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クロレラとは|3つの健康効果と栄養成分、取り入れ方をご紹介

記事の監修

この記事は管理栄養士の方に監修していただいています

管理栄養士

影山敦久

管理栄養士、栄養教諭。子どもからお年寄りまで幅広い年代の方に栄養指導や料理教室を行うかたわら、特定保健指導にも携わる。得意分野はダイエットとスポーツ栄養。

名前は聞いたことあるけど、クロレラって何だろう?
摂取すると、どんな健康効果があるか知りたいと考えていませんか。

本記事では下記について解説します。

クロレラとは?

クロレラ

クロレラは野菜と勘違いされることがありますが、野菜ではなく藻の1種で、川や沼、湖などに生息しています。
プランクトンがクロレラを食べて、そのプランクトンを魚が食べるといった、いわゆる食物連鎖の原点の生物です。
20億年以上前に発生したとされており、ミネラルや各種ビタミンをたくさん含んでいることが特徴です。
クロレラの発見自体は1890年頃になり、ギリシャ語で「緑の」という意味のクロロスと、ラテン語の「小さいもの」という意味のエラという言葉を組み合わせてクロレラという名前になっています。
一言でクロレラといっても、20種類のクロレラが存在しており、それぞれ形や栄養素が若干異なっているのも特徴の1つです。

クロレラとスピルリナとの違い

スピルリナとクロレラは同じ藻類であり、栄養素的にはビタミンやミネラル分など似ている部分はありますが、大きく違う点はクロレラにはスピルリナと比較して、よりビタミンDや葉酸、ビオチンや脂質が多く含まれています。
増殖条件も違いがあり、スピルリナはアルカリ性の塩水なのに対して、クロレラは酸性の淡水で増殖します。
クロレラはスピルリナよりも消化が良くないといわれていますが、各製造メーカーが消化しやすいように改良しているため、あまり気にする必要は無いでしょう。

クロレラのさまざまな活用のされ方

クロレラは体に摂り入れる以外にもさまざまな活用方法があります。
有名なところでいえば、土の中の良質な菌を増やして栄養豊富にしてくれる土壌改良剤として利用され、フルーツや花などの発育を促進してくれます。
その他、鮮やかな緑色を着色料として使用したり、水産業の養殖場などで飼料として用いられたりしています。

クロレラの栄養成分

栄養成分

クロレラの成分のうち、半分はタンパク質で出来ています。
必須アミノ酸という、人が生きていくうえで必要不可欠なアミノ酸を9種類すべて含んでいますし、各種必須脂肪酸や食物繊維も含有しています。
葉酸が豊富なのも特徴的で、戦時中の貴重な栄養源としても注目されていた、という歴史があります。
緑黄色野菜と栄養成分を比較してみると、ビタミンCはにんじんの約9倍、ビタミンAはほうれん草の約24倍、葉酸はほうれん草のおよそ13倍にもなりますので、現在盛んに研究開発が行われている食物の1つです。

クロレラの健康効果

健康効果

クロレラの研究結果に基づく健康効果は主に3点です。

健康効果1 コレステロールや中性脂肪を低下させる可能性

コレステロール

継続的にクロレラを摂取すると、血中のコレステロールや中性脂肪において改善がみられたという報告があります。
まず、コレステロールについてですが、胆汁酸や細胞膜を構成している、人体にとって必要不可欠な成分の1つです。
コレステロールの大部分は肝臓で作られていますが、2割程度は食事からの摂取でまかなわれています。
コレステロールはおおきく2種類に分けられ、全身から余分なコレステロールを肝臓で分解するために運んでくるHDLコレステロールと、肝臓で合成されたコレステロールを全身の細胞へ供給する役割をもつLDLコレステロールがあります。
HDLコレステロールは別名善玉コレステロール、LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれています。
HDLコレステロールとLDLコレステロールのバランスが崩れてしまうと、動脈硬化や脂質異常症の原因となってしまいますし、どちらかのコレステロールが多すぎても少なすぎても寿命が短くなるという報告もあります。
現代の食生活では、LDLコレステロールが多い動物性の脂質を過剰に摂取している傾向にありますので、全身のすみずみにまでLDLコレステロールが余分に蓄積しすぎているといわれています。
昨今の食生活で気をつけたいことは、動物性の脂質の摂取を控えるとともに、魚に含まれる油を摂取してHDLコレステロールを増やしていくことが大切でしょう。

 

NCBI:軽度の高コレステロール血症成人の血清脂質およびカロテノイドプロファイルに対する
毎日のクロレラ摂取の影響:二重盲検無作為化プラセボ対照試験
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4066283/
厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-012.html

健康効果2 抗酸化作用

抗酸化作用

定期的にクロレラを摂取すると、体内の抗酸化力がアップしたという実験報告があります。
具体的には、活性酸素を分解する働きのあるスーパーオキシドジスムターゼという酵素が活性化したり、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンの血中濃度が上昇したということです。
通常、人が呼吸するときに酸素をとりいれていきますが、必ずいくらかの割合で活性酸素という物質に変化していきます。
この活性酸素は体の免疫力を上げる大切な役割がありますが、必要以上に増えすぎると細胞自体を攻撃していってしまうという特性があり、がんや老化、動脈硬化につながる恐れがあります。
体内で増えすぎた活性酸素を効率的に取り除いてくれる働きのあるものがビタミンA、C、Eであり、スーパーオキシドジスムターゼと呼ばれる体内酵素です。
本来、活性酸素と活性酸素を取り除くシステムのバランスがとれているはずですが、あまりにも活性酸素が増えすぎると体内で処理しきれなくなり、酸化ストレスといわれる状態になることで各種疾病につながっていきます。
活性酸素が増えすぎて酸化ストレスの状態になる原因は、激しい運動や、紫外線、喫煙や日常のストレスが影響しています。
ですので、ストレスをためない生活習慣や、適切な強度の運動を続けたり、きちんと睡眠時間を確保する、といったことが大切になってくるでしょう。
規則正しい生活習慣や運動習慣を軸として、補助的にクロレラを摂取していくことがおすすめです。

