基本の豆乳の作り方|美味しく作るコツは?

近頃では豆乳は手に入りやすい飲み物になりましたが、大豆や水にとことんこだわれるのが、手作りならでは。ポイントをおさえ、美味しくて濃い豆乳をお家で手作りしてみませんか?

豆乳

基本の豆乳の作り方

乾燥大豆から作る、美味しくて濃い豆乳の作り方を丁寧にご説明いたします。
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調理時間 10 hrs
材料(人分) 10

材料
  

  • 乾燥大豆 280 g
  • 水(粉砕用 浸漬後の大豆の1.2倍程度) 1200 ml

作り方
 

  • 乾燥大豆を洗って、大豆の3倍程度の水に浸けておく。(分量外)
    浸漬時間は、冬(水温0-5度)は20時間、春・秋(水温10-15度)は15時間、夏(水温20-25度)なら8-9時間程度が目安です。15度で15時間の浸漬が理想です。
  • 充分に水をすった大豆は、約2~3倍の大きさにふくらみます。水に浸かった豆を取り、爪で半分に割ってみます。半分に割ったダイスの中央にピンと筋が入っていれば、調度良い浸漬具合です。
  • 浸漬した大豆をザルに移し、しっかりと水気を切る。
  • 大豆に、水に浸けた後の大豆の約1.2倍程度の水(大豆280g使用の場合、目安は6カップ程度)を加える。これを3回に分け、各2分くらい、なめらかになるまでミキサーにかける。
  • ミキサーで滑らかになった大豆の汁(生呉)を鍋に移し、沸騰するまで焦げ付かない様に柄の長いしゃもじで静かにかき混ぜる。
  • 沸騰後火を止め、少し泡がおさまったら、改めて弱火にして約10分煮る。
  • こし布で濾せばできあがり。熱いので、火傷にご注意ください。
このレシピのキーワード 大豆, 大豆イソフラボン

美味しい豆乳を作るポイント

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手作りするからこそ、使用する大豆やお水にもこだわることができ、唯一無二の美味し〜い豆乳を作ることができちゃいます。
ポイントをおさえて、美味しい豆乳を作ってくださいね。

1.大豆はしっかりと水で戻そう

大豆をしっかり水で戻していないと、大豆の持っている甘みや風味を十分引き出すことができません。
半分に割ったダイスの中央にピンと筋が入っていれば、調度良い浸漬具合です。

2.焦がさない

豆乳作りでは、水で戻した大豆を水と一緒にミキサーにかけてから鍋で加熱するという工程があります。

この時、とても焦げつきやすいです!木べらなどでたえずかき混ぜること、弱火で加熱するようにしましょう。

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「大豆」についてのQ&A

豆乳と牛乳どっちが体にいいの?

豆乳と牛乳、どちらがよいかは、あなたが求めている栄養素が何か、また体質などによって異なります。タンパク質は豆乳も牛乳も同じくらい含まれていますが、カルシウムの量は牛乳の方が多く含まれています。豆乳には、大豆イソフラボンなど、牛乳に含まれていない栄養素を摂取することができます。
また、乳糖不耐性など、体質的に牛乳を受け付けない方は、豆乳をお試しいただくとよいかもしれません。

オーガニック大豆とは何ですか?

オーガニック大豆とは、農薬や化学肥料を使用せずに栽培された有機大豆のことです。ただし、オーガニックと表示するためには、オーガニック認証機関の基準をクリアし、認定される必要があります。オーガニック認証を取得するにはとてもコストがかかるため、コスト削減のため、生産者の中にはあえて認証を取得されない方もいらっしゃいます。

大豆は何に効きますか?

大豆には、食物繊維やタンパク質などを補う効果があります。また、大豆に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きがあり、更年期障害の改善などに効果が期待できます。

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この記事を書いた人

動物、植物、夫、子ども、美味しいものとスターウォーズをこよなく愛する1児の母。近頃は、昔苦手だった虫も可愛くなってきました。
将来の夢はパーマカルチャー暮らし。