みりんとは?あまり知られていない成分や作り方&使い方を簡単に解説

煮物や照り焼きなど、和食に欠かせない調味料「みりん」
しかしみりんを「甘くするだけのもの」と思っていませんか?みりんには、甘味だけでなく、照りやコクを加えたり、臭みを消したり、食材の煮崩れを防ぐといった、調理を格上げする多彩な働きがあります。
本記事では、みりんの成分や製造工程、日々の料理での効果的な使い方を解説します。読み終えた頃には、レシピに書かれたみりんの意図がわかり、料理の仕上がりにも自信が持てるようになるでしょう。
みりんとは?

「みりん」とは、もち米・米麹・焼酎またはアルコールを原料として醸造されたものです。酒類調味料に分類され、本格的なみりん(いわゆる「本みりん」)は、酒類販売免許を持つ店舗でしか販売できません。
みりんは酒税法の第三条で、次のように定められています。
みりんとは、アルコール分が15度未満、エキス分(抽出成分)が40度以上などの政令で定める要件を満たす酒類で、次のいずれかに当てはまるものです。
- 米および米麹に焼酎またはアルコールを加えてこしたもの
- 米・米麹および焼酎またはアルコールに「みりん」その他政令で定める物品を加えてこしたもの
- みりんに焼酎またはアルコールを加えたもの
- みりんにみりん粕を加えてこしたもの
現在では、「みりん風調味料」という、アルコール分をほとんど含まない調味料も存在します。法的にはみりんには分類されず、見かけが似ていても成分や用途、販売条件が異なります。
参考:

みりんの歴史

みりんは、もともと甘い飲用酒として親しまれ、その後の時代変化とともに調味料としての役割を確立していきました。ここでは以下の観点からみりんの歴史について解説します。
- みりんの起源
- 江戸時代からの飲用文化
- 現代における調味料への変化
それぞれ見ていきましょう。
参考:
国税庁 4 本みりんの歴史
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/koujikin/pdf/0021012-102_05.pdf
みりんの起源
みりんが文献に登場するのは戦国時代から安土桃山時代にかけてで、茶会記録の『宗湛日記』(1586〜1592年)や『駒井日記』(1593年)には「蜜淋酒」「美醂酒」といった名が見られます。当時は甘味の強い珍しいお酒として扱われ、贈答品としても用いられていました。
その成り立ちについては、中国から伝わったという説と、日本で生まれたという説があります。中国伝来説では、明代の文献に「密淋」という甘い酒が記されており、これが琉球や九州に伝わって全国へ広まったと考えられています。
一方の日本発生説では、日本に古くからあった練酒や白酒に焼酎を加えて改良し、腐敗しにくいお酒へと発展したとされています。
どちらの説においても、仕込みの段階から焼酎を加える技法が確立したことで、糖度の高い本みりんにつながる特徴が整えられていきました。
江戸時代からの飲用文化
江戸時代の文献には、みりんの具体的な製法や原料が数多く記されています。
『本朝食鑑』(1697年)や『和漢三才図会』(1713年)では、糯米と米こうじ、そして焼酎を使い、約37日間かけて熟成させる方法が紹介されており、すでに現代のみりんの基本が形づくられていたことがわかります。
この時代の本みりんは、現在より糖分が低く、風味も焼酎に近かったと考えられていますが、それでも甘味のあるお酒として親しまれていました。『和漢三才図会』では「とても甘く、下戸や女性が好んで飲んだ」と記されており、酒に強くない人でも楽しめる飲用酒だった様子がうかがえます。
さらに時代が進むと、飲むだけでなく料理にも使われるようになりました。江戸後期の『守貞漫稿』には、関東でウナギのかば焼きや蕎麦つゆにみりんが使われていたとの記述があり、飲用から調味へと用途が広がり始めた時期だったことがわかります。
現代における調味料への変化
明治以降も本みりんは高価で、家庭では日常的に使われていませんでした。
一方で、本みりんに焼酎を加えた「本直し」は甘味の強い飲用酒として多く生産されていましたが、戦後は酒類の選択肢が増えたことで需要が急速に減っていきます。
本みりんが大きく広まるきっかけになったのは1960年代以降です。日本の食生活が豊かになり、さらに1962年に本みりんの酒税が大きく引き下げられたことで、調味料として家庭に浸透し始めました。料理に甘味や照りを与える特徴が評価され、家庭料理だけでなく加工食品にも使われるようになったのです。
この広がりの背景には、連続式蒸留焼酎の普及や、糯米とこうじの品質向上、製造工程の機械化といった技術の進歩があります。加えて1974年には清酒粕の利用が認められ、香味づくりの幅が広がったことで、本直しも加工用調味料として再び需要を得るようになりました。
こうして、かつては甘い飲用酒だったみりんは、時代とともに用途を変え、現在では和食を支える欠かせない調味料としての地位を確立しています。
本みりん・みりんタイプ・みりん風の違い

本みりん・みりんタイプ・みりん風はどれも「みりん」として扱われる調味料です。しかし原料・製造工程・含まれる成分が大きく異なり、その結果として調理効果にも明確な差が生まれます。
