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<{/section}>記事の監修
管理栄養士
フリーランスの管理栄養士としてレシピ開発や栄養のコラム作成のほか、外食チェーン店でのダイエットを意識した食べ方を紹介。現在はクリニックにて、生活習慣病などに悩む方々へ栄養指導を行なっている。
はじめてでも失敗しない!簡単で美味しいあんこの作り方レシピを紹介します。(動画付き)
上品な甘さで、美味しい粒あんがご自宅で簡単に作れます。
※当レシピはかわしま屋が和菓子製造者のアドバイスのもとにまとめたものです。
作り方の一例として、ご覧いただけますと幸いです。
・あずき200g
・和三盆糖200g
・鍋1個
・しゃもじ
・ザル1個
※和三盆糖はきめが細かく、上品な甘さが特徴のお砂糖です。
三温糖や白砂糖、グラニュー糖でもかまいません。
・菜箸
・バット
・軍手
小豆をたっぷりのお水でやさしく洗います。
小豆は、水を吸うと2.4倍ほどに膨れます。大きめの鍋を使用しましょう。
まずは、小豆をたっぷりの水で煮ます。沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど放置します。蒸らし終えたら、煮汁を捨てます。この工程を、渋切りと呼びます。
再び鍋に小豆を入れ、水を入れます。
ここでの水の量は、小豆に水がひたるくらいの量で煮ます。
沸騰したら、弱火で約1時間、コトコト煮ます。
ここでは、お湯の中で豆が踊らさないのがコツです。
豆が踊って潰れてしまわないよう、火加減に注意をしてください。
お湯減ってきたら、水を加え、ヒタヒタの状態を維持します。
水分は豆の吸収によっても少なくなりますので
豆が水面より上に出てきたら、こまめに水を足しましょう。
ここでは、落とし蓋を使用すると豆が踊りにくくなりますが、
初めての方は、落とし蓋をせずつきっきりで、豆の状態をみながら
煮ることをおすすめします。
小豆の香りを楽しみながら、煮豆を楽しんでください。
豆の煮具合を確かめてみます。 指で豆をつぶし、軽い力でつぶれる状態が、良い煮具合です。
豆の大きさは均一ではないので、煮えムラがあります。
いくつかの豆をみて、煮え具合を判断してください。
■圧力鍋を使用する場合
圧力鍋に小豆を入れ、ひたひたになるくらいの水をいれます。
火にかける(およそ8分)。その後10分ほど蒸らします。
フタを開け、水がほとんどなくなるくらいコトコト煮ます。
鍋に水70mlを入れ、弱火にかけて砂糖を溶かします。 完全に溶かす必要はありません。
砂糖を溶かした鍋に小豆を入れて、強火にかけます。
豆をつぶさず、焦がさないように混ぜましょう。 沸騰しても強火のままで、なべ底から手早く混ぜます。
ここでは、あんこがよくはねますので 火傷をしないよう、長袖と軍手を着けて作業を行ってください。
徐々にあんに粘りが増してきます。 あんは冷めると少し硬くなるので、好みのかたさよりやや柔らかめくらいがちょうど良いです。
お好みで、塩を加える場合は、仕上がり直前に入れましょう。 塩をひとつまみ程度入れると、味がひきしまります。
好みの硬さに練りあがったら、速やかに別容器に移し変え、冷まします。
鍋のまま放置すると、砂糖が熱によって変質し、後味がくどくなってしまいます。
美味しいあんこが完成しました。
お好みで、大福やおしるこなどでお召し上がりください。
【あんこの保存】
粗熱がとれたら、小分けにして冷蔵庫、または冷凍庫に保管してください。
冷凍庫では約2~3ヶ月間保存可能です。 冷蔵庫で保存する場合は、なるべく早めにお召し上がりください。
つぶあんをミキサーにかけてしまえば、こしあんは簡単に作ることができます。
つぶあんを滑らかになるまでミキサーにかけてこしあんにするので、含まれている栄養素は変わりません。
皮をこした場合よりも食物繊維・サポニン・ポリフェノールなどが摂れるので「小豆の栄養素をしっかりと補いたい」というこしあん好きさんにとてもおすすめ。
ミキサー以外にも、ブレンダーでも上手に美味しくできあがりますよ。
あんこはそのまま召し上がるだけではなく、お料理の材料としてもお使いいただけます。
ここではあんこを使ったお料理レシピをご紹介いたします。
あんことは甘く煮た豆を練ったものを指し、豆の皮を残したものがつぶあん、皮を取り除いたものはこしあんと呼ばれています。
小豆を材料に作るあんこだけでなく、枝豆で作るずんだあんやグリンピースで作るうぐいすあんなども、あんこの仲間です。
