梅干しのレシピ集|美味しい活用方法8選

梅干しを日々の食卓に取り入れるための、さまざまなレシピをご紹介いたします。
おすすめの梅干しを使ったレシピ

梅醤番茶
マクロビオティックでは冷え性や風邪をひいた時の定番のお茶。 梅干しのもつ薬効を実感するのにぴったりです。
材料
- 梅干し 1 個
- 醤油 1 小さじ
- ショウガ汁 1 小さじ
- 番茶(三年番茶)適量
作り方
- カップに梅干し、醤油、ショウガのおろし汁を入れます。
- 1に熱い番茶を注ぎ、梅干しをよく潰して完成です。温かいうちに飲んでください。

梅干しドレッシングの大根サラダ
食欲がない時の味方、梅干しドレッシング。 サラダ以外にも、しゃぶしゃぶや冷やし中華の漬けダレなどさまざまな料理に応用してみてください。
材料
- 大根 1/3 本
- たたいた梅干し 1 個
- 好みの油(ごま油、オリーブ油、えごま油など) 3 大さじ
- 酢 1 大さじ
- 醤油 1 小さじ
- かつお節 ひとつかみ
- 海苔 適量
作り方
- 大根は皮を剥き、スライサーで薄くスライスします。
- 1を食べやすい太さ(5mm程度、好みで)に切ります。
- 梅干し、油、酢、醤油を器に入れてよく混ぜます。
- 大根を皿に盛り、3を回しかけてかつお節、海苔を振りかけて完成です。全体を混ぜてから取り分けてください。

豚の梅肉チーズ巻き
梅の酸っぱさとチーズのまろやかさがぴったりで、お子さんにも人気の梅干しメニュー。 お弁当にもおすすめのレシピです。
材料
- 豚肉(うす切り) 400 g
- たたいた梅干し 2 個
- ピザ用チーズ 適量
- オリーブ油 適量
- コショウ お好みで
作り方
- 豚肉をまな板に隙間なく並べ、その上に好みで大葉を敷きます。
- 1の端にたたいた梅干しをのせていきます。豚肉を横断するようにのせてください。
- 空いた部分に、しっかりと巻ける程度の量のチーズをのせます。
- 梅をのせた方の端からきつく巻いていきます。好みでコショウを振ります。
- 熱したフライパンに油をしき、4の巻き終わりの部分を下にして焼いていきます。
- 焼き色がつくまで焼き、ひっくり返して蓋をして焼きます。
- 火が通ったら好みの長さに切って盛りつけてください。

ちくわとニンジンの梅干しの和え物
梅干しを使ったちくわの和え物の作り方をご紹介します。
材料
- 梅干し 2 個
- ちくわ 2 本
- 人参 1/4 本
- 米酢 小さじ 1
- 刻みのり 適宜
作り方
- 梅干しは種を除いたら刻みましょう。
- ちくわは斜めに薄く切りましょう。
- ニンジンを千切りにして耐熱容器に入れてラップをして電子レンジ600Wで3分加熱し、水分が出たら切っておきます。
- 加熱したニンジンに、ちくわ、梅干し、米酢、を加えて和えます。
- 器にもり刻みのりをのせて完成です。

梅干しと長芋の味噌汁
梅と長芋は相性抜群。味噌汁に梅干しってこんなに合うんだ!と驚きます。 海苔はぜひたっぷりとかけてください。
材料
- 梅干し 2 個
- 長芋 10 ㎝
- 海苔 4 枚
- ショウガ汁 800 cc
- 味噌 2 大さじ
作り方
- 長芋は皮をむいて短冊切りにします。厚めの方がほっくりとした食感が楽しめます。
- だし汁に長芋を入れ、好みの食感になるまで火を通します。
- 火を止めて味噌を入れ、味を見ながら梅干しをちぎり入れます。
- 器に注ぎ、細く切った海苔を盛りつけて完成です。

野沢菜と梅としらすふりかけ
梅干しをつかったふりかけの作り方をご紹介します。
材料
- 梅干 3 個
- 野沢菜 100 g
- しらす 100 g
作り方
- 梅干しを細かく切ります。
- 野沢菜を細かく切りしっかり絞ります。
- フライパンで絞った野沢菜をから炒りします。
- シラスを加えて炒ります。
- 梅干を入れて混ぜ合わせたら完成です。

梅チャーハン
梅干しを使ったチャーハンの作り方をご紹介します。
材料
- 梅干し 2 個
- ご飯(茶碗一杯) 150 g
- ベーコン 1 枚
- キュウリ 1/3 本分
- 塩 少々
作り方
- きゅうりをサイコロ状に、ベーコンは細切り、梅干しは叩いて刻んでおきましょう。
- フライパンにベーコンを入れ中火で炒めます。
- ご飯を加えて炒め きゅうりと梅干しを加えて炒めます。
- 塩で味を調えて完成です。