具体的な違いを以下の表にまとめました。
| 項目 | 本みりん | みりんタイプ | みりん風調味料 |
|---|---|---|---|
| 分類 | 酒税法上の酒類 | 一般食品(不可飲処置あり) | 一般食品(非酒類) |
| 主な原料 | もち米・米こうじ・醸造アルコールまたは焼酎 | 加塩発酵液、糖類、食塩など | 糖類、酸味料、旨味調味料、醸造調味料など |
| 製造工程の特徴 | 30〜60日かけて糖化・熟成。酵素反応で多様な成分が生成される | 加塩発酵液に糖類や調味成分を混合。熟成なし | 原料を混合して即製造。熟成工程なし |
| アルコール | 約14%含む(調理効果に大きく寄与) | 塩分による不可飲処置のため実質的に飲用不可 | ほとんど含まない |
| 糖の特徴 | グルコースが80〜90%。二糖類・三糖類・オリゴ糖など多種。 | 主に外添加による糖 | 主に外添加の砂糖・ぶどう糖など |
| アミノ酸・有機酸 | 米こうじ由来のアミノ酸・ペプチド、多様な有機酸を含む | 原料由来の成分が中心で、本みりんほど多様ではない | アミノ酸・有機酸の自然生成はほぼなし |
| 香り成分 | エステル、アセタール、カルボニル化合物など、熟成により多様な香気が形成 | 熟成がないため複雑な香りの生成は乏しい | 添加された香味成分が主体 |
| 味・風味の特徴 | 多糖・アミノ酸・アルコール・香気成分の相互作用により複雑で深い味わい | 本みりんより単調。塩味がある | 甘味中心で軽い風味 |
| 調理効果 | 照り・ツヤ・臭み消し・味しみ・煮崩れ防止・香り付けなど多くの効果 | アルコールにより本みりんに近い調理効果はあるも、塩分が高いため、用途は限定 | アルコールがないため、味しみ・臭み消し効果は弱い |
| 用途の広がり | 和食の基本調味料として定着 | 加工食品などのコスト調整用として利用 | 家庭用の廉価版として普及 |
このように、同じ「みりん」と呼ばれていても、本みりんは熟成による複雑な風味と調理効果が特徴であり、発酵調味料やみりん風調味料はその手軽さや価格帯から用途が広がったものの、仕上がりの質は本みりんとは大きく異なります。

参考:
河辺 達也、森田 日出男,『みりん(1)』,日本醸造協会誌,93巻10号,799-806(1998)
河辺 達也、森田 日出男,『みりん(2)』,日本醸造協会誌,93巻11号,863-869(1998)
料理の質を高めたいのであれば、こだわりの本みりんを使うとよいでしょう。かわしま屋では製法にこだわった、そのまま飲んでもおいしいみりんを販売しています。ぜひいちどお試しください。
昔仕込み玄米本みりん500ml |国産玄米麹2倍量で仕込んだ旨味と濃厚なコクの無添加の味醂-かわしま屋-
稀少な「玄米麹」仕込みの本みりん
昔仕込み玄米本みりんは、「玄米麹」仕込みの本みりんです。 一般的に「本みりん」で使用される米麹の原料は、ほとんどの製造元では「白米」で、「玄米」はなかなか目にすることはありません。 これは、玄米を麹にする作業が非常に難しいためです。玄米の硬い糠層には、麹菌がデンプンやタンパク質を分解するのを邪魔する要素があり、麹をうまく造るには熟練の技術と手間が必要です。 昔仕込み玄米本みりんは、あえてこの難しい工程に挑み、玄米由来の米麹で丁寧に仕込みました。玄米本来の持つポテンシャルを最大限に引き出した、極めて稀少な本みりんです。この手間ひまこそが、味の深みの秘訣です。
二倍の玄米麹による濃厚な味わい
昔仕込み玄米本みりんの味わいの決定的な違いは、仕込みに使用する玄米麹の量にあります。 一般的な本みりんの製法に対し、本商品は通常の二倍の玄米麹を贅沢に使用しています。これは、麹の持つ天然の酵素の働きを最大限に引き出すためです。麹の量を増やすことで、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、深みのあるコクと自然な甘みが特徴のみりんに仕上がりました。
二倍の玄米麹によって得られた濃厚な旨味成分は、長期熟成にも耐え、味をまろやかにまとめます。この製法が、素材の味を引き立てる力強いみりんの品質を支えています。
市販品とは全く異なる、強い旨味とコク
玄米は、白米にはない豊富なミネラルや食物繊維、そして外皮(糠)に蓄えられた香ばしさや力強い旨味成分を持っています。 この玄米由来の成分を麹の力でじっくりと引き出し、さらに長期間熟成させたこと・麹の仕込み量を二倍にしたことで、市販品とは全く異なる強い旨味とコク、自然な甘さのある玄米みりんに仕上がりました。
豊かな旨味とコク
二倍の玄米麹により、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、アミノ酸がより多く生成され、味に深みを与えます。煮物や照り焼きに使用すれば、食材の持ち味を損なうことなく、料理全体にグッと深いコクを与えます。
まろやかな甘さ
砂糖のような単調な甘さではなく、玄米のデンプンが分解されて生まれた複雑で上品な、奥行きのある甘みです。もちろん糖類を添加したりなどはしておりません。
市販品との違いを体感してみてください
