はちみつのおすすめを比較|本物の見分け方と種類の違い・選び方

はちみつを選ぼうとすると、純粋・非加熱・国産などさまざまな表示があり、どれを選べばよいか迷うことがあります。味や香りも商品によって異なるため、自分に合うものを見つけるには、それぞれの違いを知っておくことが大切です。

はちみつは、蜜源となる花や産地、製法によって特徴が変わります。「本物のはちみつを選びたい」という場合も、言葉のイメージだけで判断せず、原材料名や採蜜国、商品の説明を確認すると選びやすくなります。

この記事では、はちみつを選ぶときに確認したいポイントと、味や香りの違いをわかりやすく解説します。あわせて、かわしま屋で取り扱っているおすすめのはちみつも紹介します。

もくじ

はちみつを選ぶときに重視したいポイント

はちみつ選びで迷ったら、まず自分が何を重視したいかを決めましょう。味や香り、産地、製法など、優先したいポイントによって選びやすいはちみつは変わります。

重視したいこと確認するポイント候補になるはちみつ
クセが少なく食べやすい味蜜源となる花の種類アカシア、レンゲ、クローバー
コクや香りの個性蜜源となる花の種類栗、そば、マヌカ
産地が国産であること原材料名欄または原料原産地名欄の採蜜国が日本か国産の百花蜜、国産の単花蜜
ほかの原材料が入っていないこと一括表示の原材料名原材料名にはちみつ以外の原材料がない商品
加熱の有無など製法にこだわること商品説明に書かれた製法非加熱と記載された商品
海外の公的な有機認証があること欧州連合(EU)や米国など、公的な有機認証制度と認証表示海外の公的な有機認証を受けたはちみつ
料理やお菓子に使いやすいこと味の強さと香りの残り方クセの少ない蜜は幅広い用途に、個性的な蜜は味の要に

日本では、はちみつは有機JASの対象外です。有機を重視する場合は、海外の公的な認証表示を確認しましょう。

まずは自分が優先したい条件を1つ決めると、選びやすくなるでしょう。

参考:有機農産物、有機加工食品、有機畜産物及び有機飼料のJASのQ&A|国税庁・農林水産省

本物のはちみつか迷ったときに確認したい表示

はちみつを選ぶときに「本物かどうか」で迷ったら、原材料名・製法の説明・採蜜国を確認しましょう。「本物」ははちみつの正式な分類名ではないため、具体的な表示から商品の中身を確かめることが大切です。

純粋はちみつは原材料表示を確認する

ほかの原材料が加えられていないはちみつを選びたい場合は、原材料名を確認しましょう。

原材料名にはちみつ以外のものが記載されていなければ、水あめや砂糖などが加えられていないことを確認できます。

「純粋」や「PURE」と書かれている商品もありますが、これらは任意の表示です。表示の有無だけで判断せず、まず原材料名を見るとわかりやすいでしょう。

生・非加熱はちみつは商品の製法説明を確認する

加熱していないはちみつを選びたい場合は、商品ページやラベルで製法を確認しましょう。

「非加熱」には世界共通の定義がなく、商品によっては瓶詰めしやすくするために低い温度で温める場合もあります。そのため、「生」や「非加熱」という言葉だけでなく、どのような工程で作られているかまで確認することが大切です。

加熱の有無だけで栄養価の優劣を決めるのは難しいため、香りや風味へのこだわりも含めて選ぶとよいでしょう。

参考:「生はちみつ」「非加熱」に関するQ&A|全国はちみつ公正取引協議会

国産・輸入のはちみつは採蜜国表示を確認する

国産のはちみつを選びたい場合は、原材料名欄や原料原産地名欄に記載された採蜜国を確認しましょう。

国内で採れた蜜だけを使用したはちみつは「国産」と表示できます。輸入品にも採蜜国が表示されるため、どこで採れたはちみつなのかを同じ方法で確認できます。

参考:公正競争規約|全国はちみつ公正取引協議会

好みに合うはちみつの選び方

はちみつのテイストマップ

はちみつは、蜜源となる花によって味や香りが変わります。まずは好みの味を基準にし、単花蜜・百花蜜の違いや普段の使い方まで見ると、自分に合うものを選びやすくなります。

花の種類による味や香りの違いで選ぶ

味や香りで選ぶなら、蜜源となる花の種類を確認しましょう。はちみつは、ミツバチが蜜を集めた花によって、甘さや香り、コクに違いが出ます。

クセの少ない味を好むなら、アカシアやレンゲ、クローバーなどが選びやすいでしょう。トーストやヨーグルト、飲み物など、幅広い用途になじみます。

一方、栗やそば、マヌカ、ラベンダー、ニームなどは、香りやコクをしっかり感じやすいタイプです。そのまま味わいたいときや、料理やデザートに風味を加えたいときに向いています。

同じ種類のはちみつでも、産地や採蜜時期によって味わいは変わります。花の種類は、好みの方向を決める目安として考えるとよいでしょう。

単花蜜と百花蜜の違いで選ぶ

特定の花の風味を楽しみたいなら単花蜜、複数の花が重なった味わいを楽しみたいなら百花蜜が向いています。

単花蜜は、主に特定の花を蜜源とし、その花らしい香りや味わいを感じやすいはちみつです。アカシアやレンゲ、マヌカなどがあります。

百花蜜は、複数の花から集めた蜜で作られます。採れた地域や季節によって蜜源が変わるため、その時々で異なる風味を楽しめるのが特徴です。

好みの花が決まっているなら単花蜜、産地や季節ごとの味わいを楽しみたいなら百花蜜というように選び分けられます。

用途や扱いやすさで選ぶ

普段どのように使うかも、はちみつを選ぶポイントです。

クセの少ないはちみつは、パンやヨーグルトだけでなく、飲み物や煮物、ドレッシングなどにも合わせやすくなります。反対に、栗やそばのように風味の強いはちみつは、そのまま味わったり、料理やデザートのアクセントに使ったりするのに向いています。

