離乳食中期から『赤ちゃん用だしの取り方』と注意点

離乳食中期の赤ちゃんの味覚を育む「だし」。
赤ちゃんの健康のためには、使用するだし選びがポイントになります。安全で美味しい「だし」の選び方と、赤ちゃんにとっての注意点をわかりやすく解説します。
美味しいものを食べれば赤ちゃんだって「にっこり」。食べることの喜びも伝えられたら良いですね。

ザルに乗った鰹の削り節とカラス容器に入った鰹だし

【離乳食用だしの取り方】離乳食中期から

離乳食中期からの基本の出汁の取り方です。美味しい離乳食で、食事の時間をもっと楽しく!
4.34 from 3 votes
調理時間 10 mins
材料(人分) 2

材料
  

  • 鰹節 1/6 カップ
  • 昆布 3 cm位
  • 1 カップ

作り方
 

  • 昆布の表面をかわいた布で拭き、鍋に入れた水の中に入れます。そのまま30分~1時間ほど浸けておきます。
  • 鍋を中火にかけます。鍋の底から小さな泡がふつふつとしてきたら、昆布を取り出します。
  • 鰹節を加えて、沸騰したらすぐに火を止めます。
  • 30秒ほどおいて、晒し布などで濾したらできあがりです。

コツ・ポイント

おだしは、まとめて作っておき、製氷機に入れて冷凍しておくと便利です。
【注意点】
出汁としてご使用になる素材は、塩分が添加されていないものを選ぶようにしましょう。
・昆布にはヨウ素が含まれています。昆布だしの使い過ぎには注意しましょう。
このレシピのキーワード 出汁

離乳食に使う「だしの選び方」と注意点

4種類のだし

離乳食用のだしを選ぶ時のポイントと注意点は以下の3つです。

  • 化学調味料、保存料、食塩は無添加
  • 安心できる産地&栽培方法の素材を選ぶ
  • 動物性のだしは離乳食中期から様子を見て

離乳食におすすめ「無添加だしパック」

以下の5つの素材だけで作られた、自然のだしパック
【かつおぶし】鹿児島県産
【いわし煮干し】瀬戸内産
【さばぶし】熊本産
【昆布】北海道
【椎茸】九州産
化学調味料、保存料、食塩はもちろん無添加なので、離乳食にも安心してお使いいただけます。

だしを使ったレシピ

木のスプーンとピンクのボウルに入ったお粥

出汁で炊く「離乳食用のお粥」離乳食中期から

4.5 from 2 votes
調理時間 30 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • だしパック 1
  • お米 1/4 カップ
  • 500 cc

作り方
 

  • お米を研ぐ。
  • 炊飯器に全ての材料を加え、「おかゆモード」で炊けばできあがり。

コツ・ポイント

レシピは、10部粥の水分量です。
7部粥にする場合は、水を350ccに変えるなど、お子様の好みや成長に合わせて水の量を加減してください。
このレシピのキーワード 出汁
離乳食のだしうどん小さく切ったにんじん入り

赤ちゃん喜ぶ!離乳食【だしうどん】

おだしを丁寧に取った、スープの染み込んだおうどんの作り方です。赤ちゃんの食が進みます。
3.34 from 3 votes
調理時間 15 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • 冷凍うどん 1/2
  • だしパック 1
  • 200 cc
  • お好みのお野菜 好きなだけ

作り方
 

  • 電子レンジなどでうどんを解凍する。
  • お好みのお野菜を細かく切る。
  • うどんが解凍できたら、2cmくらいに切っておく。
  • お鍋に水とお野菜、だしパックを入れて火にかける。
  • 沸騰して3分くらい経ったら、だしパックを引き上げる。
  • そのままおうどんとお野菜が柔らかくなるまで、中火で5分くらい煮込む。
  • 鍋のまま赤ちゃんが食べやすい温度になるまで冷ます。

コツ・ポイント

鍋のまま粗熱をとることで、おうどんやお野菜にしっかりだしの旨みが染み込みます。
赤ちゃんが寝ている間など、時間がある時にパパッと作れるレシピです。
このレシピのキーワード 出汁
離乳食や介護食に

玄米フレークのだし風味雑炊

ビタミン豊富な野菜とやタンパク質がしっかり摂れるササミを使った雑炊です。素材の味を活かしたのレシピなので離乳食やご高齢の方にもお召し上がりいただけます。だしの旨みがしっかりきいているので、塩分を控えたい方にもおすすめしたいメニューです。
4.34 from 3 votes
調理時間 10 mins
材料(人分) 1

材料
  

  • 玄米フレーク 60
  • お湯 200~ ml
  • だしパック 1 パック
  • 鶏ささみ 50 g
  • にんじん(小) 1/6
  • ほうれん草 1
  • オリゴ糖シロップ(お好みで) 適量
  • 適量

作り方
 

  • 鶏ささみを細かく刻み、にんじんとほうれん草もみじん切りにする。
  • 鍋に水を入れて沸騰させ、だしパックを入れてだしを取る。
  • 鶏ささみとにんじんを鍋に入れ、中火で煮込む。
  • 鶏ささみが火が通ったら、ほうれん草を加えてさっと混ぜる。
  • 玄米フレークを加えてすぐに火を止める。蓋をして3分ほど蒸らす。
  • 全体の柔らかさを調整したい場合はお湯を少しずつ加えてください。
  • オリゴ糖7種シロップと塩で味を整える。
  • 器に盛り付けて完成。

コツ・ポイント

【オリゴ糖】
  • オリゴ糖が優しくお腹の調子を整えるサポートをしてくれるので、便秘がちの赤ちゃんにも◎
玄米フレーク
  • 熱と圧力を加えて調理した玄米を乾燥させフレーク状にする『アルファ化』と呼ばれる加工技術で作られています。
  • 調理の手間がなくそのままでもお召し上がりいただけます。
  • 玄米の豊富な栄養をお手軽に摂取したい方にピッタリです。
このレシピのキーワード 玄米フレーク


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この記事を書いた人

動物、植物、夫、子ども、美味しいものとスターウォーズをこよなく愛する1児の母。かわしま屋に入って、腸内環境がとても良くなりました。
将来の夢はパーマカルチャー暮らし。