お料理にお使いになる前に、是非一度市販品と飲み比べてみてください。濃厚な味わいとコク・香りに驚かれると思います。いつものレシピを1ランク押し上げる、自信をもっておすすめできる味醂です。
160年の伝統と革新 甘強酒造の譲れないこだわり
本みりん造りの歴史は古く、創業文久2年(1862年)以来、160年以上の長きにわたり、みりん造りの伝統を守り続けてきたのが、愛知県蟹江町の甘強酒造です。 みりん醸造に適したもち米の産地であり、水運に恵まれたこの地で、甘強酒造は「昔仕込みの本みりん」の伝統製法を今に伝えています。
1. 昔ながらの手間を惜しまない製法
昔仕込み玄米本みりんは、砂糖が貴重であった時代の製法にならい、もち米、米麹、焼酎を混ぜた「もろみ」を時間をかけて丁寧に醸造しています。ゆっくりともち米と米麹が溶け合うことで、米由来の天然のアミノ酸が非常に豊富に生成されます。このアミノ酸こそが、玄米みりんの深い旨味とコクの源です。
2. 長期熟成が育む、まろやかな甘さ
仕込まれたもろみは、蔵の中でじっくりと長期熟成の時を過ごします。熟成期間を長く設けることで、みりんの「角」がとれ、甘みが非常にまろやかになります。この「時間をかける」工程こそが、他にはない複雑で上品な甘さと、そのまま飲んでも美味しい「飲めるみりん」としての価値を生み出します。
3. 品質への揺るぎない追求
甘強酒造は、厳選された良質な地元産の米(もち米)を使い、伝統的な醸造技術を守りながらも、いち早く時代に合わせた品質向上に努めてきました。1999年には、清酒・みりん製造元として全国で初めてオーガニック認定工場を取得するなど、安全と品質に対する揺るぎないこだわりを持ち続けています。
美味しさの秘密は受け継がれる昔ながらの製法
1.もち米の処理
国産のもち米を丁寧に洗浄し、蒸す工程を経て「蒸もち米」を調製します。甘強酒造では、主に地元愛知県産の、粒が大きく粘りのあるもち米を使用しており、これが甘みの強いみりんが生まれる秘訣とされています。
2.米こうじの製造
国産の米を洗浄・蒸し、これに種麹を加えて「玄米米こうじ」を製造します。
3.焼酎の製造
みりんの重要な構成要素である焼酎乙類は、玄米やみりん粕・米を洗浄・蒸した後に蒸留することで製造されます。この製法は、砂糖が貴重であった時代から受け継がれてきたものです。
4.もろみの仕込み
「蒸もち米」と「米こうじ」、そして製造された「焼酎」を丁寧に混合し、「もろみ」を仕込みます。この混合により、もち米と米麹が互いに作用し、みりん特有の豊かな風味とアミノ酸が形成され始めます。
5.糖化、そして精製ろ過と圧搾
糖化が完了したもろみは、まず精製ろ過にかけられ、その後、圧搾されます。この圧搾工程によって、みりんの液体成分が抽出され、同時に副産物として「粕(酒粕)」も得られます。
6.貯蔵・滓引き(熟成)
抽出されたみりんは、貯蔵庫でじっくりと熟成されます。熟成期間を経ることで甘みがよりまろやかになり、深みが増すとされています。貯蔵後には沈殿した不純物を取り除き、みりんの透明度を高めます。
7.火入れ殺菌
熟成を経て清澄になったみりんは、最終的な品質を安定させるため、65℃で60分間の火入れ殺菌が行われます。
8.容器充填
すべての工程を終え、殺菌されたみりんは、製品として容器に充填され、「昔仕込本味醂」として出荷されます。未開封の状態であれば、冷暗所保存で18ヶ月の品質保証期間が設けられています。
玄米麹は体に嬉しい栄養がたっぷり
高い栄養価
玄米を原料に使用しているため、ビタミンE、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウム、鉄分、亜鉛など)といった玄米由来の栄養素をバランス良く含んでいます。 これらの栄養素は、日々の健康維持をサポートする成分として知られています。
豊富な食物繊維
玄米麹には食物繊維が含まれています。 食物繊維は、食生活における重要な要素であり、体の内側から環境を整えたい方の食事をサポートします。
いきいきとした体作りに
玄米に含まれるγ-オリザノールやフィチン酸などの成分が含まれています。 また、フェルラ酸など、健康維持に役立つとされる成分を含んでおり、いきいきとした体づくりのために食事の質を高めることができます。
こだわりの昔仕込み玄米本みりんを日々のお料理に
和食の基本調味料として優れているのはもちろん、その芳醇な風味とすっきりとした甘さは、様々なジャンルのお料理にもお使いいただけます。
マイルドな甘さを加える
昔仕込み玄米本みりんは料理にマイルドかつ自然な甘みを加えて、食材や料理の美味しさを引き立ててくれます。
砂糖ではなく昔仕込み玄米本みりんを利用することで、料理の深みがグッと高まります。
食材の臭み隠しに
昔仕込み玄米本みりんに含まれるアルコールは、加熱によって蒸発する際に食材の臭みを和らげる働きがあります。臭みのあるお肉やお魚を使った料理に活用することで、食材の美味しさを引き立てることができます。
煮崩れ防止に
昔仕込み玄米本みりんはに含まれるアルコールとお米に含まれる糖類には、食材の煮崩れを防ぐ働きがあります。じゃがいもやお魚など、煮崩れしやすい食材を使う際に加えることで、バラバラになるのを防ぎます。
テリとツヤだしに
お料理に昔仕込み玄米本みりんを加えることで、お米に含まれる糖類がテリとツヤを生みだします。味だけでなく食欲を引き立てる見栄えが、より一層お料理を美味しくしてくれます。
