呉汁のレシピ|ほっこりする大豆の郷土料理の作り方
呉汁とは
呉汁とは、すり潰した大豆を味噌汁に加えて作る郷土料理です。野菜をたっぷり入れることから、栄養価が高く、体の芯からあったまる大豆レシピです。宮城県、埼玉県、福井県、宮崎県、鹿児島県など全国各地で作り継がれてきました。
呉汁とは一見変わった料理名ですが、実は直球すぎるネーミングなんです。「呉(ご)」とはすりつぶした大豆を指す言葉のため、呉の汁で呉汁になったという説も。
呉汁の作り方
体の芯からあったまる、郷土料理「呉汁」。おばあちゃんの味を紹介いたします。
材料
- 乾燥大豆 1/2 カップ
- 大根、にんじん、ごぼう、里芋、長ネギ、椎茸など 300 gくらい
- 油あげ 1 枚
- だし汁 4 カップ
- みそ 3 大さじ
作り方
- 大豆を洗って、大豆の3倍くらいの水に一晩つけておく。
- 大豆がしっかり戻ったら、ザルに上げて水気を切る。
- 少量の水と一緒に大豆をフードプロセッサーやすり鉢で細かくする。
- お好みの野菜と油揚げを切り、だし汁と一緒に煮る。
- 野菜が煮えたら、細かくした大豆を加え弱火で5分くらい煮る。※吹きこぼれやすいのでご注意ください。
- 火を止め、味噌で味を整えたら出来上がり。
コツ・ポイント
夏は冷やして、わかめなどを加えても美味しく召し上がっていただけます。
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「呉汁」についてのQ&A
- 呉の味噌汁とは?
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呉の味噌汁とは、大豆を水に浸してすり潰したものが「呉(ご)」と呼ばれたため、呉を入れた味噌汁が「呉汁」と呼ばれています。
- 青呉汁とはなんですか?
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青呉汁とは、枝豆を使って作る呉汁のことです。暑い日には、冷たい青呉汁がおすすめです。
- 呉汁は何県の郷土料理?
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呉汁は、宮城県、埼玉県、福井県、宮崎県、鹿児島県など、全国各地で作り継がれている郷土料理です。