また、はちみつは種類によって結晶しやすさにも違いがあります。固まりにくいものを選びたい場合は、比較的結晶しにくいアカシアはちみつも選択肢です。

結晶したはちみつの扱い方は、固まったはちみつは食べられる?結晶化の原因と上手な溶かし方で解説しています。

参考:蜂蜜の種類について教えてください。|農林水産省

かわしま屋厳選のおすすめはちみつ

かわしま屋では、蜜源や産地、味わいの異なるはちみつを取り扱っています。ここでは、特徴の異なる4商品を紹介します。

商品蜜源のタイプ味の方向容量採蜜国
花々の蜂蜜百花蜜採蜜時期によって変わる200g・500g日本
アピビー ハイグレードマヌカハニー単花蜜(マヌカ)濃厚なキャラメルのような風味250g・500gニュージーランド
有機アカシアはちみつ単花蜜(アカシア)すっきりとした上品な甘さ250gブルガリア
ニームはちみつニームを蜜源とするはちみつ香り豊かで、コクのある力強い味340gインド

味わいや産地、容量を見比べながら、好みに合うものを選んでみてください。価格や在庫は変わるため、購入前に各商品ページで確認しましょう。

国産百花蜜なら「花々の蜂蜜」

「花々の蜂蜜」は、日本の樹々の花から集めた国産の百花蜜です。採蜜する時期によって主な蜜源が変わるため、季節ごとに異なる風味を楽しめます。

春はハゼノキ・ミズキ・モチなど、夏はカラスザンショウが主な蜜源になる例があります。トーストやヨーグルトはもちろん、料理の甘みづけにも使いやすいはちみつです。

加熱処理をせずに瓶詰めしており、原材料ははちみつのみです。200gと500gがあるため、使う量に合わせて選べます。

マヌカハニーなら「アピビー ハイグレードマヌカハニー」

マヌカ特有の濃厚な風味を楽しみたい方には、「アピビー ハイグレードマヌカハニー」があります。ニュージーランドで日本人が手がけるブランドの商品で、ほかの花の蜜をほとんど含まない単花蜜として販売されています。

濃厚なキャラメルを思わせる風味があり、スプーンでそのまま味わうほか、パンやヨーグルトにもよく合います。

加熱せずに充填されており、原材料ははちみつのみです。容量は250gと500gから選べます。

有機の単花蜜なら「有機アカシアはちみつ」

「有機アカシアはちみつ」は、ブルガリア南部のアカシアの森で採れた単花蜜です。EUの有機認証であるユーロリーフを取得しています。

淡い色合いとほのかな花の香りがあり、すっきりとした甘さが特徴です。クセが少ないため、紅茶やヨーグルト、料理の隠し味など幅広く使えます。

アカシアはちみつは果糖の割合が高く、比較的結晶化しにくいのも特徴です。容量は250gで、加熱処理をしていない純粋はちみつです。

個性的な蜜源を選ぶなら「ニームはちみつ」

珍しい蜜源のはちみつを味わってみたい方には、「ニームはちみつ」という選択肢もあります。インド産のニームを蜜源とし、米国農務省(USDA)のオーガニック認証を取得した商品です。

香りが豊かでコクがあり、力強い味わいが特徴です。シリアルやパンケーキにかけるほか、魚や肉料理のソースにも使えます。

容量は340gです。製造元では、容器に詰めやすくするため、低い温度でゆっくり温める工程を設けています。

はちみつは表示と好みを確認して自分に合うものを選ぼう

はちみつは、蜜源となる花や産地、製法によって味わいや特徴が変わります。原材料名や採蜜国、商品の製法を確認しながら、自分が重視したいポイントに合うものを選びましょう。

味や香りの好みだけでなく、普段の使い方や使いきりやすい容量まで考えると、自分に合う一本を見つけやすくなります。

はちみつの選び方に関するよくある質問

はちみつを選ぶときによくある疑問について、簡潔に答えます。

はちみつはどのメーカーを選べばよいですか?

メーカー名だけで選ぶのではなく、商品ごとの原材料や産地、製法を確認するのがおすすめです。

同じメーカーの商品でも、蜜源となる花や採蜜国、製法は異なります。味や香りも商品によって変わるため、自分が重視したい条件に合っているかを確認して選びましょう。

体に良いはちみつはどれがおすすめですか?

体に良いはちみつとして、特定の種類を一律におすすめするのは難しいでしょう。

はちみつは主にブドウ糖と果糖からできており、種類によって風味や含まれる成分には違いがあります。健康面だけで選ぶのではなく、味や用途、商品の表示を確認して、自分に合うものを選びましょう。

参考:よくある質問|全国はちみつ公正取引協議会

スーパーで純粋はちみつは買えますか?

店舗によって取り扱いは異なりますが、スーパーでも購入できる場合があります。

選ぶときは「純粋」や「PURE」という表示だけでなく、原材料名を確認してください。原材料がはちみつのみであれば、砂糖や水あめなど、ほかの原材料が加えられていないことを確認できます。

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この記事を書いた人

農業と栄養について学んだ知識を活かし、食や暮らしに関する記事を執筆中。趣味は家庭菜園とお菓子作り。子どものために作ったおやつを、つい自分が食べすぎてしまうのが最近の悩みです。

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