昔仕込み玄米本みりんを使ったレシピ
鶏の照り焼き
材料(2人分)
- 鶏もも肉 300g
- 醤油 大さじ1と1/2
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ1と1/2
- 料理酒 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 片栗粉 適量
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 油 大さじ2
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、塩・こしょうを軽く振り、片栗粉を全体にまぶします。
- フライパンに油をしき、冷たい状態で鶏肉の皮目を下にして入れます。中火で皮がパリッとするまで焼きます。
- 裏返してさらに焼き、鶏肉に8割ほどを目安に火を通します。
- 醤油、昔仕込み玄米本みりん、料理酒、砂糖を混ぜ合わせたタレをフライパンに加え、中火で煮詰めます。タレがとろみを帯びるまで煮詰め、鶏肉にしっかりと絡めます。
- 鶏肉を取り出し、フライパンに残ったタレをかけて完成です。
昔仕込み玄米本みりんとはちみつを使ったカリカリ大学いも
材料(2人分)
- さつまいも(中) 1本
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- ごま お好みで
- 油(揚げ用) 適量
作り方
- さつまいもをよく洗い、一口大に切って10分程度水にさらす
- 鍋に油を入れて160度に熱し、さつまいもを入れて5分揚げる
- さつまいもを取り出し、油を180度まで熱する
- さつまいもを戻し入れ、表面がカリッとするまで揚げて取り出す
- 別の鍋に昔仕込み玄米本みりんとはちみつ、醤油を入れ、中火にかけてとろみがつくまで加熱してタレをつくる
- 火を止め、揚げたさつまいも入れて絡める
- お好みでごまをふりかけたら完成
レシピで使った商品はこちら
昔仕込み玄米本みりんについてのQ&A
アルコールは入っていますか?
はい。アルコール度数は14.1度です。
原料はなんですか?
もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造)です。
お酒として飲めますか?
調味料としてご活用ください。
みりんの保存方法は?
常温で保管下さい。寒冷な場所に置きますと底に糖分の白い結晶が出来ることがあります。お湯で温めて溶かしてご使用ください。
商品詳細
| 商品詳細 | |
|---|---|
| 商品名 | 昔仕込み玄米本みりん |
| 分類 | 本みりん |
| 内容量 | 500ml |
| 原材料 | もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造) |
| アルコール度数 | 14.1度 |
| 保存方法 | 冷暗所で保存 |
価格: 1118 円
みりんの成分

本みりんは、もち米と米こうじ、それに醸造アルコールを合わせて仕込む調味料です。
長い時間をかけて熟成させたのちに圧搾とろ過を経てつくられます。熟成がおよそ30〜40日続くあいだに多くの成分が生まれ、それらが本みりん特有の深い風味を形づくります。
含まれる主な成分は糖、アミノ酸、有機酸、香気成分、アルコールの5つで、これらが調理の際にも多くの働きを担います。
参考:
河辺 達也、森田 日出男,『みりん(1)』,日本醸造協会誌,93巻10号,799-806(1998)
河辺 達也、森田 日出男,『みりん(2)』,日本醸造協会誌,93巻11号,863-869(1998)
糖
本みりんの約45%は糖分で、米こうじの働きによって生まれます。具体的な当の種類は以下のとおりです。
- グルコース
- マルトース
- イソマルトース
- パノース
- オリゴ糖
含まれている糖の中心はグルコースで、全体の8割ほどを占めます。残りの部分には、マルトースやイソマルトースといった二糖類、パノースなどの三糖類、さらに長い形のオリゴ糖も含まれています。
このように、何種類もの糖が組み合わさっていることで、甘さに重なりや広がりが生まれます。いわゆる奥行きのある甘さです。
砂糖はスクロースという一種類の成分だけでできているため、甘さの質がすっきりしているのに対し、本みりんは成分の違いから甘さの感じ方も大きく異なります。
アミノ酸や有機酸
本みりんの中にあるアミノ酸やペプチドといった成分は、もち米や米こうじに含まれているたんぱく質が、酵素の力でゆっくり分解されて生まれたものです。原料のお米をていねいに精米するのは、こうした旨味につながる成分をきれいに仕上げるためです。
文部科学省が公表している日本食品標準成分表によると、うま味の代表であるグルタミン酸やアスパラギン酸が、とくに多く含まれています。
有機酸は、米こうじをつくるときに、こうじ菌や乳酸菌が作り出す成分です。いちばん多いのは乳酸で、そのほかにクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸など、いくつもの種類があります。白こうじを使うとクエン酸が多くなるため、魚や肉の臭みをしっかり抑えてくれるみりんに仕上がります。
