塩麹豆乳スープの簡単レシピ|おいしくするポイントとアレンジも紹介
忙しい日や手軽に栄養を摂りたいときにぴったりなのが、発酵調味料を使った「塩麹豆乳スープ」です。塩麹のうまみと豆乳のまろやかさが相性抜群で、深いコクのあるスープに仕上がります。
この記事では、塩麹豆乳スープの基本レシピに加え、おいしく作るポイントやアレンジ方法をご紹介します。ぜひ、塩麹を食卓に取り入れ、手軽においしく栄養満点なスープを楽しんでみてください。
塩麹豆乳スープの作り方

塩麹の豆乳スープ
材料
- 水 200 cc
- 豆乳 200 ml
- 塩麹 大さじ 2
- ベーコン 2 枚
- 好きなお野菜(玉ねぎ、白菜など) 適量
作り方
- 野菜とベーコンを食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に水と①の具材を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
- 豆乳と塩麹を入れ、温かくなったら完成です。
コツ・ポイント
塩麹豆乳スープをおいしくするポイント

塩麹豆乳スープは、10分程度で作れる手軽さが魅力ですが、豆乳と塩麹の特長を活かすことで、さらにおいしくできます。
ここでは、塩麹豆乳スープをおいしく作るためのポイントを3つご紹介します。
- 野菜はしっかりと煮る
- 塩麹と豆乳は温めすぎない
- 常温で放置しない
それぞれ見ていきましょう。
野菜はしっかりと煮る
野菜は豆乳と塩麹を加える前にしっかりと煮ましょう。豆乳と塩麹を加えてから煮ると、風味が落ちたり、スープが分離してしまうことがあります。そのため、野菜が柔らかくなるまでしっかりと煮てから、最後に豆乳と塩麹を加えましょう。
塩麹と豆乳は温めすぎない
塩麹は高温で加熱しすぎると、酵素の働きがなくなってしまいます。特に70℃以上になると、その働きが弱くなるため、高温での加熱は避けましょう。また、豆乳も70℃以上に加熱すると分離や吹きこぼれの原因になります。
よって、あたためるときは湯気が出るくらいの沸騰直前で火を止めるようにしましょう。
参考:
新しい醸造調味料「塩麹」の特性 前橋健二(2016)
豆乳の構造と加工技術の進展 下山田真
常温で放置しない
塩麹は常温で放置すると、発酵が進んで酸味が出る可能性があります。スープを作り置きする場合は、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。特に夏場は、常温に長時間放置しないように気をつけてください。
塩麹豆乳スープのアレンジ例

塩麹豆乳スープは、シンプルで優しい味わいのため、アレンジが豊富に楽しめます。
ここでは、おすすめのアレンジ方法と相性のいい具材について4種類ご紹介します。
- チーズを入れて濃厚に
- ごま油で中華風に
- パスタやリゾットに
- カレー粉でスパイシーに
それぞれ見ていきましょう。
チーズを入れて濃厚に
塩麹豆乳スープにチーズを加えると、さらに濃厚でクリーミーな味わいに変わります。スープにとろけたチーズが絡み、まろやかな風味が楽しめます。
特に相性のいい具材は以下のとおりです。
- ほうれん草
- きのこ類
- ベーコン
- ウインナー
- 鶏肉
- 玉ねぎ
これらの具材がチーズとスープの味を引き立て、さらにおいしく楽しめます。
ごま油で中華風に
塩麹豆乳スープの仕上げにごま油を少し加えると、中華風の風味がプラスされます。ごま油の香ばしい風味が、スープに深みを与え、食欲を引き立てます。
特に相性のいい具材は以下のとおりです。
- 鶏肉
- 白菜
- 長ネギ
- きのこ類
- にんじん
- 春雨
仕上げに生姜やニンニク、豆板醤を加えてピリ辛にするのもおすすめです。
パスタやリゾットに
塩麹豆乳スープに茹でたパスタやリゾットを入れてメインとして楽しむのもおすすめです。豆乳のまろやかさと塩麹の風味が、パスタやリゾットにしっかりと染み込み、ボリューム満点な一品になります。
特に相性のいい具材は以下のとおりです。
- ベーコン
- 玉ねぎ
- ほうれん草
- キャベツ
- ブロッコリー
- チーズ
これらの具材を加えると、パスタやリゾットの味わいがさらに豊かになり、満足感のある一品に仕上がります。
カレー粉でスパイシーに
塩麹豆乳スープにカレー粉を加えると、スパイシーな風味がプラスされます。優しい甘さと食欲を引き立てる香りが、食欲が無い時にもおすすめです。目安量は2人分に対して小さじ1程度をお好みで調節してください。
特に相性のいい具材は以下のとおりです。
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- 鶏肉
- ほうれん草
- にんじん
- きのこ類
- すりおろし生姜
これらの具材とカレー粉の組み合わせが、スープに深い味わいを与え、スパイシーで心温まる一品に仕上がります。