野菜炒めの味付けは醤油?塩コショウ?失敗しないためのコツも紹介
野菜炒めはパパっと作れそうなイメージに反して、難易度の高い料理です。
- 焦げてるのになんで火が通ってないの?
- 味が薄いから足したのに味濃くなりすぎ!
- べちゃっとして全然おいしくない……
筆者も野菜炒めがうまくいかずに本当に悩みました。あの時は修行だと思って、毎日もやし炒め食べてたな。野菜炒めが嫌いになりそうになったのは、良い思い出です。
ですが失敗しないためのコツを掴んだら、私でも味がバチっと決まった野菜炒めを作れるようになりました!
この記事では失敗しない野菜炒めの味付けを解説します。塩コショウと醤油の比較から、おすすめの調味料まで紹介するので、野菜炒めに悩む方はぜひ参考にしてみてください。
料理のレパートリーが広がって、ごはんがもりもり進むおかずを作れるようになりますよ。
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野菜炒めの味付けは醤油?塩コショウ?
野菜炒めの味付けは塩コショウのみという方も多いでしょう。ですが塩コショウのみでは、野菜炒めの魅力を引き出しきれません。なにより味が単調になるので、すぐに飽きてしまうでしょう。
味が単調になる問題は醤油を活用すると改善できます。塩コショウと醤油の比較について、以下の2点を見ていきましょう。
- 塩コショウだけだと塩気が強くて単調
- 醤油を加えて風味と旨味を引き出そう
それぞれ解説します。
塩コショウだけだと塩気が強くて単調
野菜炒めを塩コショウだけで作るのはもったいない!塩コショウには旨味成分が添加されていますが、主な味付けは塩とコショウだけです。塩気が強く、単調な味になります。
たまに食べる程度であれば美味しくいただけますが、頻繁に野菜炒めを作る場合は味に飽きてしまうでしょう。また味の大部分は塩味なので、料理の塩分濃度も濃くなりがちです。
塩コショウはシンプルかつ万能で、健康的な調味料です。しかし毎日おうちで料理を食べると考えると、塩コショウの他にもレパートリーがあると安心できます。
醤油を加えて風味と旨味を引き出そう
野菜炒めに醤油を加えると、塩コショウだけを使うよりも味に奥行きが生まれます。風味と旨味が引き立つからです。
- 加熱されて生じる食欲をそそる香ばしい香り
- 豊富に含まれるグルタミン酸による旨味
- 味を丸くする原材料に由来する天然の甘味
醤油は塩気に加えて旨味や甘味など、味の要素をバランスよく兼ね備えています。醤油は合わない食材を探すのが難しいほど、万能な調味料です。
野菜炒めに醤油を使えば、それぞれの素材の持ち味を引き出してくれますよ。
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野菜炒めの味付けで人気な調味料3選
野菜炒めは手軽に野菜を取れる食卓の救世主です。しかし塩コショウと醤油だけでは味が単調で、飽きてしまいます。そこで野菜炒めに使われる人気の調味料を、3つに厳選してご紹介します。
メインの調味料のバリエーションに幅を持たせれば、材料が同じでもなかなか飽きが来ませんよ。
- 焼肉のたれ
- オイスターソース
- めんつゆ
それぞれ見ていきましょう。
焼肉のたれ
焼き肉のたれは、野菜炒めの味付けで非常に人気のある調味料です。豊かな風味とバランスの取れた味わいが、野菜炒めを美味しく仕上げます。
焼き肉のたれの特徴は、さまざまな材料がバランス良く配合されていることです。具体的には醤油、砂糖、にんにく、しょうが、りんご、梨、酒、みりんなどがあります。相乗効果で料理全体にコクを与え、味をまとめる効果が期待できます。
焼き肉のたれは1本で野菜炒めの味が決まる調味料です。
オイスターソース
オイスターソースは中華料理をはじめ、様々な料理で使用される人気の調味料です。野菜炒めに使ってもおいしく食べられます。
オイスターソースは牡蠣(オイスター)を原料とした濃厚なソースです。牡蠣がもつ独特の深い旨味があり、料理の味を一層引き立てます。また牡蠣のエキスに加え、醤油や砂糖、デンプンなどが含まれており、甘辛い風味ととろみも特徴的です。
オイスターソースを野菜炒めに使えば、濃厚な旨味と甘辛い風味が野菜に絡み、満足感を得られます。
めんつゆ
めんつゆはそばやうどんのイメージが強いですが、野菜炒めにもマッチします。だしの風味と甘めな味付けが野菜炒めを優しい味に仕上げるからです。
めんつゆは醤油をベースとして、かつお節や昆布などの旨味の強いだしが含まれています。またみりんや砂糖により、甘味が強いのも特徴です。
塩味と旨味、甘味のバランスが良いため、野菜炒めにめんつゆを使うと、しっかりと味がまとまります。
甘味が強いと感じる際は醤油と合わせると、塩味や旨味とのバランスが取れますよ。
ごはんが進む!醤油味の野菜炒めにちょい足し5選!
