お彼岸には何を食べる?|基本のおはぎ(ぼた餅)の作り方

お彼岸に食べるものといえば、「おはぎ(ぼた餅)」が思い浮かびますよね。
ここでは、おはぎ以外にお彼岸に一般的に食べられているものや、お彼岸に「おはぎ」を食べる由来、おはぎとぼた餅の違い、そして基本のおはぎとぼた餅の作り方をご紹介します。

お彼岸について、今よりもう少しだけ詳しくなってみませんか?

もくじ

あんこから作る、おはぎとぼた餅の作り方

おはぎ

粒あんのおはぎの作り方

小豆から作る甘さ控えめなあんこのおはぎです。春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」と呼ばれている懐かしく優しい味の和菓子。この時期のお茶うけにいかがでしょうか。
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調理時間 10 hrs

材料
  

  • 小豆 250 g
  • 砂糖 230 g
  • 少々
  • もち米 2 カップ
  • 白米 1/2 カップ
  • 500 cc

作り方
 

  • 小豆をたっぷりの水でやさしく洗います。
  • 大きめの鍋に小豆が浸るぐらいの水を入れて火にかけます。
    沸騰したらお湯を捨てます。この工程を2回繰り返します。
  • 小豆の4~5倍ほどの量の水で小豆を茹でます。
    沸騰したら弱火にし、小豆が指で簡単につぶせる程度までしっかりと煮ます。
  • 煮汁を捨てて、砂糖を2~3回に分けて加えながら混ぜ合わせます。
  • ひと煮立ちさせたら、一晩かけて冷まします。
  • 小豆の粒をつぶさないように鍋底から混ぜながら煮ます。
    水分が少なくなり、すくったときにもったりとした質感になったらOKです。
  • 塩を加えて味を整えます。
  • もち米と白米を洗って30分ほど水に浸してから炊きます。
    炊き上がったら、熱いうちにすりこぎですりつぶします。
  • お餅が冷めたら丸め、あんこも同じくらいの大きさに丸めます。
  • あんこを手のひらに丸く伸ばしてお餅を乗せて包んだら、完成です。

コツ・ポイント

小豆を煮るときは様子を見ながら火から下ろして加減をしましょう。まだ柔らかければ再度加熱をし、硬くなってしまったときはお湯を足して煮直せば大丈夫です。
このレシピのキーワード 小豆, あんこ, 粒あん, おはぎ


おはぎ(ぼた餅)

やさしい甘さのこし餡『ぼた餅(おはぎ)』

小豆から作る甘さ控えめなあんこのおはぎです。春のお彼岸に作られるこし餡で作る方法を丁寧に解説いたします。
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調理時間 10 hrs

材料
  

  • 小豆 250 g
  • 砂糖 200 g
  • 少々
  • もち米 2 カップ
  • 白米 1/2 カップ
  • 500 cc

作り方
 

  • 小豆をたっぷりの水でやさしく洗います。
  • 大きめの鍋に小豆が浸るぐらいの水を入れて火にかけます。
    沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど放置して蒸らし、お湯を捨てます。
  • 小豆の4~5倍ほどの量の水で小豆を茹でます。
    沸騰したら弱火にし、40~50分煮て、小豆が指で簡単につぶせるようになるまで煮ます。
  • 火を止め、蓋をしたまま30分蒸らします。
  • ボウルにザルをのせて小豆をあげます。
  • お玉の裏やへらなどで小豆をつぶすように漉します。
  • 水を加えて皮と中身を分けます。このあと豆の皮は使いません。
  • 別のボウルに目の細かい漉し器をのせ、1回目で漉した液を流し入れて薄皮などを取り除きます。
  • 途中で水を加えながらゴムベラで漉します。残った薄皮などは捨てます。
  • 水を加えて混ぜたら15分ほど置き、あんが沈んだら上ずみを捨てます。合計2回行います
  • 布きんをザルの内側に広げてあんを入れます。
  • 汁気を搾り、中身をボウルに開けます。
  • 生あんの出来上がりです。
  • 鍋に砂糖と水100ccを入れ中火にかけ砂糖を溶かします。
  • 火を止め生あんを全量入れます。
  • ゴムベラで混ぜてほぐします。強火にかけ鍋底にヘラを当てるようにして混ぜ続けます。ぼってりとした固さになれば火を止めて塩を加えなじむまで混ぜます。
  • バットに広げて冷ませば、こしあんの完成です。(あんは冷ますと少し固くなります。)
  • もち米と白米を洗って30分ほど水に浸してから炊きます。
    炊き上がったら、熱いうちにすりこぎですりつぶします。
  • お餅が冷めたら丸め、あんこも同じくらいの大きさに丸めます。
  • あんこを手のひらに丸く伸ばしてお餅を乗せて包んだら、完成です。

コツ・ポイント

小豆を煮るときは様子を見ながら火から下ろして加減をしましょう。硬くなってしまったときはお湯を足して煮直せば大丈夫です。
甘さを自分好みに仕上げるには、砂糖は一気に入れず、様子を見ながら足していくと良いでしょう。
きな粉のおはぎは、きな粉50gに対してお砂糖は10gを混ぜ合わせたものをまぶします。
このレシピのキーワード 小豆, あんこ, 粒あん, おはぎ

お彼岸とは?

