エクストラバージンオリーブオイルで炒め物はOK?風味を生かすポイントも
「エクストラバージンオリーブオイルは、生のまま加熱しないで」という言葉をどこかで耳にしたことがありませんか?
エクストラバージンオイルを加熱調理に使用して良いのか、ダメなのか、不安になりますよね。
結論からお答えしますと、エクストラバージンオリーブオイルは炒め物など加熱に使用してもOKです。
この記事では、エクストラバージンオリーブオイルを炒め物に使用してもよい理由、加熱時のポイントや、美味しいレシピなどをご紹介します。
エクストラバージンオリーブオイルを使いこなせば、おうちにいながらワンランク上のごはんを楽しめますよ。
オリーブオイルは炒め物で酸化しないの?
オリーブオイルは炒め物に使用しても酸化しません。オリーブオイルは熱に強い性質があるからです。中温で加熱するお料理には問題なくお使いいただけます。
オリーブオイルの主成分は、オレイン酸です。オレイン酸は他の油よりも酸化しにくく、加熱に強い特性があります。
ただし温度が180度を超えると、熱に強いオリーブオイルも劣化します。揚げ物に使用したり、フライパンから煙が出るほど加熱したりするのは、避けるのがおすすめです。
オリーブオイルは酸化に強い油なので、加熱のし過ぎに注意すれば健康効果は失われません。
なぜエクストラバージンオイルは加熱しないでと言われるの?
「エクストラバージンオイルを加熱してはいけない」と言われる理由は、加熱するとせっかくの香りが飛んでしまうからです。しかしエクストラバージンオリーブオイルを炒め物の仕上げに入れれば、ほとんど加熱されないので香りが飛びません。そのため薫り高く料理をまとめられます。
上質なエクストラバージンオリーブオイルのフレッシュさが最大の魅力です。まろやかな味やフルーティな香りを好む人も多いでしょう。
しかし加熱調理すると、エクストラバージンオリーブオイルの最大の魅力である風味が失われてしまいます。そのため高価なエクストラバージンオリーブオイルは、加熱せずに食べるよう進められているのです。
ですが調理の仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを回しかければ、炒め物の風味がグッと良くなります。
トラットリアで食べるようなワンランク上のイタリアンの風味を演出するのであれば、あえてエクストラバージンオリーブオイルを使うのもおしゃれな選択です。
有機エクストラバージンオリーブオイル450ml(430g)| 無ろ過・低温圧搾(コールドプレス)製法、イタリア産-かわしま屋-_t1
オリーブオイルの国際基準をクリアした「本物」のエクストラバージンオリーブオイルです。 イタリアの老舗メーカーが有機農法で育てたオリーブを手摘みで収穫し、低温圧搾製法で搾油しています。 さらっとして飲みやすく、無ろ過なのでオリーブオイルに含まれているポリフェノールなどの栄養を丸ごと摂取できます。
2204 円(税抜)
オリーブオイルを使ったおすすめの炒め物レシピ|調理のポイントは?
炒め物は最小限の油で炒めてから、追いエクストラバージンオリーブオイルをするのがおすすめです。
オリーブオイルの風味は加熱することで薄れてしまいますが、お皿に盛り付けてからサッと回しかければ、オリーブオイル本来の風味を加えることができます。
オリーブオイル香るズッキーニの炒め物
材料
- オリーブオイル 大さじ 1
- オリーブオイル(最後に回しかける分) 適量
- ズッキーニ 1 本
- 塩 適量
- タイムやバジル、ミントなどのハーブ お好みで
作り方
- ズッキーニを縦方向にスライスする。
- オリーブオイルを敷いたフライパンにズッキーニを加え、炒める。
- 塩で味を整える。
- お皿に盛り付け、オリーブオイルを回しかけて出来上がりです。
コツ・ポイント
迷ったら、エクストラバージンオリーブオイルを選ぶのがおすすめです。
エクストラバージンオリーブオイルの薫り高い、ウィンナーとブロッコリーの炒め物
材料
- オリーブオイル 大さじ 1
- エクストラバージンオリーブオイル(最後に回しかける分) 適量
- ブロッコリー 1 株
- ウィンナー 5 本
- 塩こしょう 適量
- ニンニクチューブ 5 cm
作り方
- ブロッコリーを小房に切り分ける。太い茎は、細切りや半月切りなどで。
- ウィンナーを食べやすい大きさに切る。
- フライパンにオリーブオイルを入れ温める。
- ブロッコリーとニンニクチューブを入れ、塩コショウをかけてサッと火を通す。
- ウインナーを入れ炒める。
- お皿に盛り付け、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて出来上がりです。
コツ・ポイント
エクストラバージンオリーブオイル香る、パプリカとピーマンの炒め物
材料
- オリーブオイル 大さじ 1
- エクストラバージンオリーブオイル(最後に回しかける分) 適量
- パプリカ 2 個
- ピーマン 2 個
- 鶏がらスープ 1 小さじ
- 塩こしょう 適量
作り方
- パプリカ、ピーマンの種を出して洗ってから、食べやすく切る
- フライパンにオリーブオイルを入れ温める。
- パプリカ、ピーマンを軽く炒める。
- 鶏がらスープの素と塩コショウをかけて味を調整する。
- お皿に盛り付け、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて出来上がりです。
コツ・ポイント
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オリーブオイルの炒め物についてのQ&A
- オリーブオイルは炒め物に使えますか?
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オリーブオイルは炒め物にご使用いただけます。エクストラバージンオリーブオイルも、炒め物にご使用いただいて問題ありません。オリーブオイルは、加熱よりも日光など光に弱く、劣化の原因になってしまうので、光の当たらない場所に保管しておきましょう。
- オリーブオイルを炒め物で使う量は?
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オリーブオイルを炒め物でお使いいただく量は、お野菜の種類や量などによっても異なりますが、一人分の野菜炒めを作る場合、オリーブオイルは大さじ1〜2程度がおすすめです。
- エクストラバージンオリーブオイルは加熱してはダメですか?
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エクストラバージンオリーブオイルは、高温調理でなければ、加熱しても問題ありません。「エクストラバージンオリーブオイルは加熱せずにお召し上がりください」などと言われる理由は、加熱調理することで、エクストラバージンオリーブオイル特有の風味が損なわれるからです。また、上質なエクストラバージンオリーブオイルは、それなりにお値段もいたします。加熱調理として使用するには、もったいないという意味なのでしょう。