冷やした甘酒、温めた甘酒を飲み比べてみました
それぞれの甘酒を、冷やした場合と温めた場合で飲み比べてみました。
希釈タイプはパッケージに書かれている水またはお湯で割っています。
ストレートタイプは、冷やした場合は冷蔵庫から出してそのままで、温める場合はお湯を張った鍋で湯煎にかけ、保温をしながら飲み比べをしました。
「香り」「甘み」「すっきり感」「濃厚さ」を点数で評価していますが、主観によるところが大きいのであくまでも参考にしていただけたらと思います。
国産有機米でつくった「腸活甘酒」
タイプ:ストレートタイプ
原材料:国産有機米、米麹、米糠発酵物、乳酸菌末(味噌由来)乳酸菌末(デキストリン、乳酸菌)酸味料(果実由来乳酸)
内容量:400g
冷やして飲んだ感想
一口飲んでまず思ったのが「乳酸飲料」のようなさわやかな酸味。
乳酸菌が入っているからか他の甘酒とは一線を画した味わいでした。
温めて飲んだ感想
さわやかな酸味はあるものの、冷やした時よりマイルドになっていました。
香り |
★ |
甘み |
★ |
すっきり感 |
★★★★ |
濃厚さ |
★★ |
糖度 |
26 |
糖度が一番高いのにもかかわらず甘味が一番低く感じたのが驚きでした。
マルクラ:白米あま酒
タイプ:2.6~3倍希釈タイプ
原材料:米(国産)、米こうじ(国産)
内容量:400g
冷やして飲んだ感想
甘すぎず物足りなさもなく、ほどよい甘さでした。
粒が残っていないので希釈しても水と混ざり濃厚で口どけの良い食感でした。
温めて飲んだ感想
冷やした時よりも甘さが控え目に感じましたが、甘酒としては一番一般的な味のように思いました。
香り |
★★★ |
甘み |
★★ |
すっきり感 |
★★★ |
濃厚さ |
★★★ |
糖度 |
16 |
甘さも食感も、「これぞ麹で作った甘酒」という印象でした。
星六:白甘酒
タイプ:3~4倍希釈タイプ
原材料:精米、糀
内容量:450g
冷やして飲んだ感想
水で希釈しても粒が残るので、水分の方がさらさらであっさりしていました。
口に米粒が残るので食べる甘酒のような感じでした。
温めて飲んだ感想
やはり粒は残りますが、冷やした時よりも溶けるので水分はかなり濃厚になりました。
香り |
★★ |
甘み |
★★★ |
すっきり感 |
★★ |
濃厚さ |
★★ |
糖度 |
21 |
オーサワ:純米甘酒
タイプ:2.6倍希釈タイプ
原材料:米麹(岡山産)、米(岡山産)
内容量:250g
冷やして飲んだ感想
お米が三分搗きということで、玄米がかなり口に残りました。
その分水に溶ける割合が低く、ちょっと甘い水に玄米が混ざっている感じでした。
温めて飲んだ感想
パッケージの飲み方にも温めるように書いているので、やはりこれは温めて飲むもののようです。
玄米のような粒は残るのですが、ちゃんとお湯に溶けて濃厚になりました。
香り |
★★ |
甘み |
★★★ |
すっきり感 |
★★ |
濃厚さ |
★★ |
糖度 |
21 |
はつゆき屋:あま酒
タイプ:2.5倍希釈タイプ
原材料:米こうじ、米、もち米
内容量:300g
冷やして飲んだ感想
もち米が入っているからか、かなり甘く感じました。
水には溶けるのですが、米粒感は残りました。
温めて飲んだ感想
冷やした時より溶けるのでかなり濃厚でした。
さらに甘さも増すようで、糖度17とは思えない甘さでした。
香り |
★★ |
甘み |
★★★★ |
すっきり感 |
★ |
濃厚さ |
★★★★ |
糖度 |
17 |
米粒が残っているタイプは、温めた方が溶けて飲みやすくなるようです。
八海山:あまさけ
タイプ:ストレートタイプ
原材料:米麹(国産米)
内容量:300g
冷やして飲んだ感想
一番甘い、甘酒でした。
原材料が米麹だけなのに糖度も高く、後味が喉に残る甘さだったのですっきりした印象にはなりませんでした。
温めて飲んだ感想
冷やした時より甘さはマイルドになったように思いました。
香り |
★★★★ |
甘み |
★★★★★ |
すっきり感 |
|
濃厚さ |
★★ |
糖度 |
25 |
米粒が残っているタイプは、温めた方が溶けて飲みやすくなるようです。
マルコメ:糀甘酒
タイプ:ストレートタイプ
原材料:米、米こうじ、食塩
内容量:125ml
冷やして飲んだ感想
甘味よりも塩味が強い印象でした。
そのせいか甘酒のイメージとはだいぶ違うものでした。
温めて飲んだ感想
やはり塩味の印象が強く、温めることで出汁感が出たように思います。
香り |
★ |
甘み |
★ |
すっきり感 |
|
濃厚さ |
★ |
糖度 |
16 |
米粒が残っているタイプは、温めた方が溶けて飲みやすくなるようです。
森永:米麹甘酒
タイプ:ストレートタイプ
原材料:米麹(国産米100%)、食塩
内容量:125ml
冷やして飲んだ感想
先ほどのマルコメの糀甘酒と同じように、塩の味が強い印象です
パッケージにも「甘さ控えめ」と書かれていましたが、むしろ甘さが物足りないと思いました。
温めて飲んだ感想
こちらも出汁感がでて、一般的な甘酒とはまた違うものに感じました。
香り |
★ |
甘み |
★ |
すっきり感 |
|
濃厚さ |
★ |
糖度 |
15 |
マルコメ、森永は、甘酒として飲むにはちょっと口に合いませんでした。。。
一番おいしい甘酒を選びました!
【マルクラ:白米あま酒】
ほどよい甘さで後味もすっきりしていました。
粒が無いので水でもお湯でも溶けやすく、飲みやすかったです。
希釈タイプなので自分の好みの濃度で調整できるのもいいですね!
こちらもおすすめ!
【国産有機米でつくった「腸活甘酒」】
「甘いのが苦手」という方にはこちらもおすすめ。
さわやかな酸味が甘さを抑えて飲みやすくなっています。
乳酸飲料のような味わいで「甘酒」と少し違うイメージだったので1位にはなりませんでしたが、飽きずに飲み続けられそうです。