お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中心に、前後3日ずつの7日間を指す仏教行事です。お彼岸には、春のお彼岸と秋のお彼岸があり、それぞれ3月と9月にあります。
お彼岸には、お墓参りや仏壇のお掃除、御供物をするなどしてご先祖様を供養します。

また、仏教では、私たちが生きている世界は東側の「此岸(しがん)」、煩悩に打ち勝ち悟りに達した人がいる西側の世界を「彼岸(ひがん)」と言われており、私たち自身が悟りの境地に近づくよう修行するという意味もあります。

お彼岸に食べるもの(お供えするもの)

お彼岸には仏教の教えに従い、殺生を避け、煩悩を刺激しないように精進料理を食べる方もいらっしゃいます。

お彼岸に食べられているものは具体的に、ぼた餅やおはぎ、いなり寿司、山菜やきのこの天ぷらなどのです。
地域によっては「彼岸蕎麦」を食べる風習があります。蕎麦は五臓六腑を清める効果あると言われているためです。

また、お彼岸にはご先祖様を供養する目的がありますので、故人が生前好きだったものをお供えするという方も多いようです。

春のお彼岸は「ぼた餅」秋のお彼岸は「おはぎ」|ぼた餅とおはぎの違い

「ぼた餅」と「おはぎ」は一見同じものに見えますが、実はちょっとした違いがあります。

ぼた餅もおはぎも、もち米やうるち米を炊いて半つきにし、あんこで包んだ食べ物です。
秋のお彼岸は小豆の収穫時期のため、旬の柔らかい小豆であんこを作った粒あんの「おはぎ」を食べます。また、春のお彼岸は冬を越して皮が固くなった小豆を使うため、こしあんの「ぼた餅」を食べる、という違いがあるようです。

春に咲く「牡丹」と秋に咲く「萩」に見立てているという説もあり、そのため春のお彼岸には「ぼた餅」秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えするのが一般的と言われています。

お彼岸におはぎ(ぼた餅)を食べる理由

お彼岸におはぎ(ぼた餅)を食べる習慣は江戸時代に定着したと言われています。

あずきの赤い色は邪気を払い、災難から身を守ること、さらに、昔は貴重であった砂糖を使う食べ物をお供えすることで、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるといった意味合いも込められているそうです。

小豆を使ったおはぎ(ぼた餅)をご先祖様にお供えし、感謝の気持ちを伝えます。その後、お供えしたおはぎ(ぼた餅)を食べることで、ご先祖様や神様の力を自分の体に取り込むいう意味もあります。

レシピで使った小豆


砂糖不使用!でも甘〜い「発酵あんこ」の作り方

「春のお彼岸」についてのQ&A

おはぎとぼた餅の違いは何ですか?

おはぎとぼた餅の違いは、おはぎは粒あんで包むのに対して、ぼた餅はこしあんで包みます。これは小豆の収穫時期にも関係していて、秋は収穫したてで皮が柔らかいので、粒あんに、春になって皮が固くなってきた小豆はこし餡にするという理にかなった理由があるようです。
ぼた餅の由来は、春に最も美しい花を咲かせる牡丹の花に似ているからと言われており、春のお彼岸ではぼた餅を、秋のお彼岸ではおはぎを作ってお供えするという理由も。
また、人によっては同一の食べ物の呼び方の違いという場合もあります。

お彼岸におはぎ(ぼた餅)を食べるのはなぜ?

お彼岸におはぎ(ぼた餅)を食べる理由は、あずきの赤い色はが邪気を払い、災難から身を守る力があると言われていることに加え、昔は貴重であった砂糖を使う食べ物をお供えすることで、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるといった意味合いも込められているそうです。

お彼岸に食べてはいけないものは何ですか?

お彼岸に食べてはいけないものは、肉や魚、卵など動物性の食材です。これは、仏教の不殺生の教えに基づき、煩悩を刺激しないためです。

おはぎ(ぼた餅)はいつ食べますか?

おはぎ(ぼた餅)は、お彼岸の時期に食べられることが多いです。春のお彼岸はぼた餅、秋のお彼岸にはおはぎが作られることが一般的です。

2024年のお彼岸はいつですか?

2024年のお彼岸は、春のお彼岸が3/17(日) 〜3/23(土)。秋のお彼岸は9/19(木)〜9/25(水)です。

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この記事を書いた人

動物、植物、夫、子ども、美味しいものとスターウォーズをこよなく愛する1児の母。かわしま屋に入って、腸内環境がとても良くなりました。
将来の夢はパーマカルチャー暮らし。

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