生醤油の読み方とは?作り方や使い方、他の醤油との違いも解説!

生醤油の読み方とは?作り方や使い方、他の醤油との違いも解説!

生醤油の読み方がわからず困っている方も多いでしょう。生醤油にはふたつの読み方があり、それぞれ意味合いも違います。生醤油を正しく使いこなせれば、料理の幅も広がること間違いなしです。

この記事では生醬油に関連する醤油を3つ、読み方や他の醤油との違いも合わせて解説します。生醤油を使ったお手軽レシピも紹介するので、生醤油を使いこなしたい方はぜひ参考にしてみてください。


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もくじ

生醤油の読み方と作り方、他の醤油との違い

生醤油の読み方と作り方、他の醤油との違い

「生」の醤油は3つあり、それぞれ読み方と作り方が異なります。生醬油の比較は以下の表の通りです。

生醤油(きじょうゆ)生醤油(なましょうゆ)生揚げ醤油(きあげしょうゆ)
火入れ火入れあり火入れなし火入れなし
ろ過ろ過ありろ過ありろ過なし

ここでは生の醤油をそれぞれ以下の観点から解説します。

  • 生醤油(きじょうゆ)の定義や他の醤油との違い
  • 生醤油(なましょうゆ)の定義や他の醤油との違い
  • 生揚げ醤油(きあげしょうゆ)の定義や他の醤油との違い

生醤油(きじょうゆ)は火入れされている醤油

生醤油(きじょうゆ)醤油は、塩以外の添加物が入っていない醤油です。名前に「生」とついていますが、製造の段階で火入れされています。一般的にイメージする「生」とは違うので注意しましょう。

ポン酢やだし醤油などのしょうゆベースの調味料と区別するため、添加物の入っていない醤油は生醤油(きじょうゆ)と呼ばれます。

主に料理業界で使われる言葉であり、他の一般的な本醸造醤油と同一の醤油です。作り方にも違いはありません。

原材料の表記が「大豆、小麦、食塩」のみである醤油は生醤油(きじょうゆ)となります。

生醤油(なましょうゆ)は火入れされていない醤油

生醤油(なましょうゆ)は火入れせずにろ過した醤油です。火入れをしない場合、酵母菌や微生物が活きたままとなっています。

生のまま常温で流通させると、発酵が進んでボトルが破裂したりキャップが飛ぶ可能性があるため危険です。そのため火を入れて殺菌する代わりに、精密なろ過で微生物や酵母を取り除きます。火入れ以外の作業工程は一般的な醤油と同様です。

生醤油(なましょうゆ)は製造過程では加熱されず、調理の際に初めて加熱されます。そのため加熱すると、他の醤油よりも香りが立ちやすいのが特徴です。

生醤油(なましょうゆ)にはラベルにも「なま」と振り仮名を振るよう定められています。

生揚げ醤油(きあげしょうゆ)は火入れとろ過がされていない醤油

生揚げ醤油(きあげしょうゆ)は火入れやろ過を行っていない醤油です。醤油のもろみを絞ったままの状態で出荷されます。

冷蔵が必須であるため、一般のスーパーにはほとんど流通していません。購入したい場合は醤油蔵併設の直売所を訪ねると良いでしょう。

生揚げ醤油は主に業務用の食品に使用されており、食品加工メーカーに卸されます。搾りたての生揚げ醤油はフレッシュで香りは控えめです。

微生物や酵母が生きているので、表面に浮遊物が生じやすい傾向にあります。健康に害のあるものではありませんが、風味を劣化させる原因となります。

※以降、本記事で生醤油と記載するときは、火入れを行っていない「なましょうゆ」を指します。

小学生でもできる!家庭で生揚げ醤油を作る方法

生揚げ醤油は家庭でも簡単に作ることができます。醤油の仕込みは食塩水に醤油麹を加えてよくかき混ぜるだけです。半年から一年間程度、発酵・熟成させれば醤油ができあがります。

用意するものと手順は以下の通りです。

  • 醤油を入れる4リットル程度の容器
  • 醤油麹1kg
  • 塩414g
  • 水1.8L
  • アルコール消毒
  • キッチンペーパー
  • かき混ぜ用のヘラ
STEP
醤油を入れる容器を洗う

