オリゴ糖のメリットについて美容専門医師の久保田なお先生にお聞きしました

2020 1/15

2020.01.15 2024.04.08

善玉菌のえさになるというオリゴ糖。腸活などで腸に対する意識が高まるとともにオリゴ糖への注目も高まってきています。
かわしま屋でもここ数年オリゴ糖に注目し、独自のアプローチでいくつかのオリゴ糖の商品開発を行ってきました。今回かわしま屋の人気商品「オリゴ糖粉末」に対しての感想を美容のスペシャリストである久保田なお医師にじっくりお話をうかがいました。

プロフィール

久保田なお

2014年、久留米大学医学部卒業。現在、美容クリニックに勤務。
美容に関して、身体の外側からだけではなく内側からのアプローチも大切と考えており、患者様が生活に取り入れやすい、無理なく継続しやすい治療の提案を心がけている。

オリゴ糖パウダー使用感

「腸活乳酸菌パウダー」と同様に無味で、いろんな飲み物に混ぜましたがほとんど味に影響はしませんでした。白湯と一緒に飲むとほんのり甘く感じますが、コーヒーやお茶に混ぜると全く味に変化はありません。また、お味噌汁やスープのお料理にも混ぜましたが、全く味の邪魔はせず普段通りの味でした。

オリゴ糖を摂取するメリット

善玉菌として知られる有名な腸内細菌には、乳酸菌やビフィズス菌があります。これらは、オリゴ糖や食物繊維をエサとして生活しています。腸活には、この善玉菌を増やして腸内環境を整えることが大切ですが、オリゴ糖腸活シンバイオティクスは、オリゴ糖や食物繊維を多く含んでいるので、摂取することで腸内環境の改善を促すことができます。

――美容の観点から期待できる点

良好な腸内環境は、食べ物から摂取した栄養素を十分に吸収できます。なので、お肌に必要なビタミンなどをたくさん吸収して届けてくれます。いくら栄養素の高い食材を摂取しても腸から吸収されなければ排泄されて流されてしまうので、まずは腸内環境を整えることがとても重要なのです。

美容の秘訣は、継続することです。腸活も続けやすさが大切です。オリゴ糖腸活シンバイオティクスは飲み物や食べ物など日頃摂取している物に混ぜるだけなので、非常に続けやすいと思います。日々いろんな美容法が耳に入りますが、三日坊主の方も多いと思います。本当に体に良いものを1つ続けてみるのもいいですね。

――健康面から期待できる点

乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境に良いとはよく耳にしますが、菌というからには何かをエサにして生活をしているはずです。そのエサの1つにオリゴ糖があります。「腸にいるけど菌だし、人が食べた物なら何でもエサにしてるんじゃないの？」と思われがちですが、そうではありません。ジャンクフードなどに含まれている脂質や添加物などは、悪玉菌を増やす原因となってしまいます。一方、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌は、オリゴ糖や食物繊維を好物とします。オリゴ糖腸活シンバイオティクスは善玉菌のエサをふんだんに含んでいますので、善玉菌が活発になり腸内環境の改善を図ることができます。

腸内細菌は健康の要でもあり、私たちは日々腸内細菌と一緒に生活をしています。善玉菌が喜ぶエサを与えてあげて、健康をもらうといった良好な循環を作れるといいですね。

――冬の身体のメンテナンスに期待できる点

風邪やインフルエンザなど感染症が流行る冬ですが、体の中で最大の免疫を担う臓器は何だと思いますか？それは、腸です。食べ物や飲み物は口から摂取して腸へと運ばれますが、同時に外からの病原菌も一緒に飲み込んでいます。正常な免疫機能を持っていれば、病原菌が体内に入っても腸などの免疫機能が働いて菌を排除してくれます。なので、気付かずに無症状で済んでいます。ですが、腸の機能が低下して免疫力が低下すると病原菌の勢力に負けてしまい、発熱などの症状が現れてしまいます。

腸は全身の免疫の約7割を担っていると言われています。腸が弱ると大幅に免疫力が低下します。なので、病原菌に強い体を作るためには腸活が欠かせません。オリゴ糖腸活シンバイオティクスは、乳酸菌などのエサになり善玉菌を増やしてくれます。腸活乳酸菌パウダーで乳酸菌を摂取して、オリゴ糖腸活シンバイオティクスでエサを与えてあげると活性化した乳酸菌が増加します。相乗効果で尚良しですね。

オリゴ糖の効果｜種類やオリゴ糖を含む食品・便秘や糖質への作用とは
数ある「腸によい」と言われる食品の中でも、特に生活の中に手軽に取り入れやすいのが「オリゴ糖」。
今回は、「オリゴ糖が便秘に効くって本当？」「赤ちゃんでも食べられるの？」「ダイエットに使える？」といった、オリゴ糖についてのさまざまな疑問について調べました。
オリゴ糖の効果の記事を見る