醤油味の野菜炒めのレパートリーを増やすなら、調味料のちょい足しがおすすめです。味に奥深さが出るので、ごはんがもりもり進みます。ここでは野菜炒めにおすすめのちょい足し調味料を5つに厳選して紹介します。
- 鶏ガラスープの素
- 砂糖とみりん
- にんにく
- ごま油
- バター
それぞれ見ていきましょう。
鶏ガラスープの素
鶏ガラスープの素を野菜炒めに加えると、旨味とコクを追加できます。鶏ガラスープの素には、鶏肉のエキスが凝縮されているからです。醤油の塩味と相まって、料理全体の味わいが一層深まります。
また鶏ガラスープの素は、塩味と旨味のバランスが取れています。味がまとまりやすいため、醤油との相性が抜群です。醤油との相乗効果で野菜の自然な甘みや風味を引き立てられます。
砂糖とみりん
砂糖とみりんは、醤油味の野菜炒めにまろやかな甘味を与えます。砂糖のストレートな甘さとみりんの上品な甘さが組み合わさることで、深い味わいが生まれるからです。
みりんには甘味だけでなくアルコールによる照りやコクが期待できます。砂糖だけで甘さをつけるよりも、奥深い味に仕上げられます。
醤油と砂糖とみりんを合わせた調味料を「かえし」と呼びます。「かえし」にだしの風味を効かせたものがめんつゆです。
にんにく
にんにくを入れると独特の風味がプラスされて、食欲が増進します。にんにくは加熱されると辛味が旨味に変わり、香ばしい香りが立つからです。
にんにくの風味と醤油がマッチするので、野菜炒めがよりおいしくなります。ただし香りの強いにんにくを入れすぎると、素材の風味を飛ばしてしまうので注意しましょう。
食べ過ぎると腸内環境が乱れて、腹痛や下痢、便秘などを引き起こすこともあります。食べ過ぎには注意が必要です。
ごま油
ごま油は、野菜炒めに香ばしい風味と豊かなコクを加えます。少量入れるだけで、食欲をそそる一品に仕上がります。特に中華風の味付けにしたいときにおすすめです。
またごま油は酸化に強い油なので、高温調理にも安心して使用できます。ただし長時間加熱すると、せっかくの風味が飛んでしまいます。ごま油を野菜炒めに入れる際は、仕上げにサッと加えるのが良いでしょう。
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バター
バターも醤油ととても相性が良い調味料です。醤油に足りないまろやかさを、バターに含まれる脂肪分が補います。
またバターを加熱すると立ち上る香ばしい香りも特徴です。醤油が焦げる直前の香りと合わさると、食欲を刺激します。
バターを醤油に加えると、いつもより少しリッチな野菜炒めになりますよ。
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醤油を使った野菜炒めの味付けを失敗しないコツ
野菜炒めの味付けを失敗しないコツは3つです。この3つのコツを意識すれば、べちゃっとした野菜炒めから卒業して、シャキシャキでごはんの進む野菜炒めを作れるようになりますよ。
- あらかじめ醤油を量って準備しておく
- 火の通りにくい野菜から炒める
- 醤油を入れるタイミングに気をつける
具体的な手順は以下の通りです。
醤油を使った基本の野菜炒めのレシピ
醤油を使った基本の野菜炒め
材料
- もやし 1 袋
- にんじん 1/2 本
- キャベツ 2 枚
- 豚肉 300 g
- サラダ油 大さじ 2
- 醤油 小さじ 2
- 塩 ひと摘み
- コショウ 適量
作り方
- 醤油を小さじ2くらい量って小皿に取っておく(だいたいでOK!)。
- フライパンにサラダ油を大さじ1くらい入れて加熱する。
- フライパンが温まったら野菜を入れる。
- 野菜を入れる順番は根菜→硬い野菜→柔らかい野菜→葉物野菜。
- 野菜に軽く火が通ったら皿に移す。
- サラダ油を再度フライパンに大さじ1くらい入れる。
- 肉を入れて塩をひとつまみ振り中火で炒める
- 肉にしっかりと火が通ったら、皿に移した野菜をフライパンに戻す
- 醤油をかけて全体を混ぜ合わせる
- 器に盛り完成です。
コツ・ポイント
- 火の通りにくい野菜から炒める
- 醤油の分量を量って準備しておく
- 醤油は必ず最後に入れる