香り成分
本みりんは窒素成分やアルコールも含んでいるため、熟成しているあいだにいろいろな反応がゆっくりと進みます。その過程で、多様な香りのもとになる成分が次々と生まれてくるのです。
たとえば、糖が分解されるときにはカルボニル化合物という成分が生まれ、アミノ酸が酸化されるときにも同じような成分ができます。こうした成分はアルコールや有機酸と反応し、エステルと呼ばれる香りの良い成分をつくります。
さらに、このカルボニル化合物がエタノールと結びつくとアセタール類ができあがります。これらは、甘くまろやかな香りに関わる大事な成分です。
このように、熟成中のさまざまな反応が折り重なって、本みりんならではの深い香りがゆっくりと形づくられていきます。
みりんの作り方

家庭でつくることは法律上できませんが、工程を知ると本みりんの甘さや香りがどう生まれるのかがよくわかります。ここでは一般的な本みりんづくりの流れをやさしくたどり、その工程が風味にどう関わるのかをまとめます。
- 精米
- 洗米
- 浸漬
- 蒸きょう
- 製麹
- 仕込み
- 糖化・熟成
- 圧搾
- 火入れ
- ろ過
温度や時間、衛生状態の管理によって、できあがりの甘みや香り、色合い、とろみまで大きく変わります。それぞれ見ていきましょう。
参考:
日本生物工学会, 『生物工学』第100巻第2号, 2022年, 「酒類調味料『本みりん』の製造方法と調理機能」
精米
玄米の外側にある灰分や脂質など、本みりんづくりに不向きな成分を取り除くために行います。
洗米
精米後の米についた糠を洗い流し、糠臭や酸化臭が出ないようにします。
浸漬
米に水を吸わせる工程です。ここでの吸水状態が蒸しあがりの良し悪しや、米の消化性、麹や製品の質に影響します。
蒸きょう
浸漬して吸水した米を蒸し上げます。デンプンは糊化し、たんぱく質は変性し、脂質の一部も揮散します。
製麹
蒸した米にもろみに必要な酵素をつくるための麹をつくる工程です。現在は機械製麹が主流で、糖化・熟成に影響する重要な工程です。
仕込み
もち米、米麹、焼酎またはアルコールを混合します。原材料の質や配合比が本みりんの品質に大きく影響します。
糖化・熟成
20〜30℃で約40〜60日間おこなわれます。米麹の酵素が蒸しもち米をゆっくり分解し、本みりん特有の甘味や香りが生まれます。
圧搾
熟成を終えたもろみを搾り、液体の本みりんと固体のみりん粕に分けます。
火入れ
圧搾後の本みりんを加熱する工程です。火入れ後に濁り成分を沈める工程が続きます。
ろ過
火入れ後、おり下げとろ過を行い、未分解のデンプンやタンパク質を取り除いて仕上げます。
みりんの料理への使い方

ここからは、家庭で活かせるみりんの働きと使い方を目的別に紹介します。料理のタイミングや火加減のコツを知っておくと、仕上がりにぐっと違いが出ます。具体的な使い方は以下のとおりです。
- 奥行きのある甘みをつける
- 照り・つやを出す
- 味に深みやコクを加える
- 風味をまろやかにする
- 味をしみこみやすくする
- 臭みを消す
- 煮崩れを防止する
それぞれの効果の裏側には、糖やアミノ酸、有機酸、香り成分、そしてアルコールといった本みりんの成分が関わっています。それぞれ見ていきましょう。

参考:
津田淑江, 『日本調理科学会誌』第42巻第1号, 2009年, 「みりん」
奥行きのある甘みをつける
本みりんにはブドウ糖だけでなく、いくつもの種類の糖が含まれています。オリゴ糖のように甘さの感じ方がゆっくり広がる成分も多く、料理に重なりのあるまろやかな甘みが生まれます。
この豊かな甘さは、仕込みのあとにじっくり熟成させるあいだに、米こうじの酵素が働いて少しずつつくられていくものです。
照り・つやを出す
糖を使うと料理に照りやつやが生まれます。なかでも本みりんのようにいくつもの糖を含むものは、料理に照りやつやがより出やすいとされています。さまざまな糖が一緒に働くことで、表面に自然な光沢が出て、仕上がりがきれいにまとまるからです。
料理に照りやつやが生まれるしくみには、主に次のふたつがあります。
- 糖が水分を抱え込むことで、具材の表面がしっとりした状態になり、光をやわらかく反射する。
- 糖が加熱でアメ状になり、表面がなめらかに整うことで、きれいな光沢が生まれる。
てり焼きや煮物では、本みりんが欠かせない存在になっています。
味に深みやコクを加える
本みりんには糖だけでなく、多くのアミノ酸が含まれています。その中でも、うま味の要となるグルタミン酸やアスパラギン酸が比較的多く、料理に深みを与えてくれます。
さらに、本みりんならではの重さを感じるような甘い香りも、風味の厚みにつながります。甘さ・香り・うま味が合わさることで、料理全体にまろやかさとコクが生まれます。

風味をまろやかにする
塩や酢を使う料理は、味の加減が少しずれるだけで、とがった印象になってしまうことがあります。そんなときに本みりんを加えると、含まれている糖やアミノ酸が味の角をやわらげ、全体をまろやかに整えてくれます。料理の風味が落ち着き、やさしい味わいに仕上がるでしょう。
味をしみこみやすくする