実はあんこの歴史はとても長く、はるか昔の弥生時代から食べられてきました。
当時は塩辛いあんこが主流であり、今のように甘いものは江戸時代から食べられ始めたようです。
近年健康に対する意識が高まりつつあり、小豆をたっぷり使うあんこの栄養や効果についても注目を浴びるように。
テレビなどのメディアなどでも取り上げられるなど、甘くて美味しいスイーツだったあんこが、ヘルシーな食べ物として認知度を上げています。
あんこが健康に良いと言われる理由は、材料である小豆にあります。
栄養素が豊富に含まれる小豆は、次のような効果が期待されます。
・便通を整える
・コレステロールを抑える
・余分な塩分を排泄する
どのような栄養素による効果なのか、それぞれ詳しく確認してみましょう。
小豆に含まれる食物繊維はとても多く、ゆで小豆100g中に約11gも含まれています(※1)。
これは茹でたごぼうの2倍近い食物繊維に値する量です。
さらに小豆にはマグネシウムも含まれているため、便の水分量を増やしてスムーズに排泄できるようサポートします。
マグネシウムは便秘薬にも使用されているくらいなので、効果を実感しやすいです(※2)。
また、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖も含んでいて、善玉菌を増やす効果も期待できます。
小豆にはコレステロールを抑える力もあります。
これは、豊富は食物繊維と小豆ポリフェノールの働きによるものです。
食物繊維は血中コレステロールや脂質を抑え、小豆ポリフェノールはコレステロールの酸化を防いでLDLコレステロールの増加を抑えます。
小豆は身体の中の必要ない塩分を外に出す効果もあります。
小豆は鉄や亜鉛、マグネシウムなどいくつものミネラルを含んでいますが、とくに多いのはカリウムです。
カリウムは身体の水分量を調整するミネラルであり、ナトリウム(塩分)が増えると腎臓に働きかけて排泄を促します。
あんこに使う小豆には多くの栄養素が含まれ、健康面への良い影響があると分かりました。
しかし、気をつけたいのは「あんこはたくさんの砂糖を使用している」ということです。
砂糖は糖質の塊なので、あんこも同じ。
砂糖が多く甘さが強いものほど糖質が多くなるので、小豆だけの場合と比べると血糖値が上がりやすいことを頭にいれておきましょう。
とはいえ、小豆の栄養素はとても魅力的。
適量のあんこを食べて毎日のスッキリを目指したいですよね。
あんこはカレースプーン一杯分くらいを目安に食べることをおすすめします。
これくらいであれば、100kcal前後・糖質20~30gとなり、健康に大きく影響を与えることは少ないです。
トーストに塗ったり、ヨーグルトにかけたり。
普段の食事にチョイ足しすれば、食べ過ぎも防ぎやすくなります。
●管理栄養士からのコメント
老若男女問わずに好かれるあんこには、栄養がたくさん詰まっています。
ミネラルやビタミンB群、食物繊維など、身体の調子を整えるのに欠かせないものばかりです。
ただ、小豆の栄養以外にも、既製品のあんこの中には砂糖の糖質もたっぷり入っているのが気になるところ。
せっかくだったら、小豆の栄養と美味しさを罪悪感なく楽しみたいですよね。
今回紹介したレシピを参考にしながら好みで砂糖の量を調整すれば、ヘルシーな自分だけのあんこを作ることができます。
また、小豆を茹でた汁にも栄養素が溶けだしているので、捨てずに使うようにしましょう。
茹で汁と少しのお塩を一緒にご飯を炊いてみると、美味ですよ。
給食委託会社や仕出し弁当屋での献立作成を経験後、出産を機にフリーランスとして活動。
フリーランスの管理栄養士としてレシピ開発や栄養のコラム作成のほか、外食チェーン店でのダイエットを意識した食べ方を紹介。現在はクリニックにて、生活習慣病などに悩む方々へ栄養指導を行なっている。
身体は食べ物でできている事を意識し、健康で過ごせるよう多くの方を支えていける管理栄養士になりたいと日々活動しています。
SNSやブログを通して、
・管理栄養士として栄養指導に携わりたい!
・血圧や血糖など血液結果を注意された!
・美味しく食べてきれいに痩せたい!
という悩みを解決するための情報を発信しています。
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編集スタッフ 松下 二児の母。趣味はウォーキングで、毎日2時間歩いてます!
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