梅流しのための煮大根|作り方の基本【管理栄養士監修】
梅流し中に食べるのは、汁たっぷりの煮大根にちぎった梅干を入れただけの簡単料理。 便が出るまで次々と食べ続けるため、途中でなくならないようにお鍋にたくさん作っておきましょう。
材料
- 大根(大1/2本) 1 kg
- 梅干し(2~3個) 30 g
- 昆布 7 g
作り方
- 鍋にたっぷりと水を入れて昆布を浸します。
- 大根を良く洗い、皮ごと1センチ幅の輪切りにして1に入れます。
- 2.を煮て柔らかくなったら火を止め、梅干をちぎりながら入れます。
- かき混ぜて味をなじませ、できあがりです。
動画
コツ・ポイント
※味がなくて食べづらい場合は、大根に味噌をつけて食べてください。
梅干しの基本の作り方
梅干しの作り方
はじめてでも失敗しない、美味しい梅干しの作り方をご紹介します。当レシピはかわしま屋が梅の生産者、梅干し職人の方々の監修のもとにまとめたものです。あくまで作り方の一例としてご覧いただけますと幸いです。ご家庭の環境やお好みに合わせたやり方にアレンジした梅干しづくりをお楽しみください。
材料
- 完熟梅(黄色く熟した梅) 1 kg
- 粗塩 180~200 g
- もみ紫蘇(赤しそ) 200~300 g
- 保存容器 1 個
- 竹串(又はつまようじ) 数 本
- つけもの袋 1 枚
- 重石/ザル 各1 個
作り方
1.梅のヘタを取る
- 竹串またはつまようじを使ってヘタをひとつひとつ丁寧に取り除きます。きれいに取るほど仕上がりにエグ味がなくなります。
2.梅を洗う
- 梅を水できれいに洗います。
3.水気をふき取る
- 洗い終わったら、清潔なタオルで水気をふき取ります。水気が残っているとカビの原因となりますので、しっかりと乾燥させます。
4.つけもの袋に梅と塩を入れる
- 容器につけもの袋をかけます。梅と塩を交互に分けていれます。その後、梅と塩がしっかり混ざるように袋を振ります。つけもの袋は、清潔なビニール袋でも代用できます。
5.つけもの袋の口をねじる
- 空気を抜くように、袋の口をねじります。
6.重石をのせる
- 梅と同じか、倍くらいの重さの重石をのせます。
7.フタをして1週間保存する
- 紙か布でフタをして、風通しの良い冷暗所に置いておきます。1週間ほどすると、梅酢があがってきます。
8.梅酢のあがり具合を確認
- 1週間ほどして、つけもの袋の中に梅酢が上がってきて、梅が浸かっていれば、良い浸かり具合です。
9.もみ紫蘇(赤紫蘇)を加え2週間ほど置く
- もみ紫蘇は梅の上に平らにのせていきます。つけもの容器の中フタをのせ、その上から梅の約半分の重さの重石(またはペットボトル)をのせます。そのまま2週間ほど漬け込みます。
10.梅を天日干しする(土用干し)
- 梅雨明けの晴天が続く、7月中旬ころ、梅と紫蘇を三日三晩天日干しします。この時に、ザルの下も風通しを良くしておきます。日中、1回は梅を裏返しましょう。容器にラップをかけて、梅酢も日光にあてて殺菌します。
11.梅の干し具合を確認する
- 干し終わった梅は、乾燥して塩をふいてきます。生の梅の半分くらいの重さになったら干しあがりです。
12.梅を梅酢に入れて保存する
- 干し終わった梅を、梅酢の入った容器に移し、冷暗所に保存します。お好みでもみ紫蘇も容器に戻しましょう。梅酢を吸ってきたら食べごろです。
おいしい梅干しのできあがり
- 手間ひまかけた自家製の梅干しの味わいは格別です。熟成させるほど塩のカドがとれ、まろやかな味わいになっていきます。梅干しに含まれるクエン酸は、暑い季節の疲労回復に役立ちます。
コツ・ポイント
梅干しづくりの重要ポイント!
梅干しづくりには黄色く熟した柔らかい梅を使用します。
梅が青い場合は、ザルにのせ、新聞をかぶせて涼しい場所に1-3日ほど置いておき、ある程度黄色くなってからはじめましょう。
ただし、追熟しすぎには注意が必要です。梅が傷んでしまわないよう、こまめに梅の状態を確認しながら行いましょう。
梅干しづくりには黄色く熟した柔らかい梅を使用します。
梅が青い場合は、ザルにのせ、新聞をかぶせて涼しい場所に1-3日ほど置いておき、ある程度黄色くなってからはじめましょう。
ただし、追熟しすぎには注意が必要です。梅が傷んでしまわないよう、こまめに梅の状態を確認しながら行いましょう。