本みりんに含まれるアルコールは、素材の中の水分と入れ替わりやすい性質があります。そのため加熱とともに、調味液の甘味やうま味、香りが具材の内部まで入り込みやすくなります。下煮や下味に少し加えるだけでも効果があるので、覚えておくと便利です。
とくに根菜や厚みのある魚や肉との相性がよく、短い時間でも中までしっかり味が入った仕上がりに近づきます。味のしみこみがよくなることで、調理時間の短縮にもつながります。
臭みを消す
本みりんに含まれるアルコールは、加熱すると一緒に揮発しながら、魚や肉に含まれる臭み成分も外へ逃がすのが特徴です。共沸効果と呼ばれるもので、下ごしらえに使うと生臭さがやわらぎます。
さらに、本みりんの香り成分があとから重なり、仕上がりの風味がすっきり整います。煮る前や焼く前の下味に少量加えるだけでも効果が出るため、使いどころの幅が広いテクニックです。
なお、みりん風調味料にはほとんどアルコールが含まれていないため、同じような臭み消しの効果はあまり期待できません。
煮崩れを防止する
本みりんを入れて煮ると、じゃがいもなどの形がくずれにくくなります。理由は、本みりんにあるアルコールが、じゃがいもの中のペクチンという成分を守ってくれるからです。
本来ペクチンは、細胞同士をつなぐ大事な役割をしていますが、加熱すると溶けやすくなり、煮崩れが始まります。本みりんが入るとそのペクチンが溶けにくくなり、細胞がしっかりつながったまま保たれるのです。
さらに、本みりんに含まれる糖もこの働きを支えてくれるため、より崩れにくくなります。
みりんの選び方

みりんを選ぶときは、まず「どんな料理を作りたいか」を思い浮かべることが大切です。価格だけで決めると仕上がりに差が出ることがあるため、ラベルの情報を手がかりにすると迷いにくくなります。
ここではみりんの種類と製法から選び方を解説します。
種類を確認する
みりんを選ぶとき、まず押さえておきたいのは種類です。売り場に並ぶみりんには、本みりん・みりん風調味料・みりんタイプの3つがあり、それぞれ中身も働きも大きく異なります。
本みりんは、もち米と米こうじを使って長く熟成させてつくられるもので、甘味や香り、うま味が自然に育ちます。みりん風調味料は、糖類や調味料を混ぜてつくるためアルコールを含まず、香りやコクの面では別物に近い存在です。みりんタイプは塩を加えることで酒類扱いではなくしており、価格を抑えやすいという特徴があります。
本みりんはアルコール分を持つため酒税の対象になり、価格はやや高めになりますが、その分、甘さや照り、香りの深さなど、料理への効果は変わります。みりん風調味料やみりんタイプは安価に手に入りますが、甘さやうま味、香りの出方は本みりんとは異なります。
質のよい本みりんが一本あれば、醤油と合わせただけでもきんぴらや煮物がしっかりとした味に仕上がります。料理の仕上がりを重視するなら本みりん、価格を抑えたいときはみりんタイプ、と目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

製法を確認する
本みりんには、伝統製法と新式製法という二つのつくり方があります。どちらも本みりんとして販売されていますが、原材料や熟成のさせ方が大きく異なり、味わいや香りの深さにも影響します。
伝統製法は、江戸時代から続くつくり方で、原材料は米・米こうじ・焼酎のみです。時間をかけてじっくり熟成させるのが特徴で、半年から一年以上かけて風味がゆっくり育ちます。自然な甘さや香りがしっかり感じられるのが、この製法ならではの魅力です。
一方、新式製法は戦後の米不足を背景に生まれた方法で、米や米こうじに加えて醸造アルコールや糖類を使います。アルコールを加えることで熟成が早く進み、40〜60日ほどで仕上げることができます。熟成の時間が短いため、足りない甘さを糖類で補うことが多いのが特徴です。
原材料に糖類が入っていないものは、基本的に伝統製法の本みりんと考えられます。なかでも「もち米・米こうじ・焼酎」だけでつくられたものは、伝統的な味わいを大切にした一本です。アルコールも糖類も添加していない分、自然に育った甘さと香りをしっかり味わえます。
かわしま屋では製法にこだわった、そのまま飲んでも美味しいみりんを販売しています。ぜひ一度お試しください。
昔仕込み玄米本みりん500ml |国産玄米麹2倍量で仕込んだ旨味と濃厚なコクの無添加の味醂-かわしま屋-
稀少な「玄米麹」仕込みの本みりん
昔仕込み玄米本みりんは、「玄米麹」仕込みの本みりんです。 一般的に「本みりん」で使用される米麹の原料は、ほとんどの製造元では「白米」で、「玄米」はなかなか目にすることはありません。 これは、玄米を麹にする作業が非常に難しいためです。玄米の硬い糠層には、麹菌がデンプンやタンパク質を分解するのを邪魔する要素があり、麹をうまく造るには熟練の技術と手間が必要です。 昔仕込み玄米本みりんは、あえてこの難しい工程に挑み、玄米由来の米麹で丁寧に仕込みました。玄米本来の持つポテンシャルを最大限に引き出した、極めて稀少な本みりんです。この手間ひまこそが、味の深みの秘訣です。
二倍の玄米麹による濃厚な味わい