STEP
アルコールで消毒する

STEP
キッチンペーパーで拭く

STEP
塩と水を容器の中で混ぜる

STEP
醤油麹を入れる

STEP
ヘラでよくかき混ぜる

以上で仕込みは完了です。仕込んでから1週間は、馴染ませるために毎日かき混ぜる必要があります。翌週以降は週に2回から3回、1ヵ月以上たてば1週間から2週間に1度混ぜれば大丈夫です。

途中で表面に白い膜が発生することがあります。夏場に長期間混ぜないでいると発生しやすいので注意しましょう。ただし多少発生する程度であれば問題ないので、気にせず混ぜこんで大丈夫です。

自家製醤油は大量には作れません。しかし自分でお世話した醤油が食卓に上がると、普段の醤油よりも美味しく感じられますよ。

生醤油は他の醤油でも代用可能!かわしま屋の醤油がおすすめ

生醤油の代用品は、かわしま屋こだわりの醤油がおすすめ

料理に生醤油の指定があった場合でも、他の醤油で代用可能です。

生醤油は風味や香りが良いため、シンプルな料理の際に指定されることがあります。しかし風味の良い高品質な醤油であれば、風味が気になることはないでしょう。

かわしま屋の醤油は生醤油ではありませんが、独自の製法と厳選された原材料によって豊かな風味が引き出されています。火入れされているため、長期間品質を保ちやすいのも生醤油にはない魅力です。

かわしま屋こだわりの国産有機醤油であれば、生醤油を使いたい場面であっても豊かな風味を味わえますよ

ここではかわしま屋の醤油について、以下の観点から解説します。

  • 日本で1%しか流通していない木桶仕込みの醤油
  • 手間を惜しまず自家製麹から作る伝統の醤油
  • 原材料はすべて品質にこだわりぬいた国産素材

ひと味違う醤油をお探しの方は、参考にしてみてください。

日本で1%しか流通していない木桶仕込みの醤油

かわしま屋では日本でわずか1%しか流通していない木桶仕込みの醤油を販売しています。木桶仕込みの醤油は、現代の大量生産品とは異なる少数販売の醤油です。

かわしま屋の醤油は手作業で丁寧に仕込まれ、じっくりと時間をかけて熟成されます。そのため、一般的な醤油とは一線を画す、まろやかで奥深い味わいが特徴です。

木桶仕込みによりうまみ成分のグルタミン酸が増えることも、科学的に実証されています。

特別な風味を求める方には、貴重な木桶仕込みの醤油がおすすめです。

手間を惜しまず自家製麹から作る天然醸造の醤油

手間を惜しまず自家製麹から作られるかわしま屋の天然醸造の醤油は、他では味わえない特別な一品です。自家製麹を使用することで、醤油に独特の風味と深みを与えます

現在自家製の麹を使用しているメーカーは多くありません。麹は醤油造りの要ですが、麹を作るのに手間がかかるためです。

かわしま屋で販売している醤油は、伝統的な製法を守り続けることで、その品質が保証されています。

原材料はすべて品質にこだわりぬいた国産素材

かわしま屋の醤油は、品質にこだわりぬいた国産素材を使用しています。醤油の風味や品質にこだわるなら、素材選びが重要だからです。

かわしま屋の醤油は健康にも配慮しています。厳選された国産素材で作られているだけでなく、添加物を使用していないからです。そのためかわしま屋の醤油を使えば、大切な家族の健康を守ることができます。

食卓に並ぶ料理が一層おいしくなり、家族みんなの笑顔が増えることでしょう。

かわしま屋の醤油の詳細な内容は、以下のページを参考にしてみてください。


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かわしま屋の醤油を購入したお客様からの実際の声

かわしま屋の醤油を購入したお客様の声は以下の通りです。

古式天然醸造杉桶仕込み 国産有機醤油(こいくち) 900ml 無添加・国産原料100%の醤油

とっても良い香りで奥深い風味でした。さすが本物のお醤油だなと感じました。ただ私個人の好みの問題(個人的にまろ味がある方が好み)ですが、少し塩味が濃いように感じました。あまり醤油が得意ではない私が、香り、風味に感激致しましたので、美味しいお醤油だと思います。
(50代: 女性)

