呉汁のレシピ|ほっこりする大豆の郷土料理の作り方

呉汁とは

呉汁とは、すり潰した大豆を味噌汁に加えて作る郷土料理です。野菜をたっぷり入れることから、栄養価が高く、体の芯からあったまる大豆レシピです。宮城県、埼玉県、福井県、宮崎県、鹿児島県など全国各地で作り継がれてきました。
呉汁とは一見変わった料理名ですが、実は直球すぎるネーミングなんです。「呉(ご)」とはすりつぶした大豆を指す言葉のため、呉の汁で呉汁になったという説も。

玄米オートミール

呉汁の作り方

体の芯からあったまる、郷土料理「呉汁」。おばあちゃんの味を紹介いたします。
4.75 from 4 votes
調理時間 10 hrs
材料(人分) 4

材料
  

  • 乾燥大豆 1/2 カップ
  • 大根、にんじん、ごぼう、里芋、長ネギ、椎茸など 300 gくらい
  • 油あげ 1
  • だし汁 4 カップ
  • みそ 3 大さじ

作り方
 

  • 大豆を洗って、大豆の3倍くらいの水に一晩つけておく。
  • 大豆がしっかり戻ったら、ザルに上げて水気を切る。
  • 少量の水と一緒に大豆をフードプロセッサーやすり鉢で細かくする。
  • お好みの野菜と油揚げを切り、だし汁と一緒に煮る。
  • 野菜が煮えたら、細かくした大豆を加え弱火で5分くらい煮る。※吹きこぼれやすいのでご注意ください。
  • 火を止め、味噌で味を整えたら出来上がり。

コツ・ポイント

夏は冷やして、わかめなどを加えても美味しく召し上がっていただけます。
このレシピのキーワード 大豆, 大豆イソフラボン

あわせて読みたい
大豆の栄養成分は?|乾燥大豆の使い方と大豆のおすすめレシピ 大豆はそのまま調理されるだけではなくさまざまな食品に加工され、たんぱく質や食物繊維、カルシウム、ビタミンなど身体を作っていくために必要な栄養素がたくさん含まれています。

あわせて読みたい
大豆の水煮の作り方|大豆をつかったレシピもご紹介 日本食には欠かせない食材のひとつ、大豆。乾燥大豆はそのまま料理には使いにくいので、下準備のための水煮の作り方と水煮を使ったレシピをご紹介します。

「呉汁」についてのQ&A

呉の味噌汁とは?

 呉の味噌汁とは、大豆を水に浸してすり潰したものが「呉(ご)」と呼ばれたため、呉を入れた味噌汁が「呉汁」と呼ばれています。

青呉汁とはなんですか?

青呉汁とは、枝豆を使って作る呉汁のことです。暑い日には、冷たい青呉汁がおすすめです。

呉汁は何県の郷土料理?

呉汁は、宮城県、埼玉県、福井県、宮崎県、鹿児島県など、全国各地で作り継がれている郷土料理です。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事をシェアする

この記事を書いた人

動物、植物、夫、子ども、美味しいものとスターウォーズをこよなく愛する1児の母。近頃は、昔苦手だった虫も可愛くなってきました。
将来の夢はパーマカルチャー暮らし。