昔仕込み玄米本みりんの味わいの決定的な違いは、仕込みに使用する玄米麹の量にあります。 一般的な本みりんの製法に対し、本商品は通常の二倍の玄米麹を贅沢に使用しています。これは、麹の持つ天然の酵素の働きを最大限に引き出すためです。麹の量を増やすことで、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、深みのあるコクと自然な甘みが特徴のみりんに仕上がりました。
二倍の玄米麹によって得られた濃厚な旨味成分は、長期熟成にも耐え、味をまろやかにまとめます。この製法が、素材の味を引き立てる力強いみりんの品質を支えています。
市販品とは全く異なる、強い旨味とコク
玄米は、白米にはない豊富なミネラルや食物繊維、そして外皮(糠)に蓄えられた香ばしさや力強い旨味成分を持っています。 この玄米由来の成分を麹の力でじっくりと引き出し、さらに長期間熟成させたこと・麹の仕込み量を二倍にしたことで、市販品とは全く異なる強い旨味とコク、自然な甘さのある玄米みりんに仕上がりました。
豊かな旨味とコク
二倍の玄米麹により、もち米のデンプンやタンパク質の分解が促進され、アミノ酸がより多く生成され、味に深みを与えます。煮物や照り焼きに使用すれば、食材の持ち味を損なうことなく、料理全体にグッと深いコクを与えます。
まろやかな甘さ
砂糖のような単調な甘さではなく、玄米のデンプンが分解されて生まれた複雑で上品な、奥行きのある甘みです。もちろん糖類を添加したりなどはしておりません。
市販品との違いを体感してみてください
お料理にお使いになる前に、是非一度市販品と飲み比べてみてください。濃厚な味わいとコク・香りに驚かれると思います。いつものレシピを1ランク押し上げる、自信をもっておすすめできる味醂です。
160年の伝統と革新 甘強酒造の譲れないこだわり
本みりん造りの歴史は古く、創業文久2年(1862年)以来、160年以上の長きにわたり、みりん造りの伝統を守り続けてきたのが、愛知県蟹江町の甘強酒造です。 みりん醸造に適したもち米の産地であり、水運に恵まれたこの地で、甘強酒造は「昔仕込みの本みりん」の伝統製法を今に伝えています。
1. 昔ながらの手間を惜しまない製法
昔仕込み玄米本みりんは、砂糖が貴重であった時代の製法にならい、もち米、米麹、焼酎を混ぜた「もろみ」を時間をかけて丁寧に醸造しています。ゆっくりともち米と米麹が溶け合うことで、米由来の天然のアミノ酸が非常に豊富に生成されます。このアミノ酸こそが、玄米みりんの深い旨味とコクの源です。
2. 長期熟成が育む、まろやかな甘さ
仕込まれたもろみは、蔵の中でじっくりと長期熟成の時を過ごします。熟成期間を長く設けることで、みりんの「角」がとれ、甘みが非常にまろやかになります。この「時間をかける」工程こそが、他にはない複雑で上品な甘さと、そのまま飲んでも美味しい「飲めるみりん」としての価値を生み出します。
3. 品質への揺るぎない追求
甘強酒造は、厳選された良質な地元産の米(もち米)を使い、伝統的な醸造技術を守りながらも、いち早く時代に合わせた品質向上に努めてきました。1999年には、清酒・みりん製造元として全国で初めてオーガニック認定工場を取得するなど、安全と品質に対する揺るぎないこだわりを持ち続けています。
美味しさの秘密は受け継がれる昔ながらの製法
1.もち米の処理
国産のもち米を丁寧に洗浄し、蒸す工程を経て「蒸もち米」を調製します。甘強酒造では、主に地元愛知県産の、粒が大きく粘りのあるもち米を使用しており、これが甘みの強いみりんが生まれる秘訣とされています。
2.米こうじの製造
国産の米を洗浄・蒸し、これに種麹を加えて「玄米米こうじ」を製造します。
3.焼酎の製造
みりんの重要な構成要素である焼酎乙類は、玄米やみりん粕・米を洗浄・蒸した後に蒸留することで製造されます。この製法は、砂糖が貴重であった時代から受け継がれてきたものです。
4.もろみの仕込み
「蒸もち米」と「米こうじ」、そして製造された「焼酎」を丁寧に混合し、「もろみ」を仕込みます。この混合により、もち米と米麹が互いに作用し、みりん特有の豊かな風味とアミノ酸が形成され始めます。
5.糖化、そして精製ろ過と圧搾
糖化が完了したもろみは、まず精製ろ過にかけられ、その後、圧搾されます。この圧搾工程によって、みりんの液体成分が抽出され、同時に副産物として「粕(酒粕)」も得られます。
6.貯蔵・滓引き(熟成)
抽出されたみりんは、貯蔵庫でじっくりと熟成されます。熟成期間を経ることで甘みがよりまろやかになり、深みが増すとされています。貯蔵後には沈殿した不純物を取り除き、みりんの透明度を高めます。
7.火入れ殺菌
熟成を経て清澄になったみりんは、最終的な品質を安定させるため、65℃で60分間の火入れ殺菌が行われます。
8.容器充填
すべての工程を終え、殺菌されたみりんは、製品として容器に充填され、「昔仕込本味醂」として出荷されます。未開封の状態であれば、冷暗所保存で18ヶ月の品質保証期間が設けられています。
玄米麹は体に嬉しい栄養がたっぷり
高い栄養価
玄米を原料に使用しているため、ビタミンE、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウム、鉄分、亜鉛など)といった玄米由来の栄養素をバランス良く含んでいます。 これらの栄養素は、日々の健康維持をサポートする成分として知られています。
豊富な食物繊維