美味しいお醤油

安全な素材と昔ながらの製法から生まれた香りと味を楽しんでいます。濃口でも美しい淡い色で煮物もよい色で美味しく仕上がります。
(60代以上: 女性)

こだわりが強く伝わりました。

古式の天然醸造方法と杉桶仕込みという伝統的な製法が用いられていることから、醤油の品質や風味にはこだわりを感じました。農薬や化学肥料を使用せずに育てられた原料が使われているので安心して食卓に飾ることができました。上品な味わいとコスパも最高でしたね。
(50代: 女性)

うどんに生醤油をかけるだけで絶品料理

うどんに生醤油をかけるだけで絶品料理

高品質な醤油を手に入れた際にぜひ試してほしいのが生醤油うどんです。茹でたうどんに薬味と醤油をかけるだけで、絶品料理ができあがります。ここでは生醬油うどんについて、以下の観点から解説します。

  • 生醤油うどんは香川県発祥のお手軽料理
  • 生醤油うどんの本場さぬきの絶品レシピ

それぞれ見ていきましょう。

生醤油うどんは香川県発祥のお手軽料理

生醤油うどんは香川発祥のお手軽料理です。うどんの食感や醤油の風味を最大限に楽しめます。シンプルな料理なのでごまかしがきかず、うどんと醤油の品質で美味しさが決まるのが特徴です。

生醬油うどんは短時間で作れます。そのため忙しい時や手軽に一品追加したい時に最適です。また余計な調味料を使っていないので、ヘルシーに楽しむことができます。以下は生醤油うどんの本場、香川県の言い伝えです

お百姓さんが田植えなどで、地下足袋を脱ぐ暇もないほど忙しかったため、昼食にうどんに醤油をさっとかけ食べたことから始まったという言い伝えもあります。

引用:香川県 生醤油うどん

生醤油うどんの本場さぬきの絶品レシピ

生醤油うどんの具体的なレシピは以下の通りです。

生醬油うどん

うどんの食感と醤油の風味を最大限に楽しむ料理です。
5 from 1 vote
調理時間 15 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • お湯 たっぷり
  • うどん(生) 1
  • 醤油 適量
  • 刻みネギ お好み
  • すだち お好み
  • 大根おろし お好み
  • ごま お好み

作り方
 

  • お鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
  • 刻みネギ、すだち、大根おろし、ごまなどを用意します。(薬味はお好みで)
  • お湯が沸騰したら、鍋にうどんを入れて茹でます。
  • うどんを流水で洗い、ぬめりを取ります。
  • うどんをお皿によそい、薬味を添えたら完成です。
このレシピのキーワード うどん, 国産ゆうき醤油, 醤油

生醤油に関するQ&A

生醤油とは何ですか?

生醤油(きじょうゆ)とは、添加物が一切入っていない醤油のことです。火入れされており、一般的な本醸造醤油と同じ製造過程を経ています。

生醤油(なましょうゆ)と他の醤油の違いは何ですか?

生醤油(なましょうゆ)は火入れされずにろ過された醤油です。火入れをしないため、酵母菌や微生物が活きたままとなっています。

家庭で生揚げ醤油を作る方法は?

家庭で生揚げ醤油を作るには、食塩水に醤油麹を加えてよくかき混ぜ、半年から一年間発酵・熟成させます。途中で表面に白い膜ができることがありますが、問題ありません。

生醤油の代用は可能ですか?

生醤油の指定があっても、他の高品質な醤油で代用可能です。生醤油は風味や香りが良いですが、他の風味豊かな醤油でも十分対応できます。

かわしま屋の国産有機醤油の特徴は?

かわしま屋の国産有機醤油は、無添加で国産原料100%の醤油です。古式天然醸造杉桶仕込みで作られており、香りと風味が非常に良いと評価されています。

生醤油うどんとはどんな料理ですか?

生醤油うどんは香川県発祥のシンプルな料理で、茹でたうどんに薬味と生醤油をかけるだけで作れます。うどんと醤油の品質が美味しさを決めるのが特徴です。

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この記事を書いた人

読み物コンテンツ担当。ダイエットのため筋トレを始めるも、食事にも気をつけないと痩せないことに気づく。1日1杯のはちみつレモンが至福の時間です。料理が趣味。ついつい味見の量が多くなってしまうのが悩みの種です。

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