秋田今野商店-日本の醸造用の全ての菌を製造する唯一無二の会社
かわしま屋でも根強いファンの多い「今野モヤシ」や「白麹雪こまち」。
これらの種麹を作っているのが、秋田県大仙市刈和野にある秋田今野商店。
秋田今野商店の本社と研究施設は、JR奥羽本線刈和野駅から5分ほど歩いた場所にあります。
*近くには種麹などの商品を製造している工場が別にあります。
農学博士でもある今野宏社長は、自社の麹菌の特性を十分に生かした製品づくりのために、全国各地の酒蔵や味噌、醤油の生産現場に行き、技術的なサポートをしているそうです。
いまでは種麹だけでなく、酒造りに使用する酵母や乳酸菌の開発にも積極的に取り組まれています。
秋田今野商店とは
1910年に京都で創業して以来、100年以上にわたって、麹づくりの肝である
種麹菌(もやし)を製造してきました。
他にも日本酒や焼酎造りに欠かせない酵母菌や味噌用の乳酸菌も製造しています。
古代日本で発酵食品が生まれて以来つづいていた、原始的な種麹づくりに
近代の微生物学を取り入れて、純粋培養での種麹菌製造を確立したのが、秋田今野商店の創業者である今野清治さんといわれています。
(秋田今野商店商店の詳しい歴史は「もやし屋―秋田今野商店の100年」という書籍でも紹介されています。)
以来、数多くの日本酒や味噌、焼酎づくりに、秋田今野商店の種麹が利用されてきました。
日本の醸造技術をささえる種麹たち
秋田今野商店では、用途に応じた(最終的な加工品に応じた)種麹を製造しています。
味噌用、醤油用、日本酒用、焼酎用、みりん用。その中でも仕上げたい味に応じて数種類もの菌が存在しています。秋田今野商店では主に、米や麦などの穀物を使った菌類の培養をしています。
その技術は世界でもトップレベルで、日本政府からの支援なども受けながら
日々研究がつづけられています。 現在、醸造食品微生物の取り扱い種は1万種にもなります。
その中から選ばれた30~40種が製品になっています。
今後、かわしま屋では秋田今野商店さんの乳酸菌関連商品も多く取り扱っていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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