玄米麹には食物繊維が含まれています。 食物繊維は、食生活における重要な要素であり、体の内側から環境を整えたい方の食事をサポートします。
いきいきとした体作りに
玄米に含まれるγ-オリザノールやフィチン酸などの成分が含まれています。 また、フェルラ酸など、健康維持に役立つとされる成分を含んでおり、いきいきとした体づくりのために食事の質を高めることができます。
こだわりの昔仕込み玄米本みりんを日々のお料理に
和食の基本調味料として優れているのはもちろん、その芳醇な風味とすっきりとした甘さは、様々なジャンルのお料理にもお使いいただけます。
マイルドな甘さを加える
昔仕込み玄米本みりんは料理にマイルドかつ自然な甘みを加えて、食材や料理の美味しさを引き立ててくれます。
砂糖ではなく昔仕込み玄米本みりんを利用することで、料理の深みがグッと高まります。
食材の臭み隠しに
昔仕込み玄米本みりんに含まれるアルコールは、加熱によって蒸発する際に食材の臭みを和らげる働きがあります。臭みのあるお肉やお魚を使った料理に活用することで、食材の美味しさを引き立てることができます。
煮崩れ防止に
昔仕込み玄米本みりんはに含まれるアルコールとお米に含まれる糖類には、食材の煮崩れを防ぐ働きがあります。じゃがいもやお魚など、煮崩れしやすい食材を使う際に加えることで、バラバラになるのを防ぎます。
テリとツヤだしに
お料理に昔仕込み玄米本みりんを加えることで、お米に含まれる糖類がテリとツヤを生みだします。味だけでなく食欲を引き立てる見栄えが、より一層お料理を美味しくしてくれます。
昔仕込み玄米本みりんを使ったレシピ
鶏の照り焼き
材料(2人分)
- 鶏もも肉 300g
- 醤油 大さじ1と1/2
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ1と1/2
- 料理酒 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 片栗粉 適量
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 油 大さじ2
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、塩・こしょうを軽く振り、片栗粉を全体にまぶします。
- フライパンに油をしき、冷たい状態で鶏肉の皮目を下にして入れます。中火で皮がパリッとするまで焼きます。
- 裏返してさらに焼き、鶏肉に8割ほどを目安に火を通します。
- 醤油、昔仕込み玄米本みりん、料理酒、砂糖を混ぜ合わせたタレをフライパンに加え、中火で煮詰めます。タレがとろみを帯びるまで煮詰め、鶏肉にしっかりと絡めます。
- 鶏肉を取り出し、フライパンに残ったタレをかけて完成です。
昔仕込み玄米本みりんとはちみつを使ったカリカリ大学いも
材料(2人分)
- さつまいも(中) 1本
- 昔仕込み玄米本みりん 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- ごま お好みで
- 油(揚げ用) 適量
作り方
- さつまいもをよく洗い、一口大に切って10分程度水にさらす
- 鍋に油を入れて160度に熱し、さつまいもを入れて5分揚げる
- さつまいもを取り出し、油を180度まで熱する
- さつまいもを戻し入れ、表面がカリッとするまで揚げて取り出す
- 別の鍋に昔仕込み玄米本みりんとはちみつ、醤油を入れ、中火にかけてとろみがつくまで加熱してタレをつくる
- 火を止め、揚げたさつまいも入れて絡める
- お好みでごまをふりかけたら完成
レシピで使った商品はこちら
昔仕込み玄米本みりんについてのQ&A
アルコールは入っていますか?
はい。アルコール度数は14.1度です。
原料はなんですか?
もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造)です。
お酒として飲めますか?
調味料としてご活用ください。
みりんの保存方法は?
常温で保管下さい。寒冷な場所に置きますと底に糖分の白い結晶が出来ることがあります。お湯で温めて溶かしてご使用ください。
商品詳細
| 商品詳細 | |
|---|---|
| 商品名 | 昔仕込み玄米本みりん |
| 分類 | 本みりん |
| 内容量 | 500ml |
| 原材料 | もち米(国産)・米麹(国産玄米、国産種麹)・本格焼酎(自社醸造) |
| アルコール度数 | 14.1度 |
| 保存方法 | 冷暗所で保存 |
価格: 1118 円
みりんを活用して美味しい食卓をつくろう
みりんは、ちょっとした工夫で料理をぐっとおいしくしてくれる調味料です。どんな料理を作りたいかに合わせて種類を選ぶと、甘みや香り、照りの出方が自然と変わってきます。
照りや香りを出したいとき、臭みを取りたいとき、コクをつけたいときには本みりんがぴったりです。甘さだけ欲しい場合やアルコールを控えたいときはみりん風調味料、塩味を加えてもよい料理にはみりんタイプが使いやすいでしょう。
みりんは、甘さの広がりや香り、アルコールの扱い方で料理の仕上がりが変わります。自分の目的に合った一本を選んで、毎日の食卓に気軽に取り入れてみましょう。