 

厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
6週間のクロレラ補給は韓国の男性喫煙者の抗酸化状態に好ましい影響を与える
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0899900709001749?via%3Dihub

健康効果3 免疫力を上げる

免疫力

試験管内や動物実験、人を対象とした研究で免疫力がアップしたという報告があります。
具体的には、ウイルスの増殖を抑える働きのあるインターフェロンという物質や、免疫力の活性化に働きかけるインターロイキンという物質が増えたり、ウイルスを直接的に攻撃する作用のあるナチュラルキラー細胞が活性化したということです。
免疫には大きく分けて2種類あり、生まれてからの環境によって体の抵抗力を備えていく獲得免疫と、生まれたときから体に備わっている自然免疫があります。
どちらの免疫機構も強いに越したことはありませんが、基本的に体の免疫力を上げる方法は、きちんとした睡眠時間を確保したり、定期的な運動、急激な温度変化を避けたり、強いストレスをできるだけ回避したりすることが大切です。
もともと人間は、ホメオスタシスといって外部の環境がどれほど変化したとしても体内のシステムを一定に保つ働きがありますが、このバランスが崩れることで各種疾患へとつながっていってしまいます。

 

参考書籍:日野原重明著、医学概論、医学書院
NCBI:短期的なクロレラ補給の有益な免疫刺激効果:ナチュラルキラー細胞活性と早期炎症反
応の強化(無作為化二重盲検プラセボ対照試験)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3511195/

クロレラの摂り入れ方

摂り入れ方

クロレラを摂取する方法としては、サプリメントや栄養ドリンク、ゼリーやお茶などがありますが、粉末のパウダーを利用して料理にも使用することができます。
特に、渋みや苦味といったクセが無く、旨みが強いので健康的に美味しく摂取することができます。
ただ、主菜や副菜などの料理に対してそのまま使うことに抵抗がある方は、ドレッシングやジュレなどに混ぜてみても良いでしょう。

クロレラって危険なの?

危険

クロレラを大量に摂取すると、光線過敏症と呼ばれる疾患にかかるとされています。
光線過敏症とは、太陽光が原因による免疫反応の結果、皮膚にかゆみや炎症が起きてしまいます。
光線過敏症の原因にはクロレラのフェオホルバイドと呼ばれる物質が関係しています。
クロレラの光合成の成分であるクロロフィルに対して、クロロフィラーゼという酵素の作用によって、フェオホルバイドが生成されます。
1970年頃に、ある製造メーカーがクロレラにアルコールを加えて作り出したことで、クロロフィラーゼ活性が高まってしまい、より多くのフェオホルバイドが作り出され、問題になりました。
このような背景から、厚生省の見解としては、’’衛生上の危害発生を未然に防止することが可能である’’として、フェオホルバイドの製造基準や加工基準を設けていますので、現在販売されているクロレラ製品は安心して摂取できるでしょう。
クロレラって危険かもしれない・・・という印象ができたかも知れませんが、クロレラ以外のサプリメントに関して、なかには製造基準や加工基準が各メーカーにゆだねられている製品もありますので、現在健康被害が発生していないだけで、今後明るみに出る可能性は十分にあります。
逆の発想ですが、クロレラを健康的に活用するための、製造基準や加工基準を厳密に国が決めているぶん、「徹底的に細かく指導管理されている製品」という考え方ができるので、消費者側の安心材料にもつながります。

フェオホルバイド等クロロフィル分解物を含有するクロレラによる衛生上の 危害防止について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/dl/18.pdf

Q&A

クロレラについてよく聞かれる疑問をQ&A方式でお答えしていきます。

いつ摂取したら良いですか?
各種栄養素を効率的に消化吸収するために、食事の時が良いでしょう。
クロレラは栄養豊富ですか?
クロレラは必須アミノ酸や各種必須脂肪酸が含まれています。
青汁が苦手な人でも摂取できますか?
青汁と違い、独特なクセがありませんので、気軽にとりいれることができます。
どれぐらいの量を摂取したら良いですか?
製品によって異なりますので、パッケージに記載されている目安を守るようにしてください。
病気が治りますか?
クロレラを摂取しても病気が治ることはありません。
栄養バランスのとれた食事を基本にするべきでしょう。

●管理栄養士からのコメント

クロレラとは藻類の1種で、食物連鎖の原点に存在する生物です。
クロレラは栄養豊富な点から、人が摂取するたけではなく、農業や水産業など幅広く取り入れられています。
クロレラの栄養成分はタンパク質や必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミンやミネラルなど幅広く含まれています。
クロレラを摂取することで得られる健康効果には下記のものがあります。

  • ・コレステロールや中性脂肪を低下させる可能性
  • ・抗酸化作用
  • ・免疫力を上げる

クロレラを摂り入れる方法はサプリメントや栄養ドリンク以外にも粉末を用いて料理にも使うことができます。
健康的な生活を送るために、クロレラを適宜とり入れてみてはいかがでしょうか。

稲尾 貴子

管理栄養士プロフィール

◎影山敦久

管理栄養士、栄養教諭。子どもからお年寄りまで幅広い年代の方に栄養指導や料理教室を行うかたわら、特定保健指導にも携わる。得意分野はダイエットとスポーツ栄養。

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この記事を書いた人

パン作りと温泉をこよなく愛する2児の母。老後は伊豆で大きな犬と暮らすのが夢です。豆乳が好き、猫は苦手。