがあるだけで続けるハードルがぐっと下がります。

もち麦を食べ続けた感想「今後も無理せず続けたい」

1ヶ月間もち麦を続けてみて感じたのは、「劇的な変化ではないけれど、確かな手応えがある」ことでした。

それぞれは小さな変化かもしれません。ですが、毎日の積み重ねが、体も心もじわじわと前向きに整えてくれるのを実感しました。

特に大きかったのは、「自然な食品で体調を整えられる」安心感です。サプリや特別な食品に頼らず、普段のごはんを少し変えるだけで、体がちゃんと応えてくれました。

過去にいくつもの健康法を試しては挫折してきた私が続けられたのは、もち麦のシンプルさがあったからこそです。難しいことは何ひとつありません。「私でもできたから、きっと大丈夫」。そう言える体験を、ひとつ得られたことが何よりの収穫です。

これからも、無理をせずに、家族と一緒に笑顔で囲める食卓を大切にしながら、もち麦生活をゆるやかに続けていこうと思います。あなたもぜひ、プチっとした食感と、日々の小さな変化を楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

読み物コンテンツ担当。ダイエットのため筋トレを始めるも、食事にも気をつけないと痩せないことに気づく。1日1杯のはちみつレモンが至福の時間です。料理が趣味。ついつい味見の量が多くなってしまうのが悩みの種です。

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