手軽に使えてとっても便利! 米麹パウダーを使ったレシピ
米麹パウダー、知っていますか?

健康のために、毎日少しずつでも摂りたい発酵食品。
栄養が豊富で、腸内環境を整えてくれる酵素が多く含まれているほか、
免疫力アップ、美容、疲労回復などにも大きな効果が期待できるといわれています。
発酵食品のなかでも、今大変注目を集めているのが麹(こうじ)。
麹を使って自分で塩麹を作ったり、甘酒を作ったり。
中には麹そのものをご家庭で手作りされている方も多くいらっしゃいます。
そこで、麹を使った料理に興味のある方に、ぜひお知らせしたいのが
今回のテーマである「米麹パウダー」です。
創業から300年以上続く、京都の老舗種麹屋「菱六」さんが、
健康にも美容にも良い米麹をもっと手軽に生活に取り入れられるよう、
試行錯誤を重ねて開発したのが、この「米麹パウダー」。
米麹パウダーは、生麹を乾燥させ、きめの細かい粉末状に加工したものです。
麹に摩擦熱がかからないように独自の製法で粉砕しているため、
酵素の力が失われず活きています。
米麹自体はそのまま料理に使うのは難しいのですが、このパウダーなら
下ごしらえのお肉にふりかけたり、水を加え甘酒にしたりと本当に手軽に使えます。
また、通常の米麹を使って塩麹や甘酒などを作ると、麹の粒が残ります。
この粒々感が良いという方もいらっしゃいますが、パウダーならこの粒が残らず、滑らかな食感に仕上がります。
塩麹や醤油麹、甘酒などがダマにならずに手軽に作れるのが人気の秘密。
さらに、パンやクッキーに混ぜるなど、アイデア次第で使い方は無限大です。

米麹パウダーを使ったレシピ
今回ご紹介するのは、この米麹パウダーを使ったレシピです。
レシピ監修は、発酵料理研究家として活躍されている、真野遥さん。
京都菱六の米麹パウダーを使って、手軽につくれる料理のレシピを監修していただきました。
どれも米麹パウダーを取り入れた、簡単にチャレンジできるものばかり。
せひ一度お試しください。


鶏むね肉のレモンバターソテー
材料
- 鶏むね肉1枚 300 g
- オリーブオイル(大さじ1)
- ★酒(大さじ1)
- ★米麹パウダー(大さじ1)
- ★塩(小さじ3/4)
- ☆胡椒(少々)
- ☆レモン果汁(1/2個分)
- ☆塩麹(小さじ1)
- バター 10 g
- お好みの添え野菜(適量)
作り方
- 鶏むね肉は、フォークで数カ所刺す。★の材料を混ぜ合わせ、鶏むね肉にまんべんなくまぶし、5分以上置く。(時間があれば、一時間以上置くと良い)
- フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を弱めの中火で皮目から焼く。3分ほど焼き、こんがり焼き色がついたら上下を返し、酒を回しかけ、蓋をして弱火で7分焼く。火を止めたら、粗熱がとれるまでそのまま置く。
- ☆の材料を小鍋に入れ、一煮立ちさせてソースを作る。
- 粗熱が取れた鶏肉をそぎ切りにして皿に盛り、ソースをかける。添え野菜と、お好みでスライスレモンを添えてできあがり。


ハンバーグ 塩麹トマトソース
材料
- 牛豚合挽肉 300 g
- 米麹パウダー(小さじ2)
- 塩(小さじ1/2)
- 玉ねぎ(みじん切り) 1 個
- サラダ油 (a)大さじ1 (b)小さじ2
- 卵 1 個
- ナツメグ(少々)
- 胡椒(少々)
塩麹トマトソース
- オリーブオイル(大さじ1)
- にんにく(みじん切り) 1 かけ
- にんにく(みじん切り) 1 缶
- 塩麹(大さじ2)
- 酒(大さじ3)
- お好みの添え野菜(適量)
作り方
- フライパンにサラダ油(a)を熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
- ボウルに牛豚合挽肉、米麹パウダー、塩、①の玉ねぎ、卵、ナツメグ、胡椒を加え、よく捏ねる。
- 3~4等分に分け、両手でキャッチボールして空気を抜きながら、俵形に形を整える。真ん中を軽くくぼませる。
- フライパンにサラダ油(b)を熱し、強めの中火でハンバーグを焼く。片面に焼き色がついたら上下を返し、蓋をして弱火で5分焼く。
- 竹串を刺して、透明な脂が出てきたら、火を止める。(赤みがかっていたら、透明になるまで焼く)
- 小鍋にオリーブオイルとにんにくを熱し、香りがしてきたら、トマト水煮缶、塩麹、酒を加え、煮立ったら5分程度煮詰める。
- 皿にハンバーグを盛り、トマトソースをかけ、お好みの野菜を添えてできあがり。

米麹パウダー入りパンケーキ 甘酒ベリーソース
材料
パンケーキ
- 米粉 95 g
- 米麹パウダー 10 g
- ベーキングパウダー(小さじ1) 3.5 g
- 卵 1 個
- 油(なたね油、米油など)(小さじ2)
- 牛乳 100~110 ml
甘酒ベリーソース
- 甘酒 100 ml
- バター 10 g
- 苺 (a) 3個 (b) 5個
- ブルーベリー 15 個
作り方
- 甘酒ベリーソースを作る。苺(a)は5mm角に切り、苺(b)は好みのサイズに切る(トッピング用)。小鍋に甘酒とバターを入れて中火で熱し、木べらで攪拌しながら煮詰める。とろみがついたら苺(a)を加え、さっと煮立てたら火を止め、そのまま冷ます。
- ボウルにパンケーキの材料を全て入れ、泡立て器でダマが無くなるまでかき混ぜる。(米粉の種類によって粘度が異なるため、牛乳の量は様子を見ながら調整してください)
- フライパンを弱めの中火で熱し、温まったら弱火に切り替え、①を玉じゃくし半量〜1杯ほど流し入れる。全体に気泡が立ったら上下を返し、裏面を30秒ほど焼き、皿に盛る。好みの枚数を焼き、積み重ねる。
- ③に①の甘酒ベリーソースをかけ、(b)の苺とブルーベリーをトッピングする。

魔法瓶で作る! 米麹パウダーのさらさら甘酒
材料
- 米麹パウダー 200 g
- 水 800 ml
作り方
- 鍋に水を入れて火にかけ、65度まで温まったら、火を止める。
- 米麹パウダーを加え、泡立て器でダマが無くなるまで攪拌する。
- 再び弱火にかけ、65度まで温まったら、魔法瓶に移す。
- 8時間以上保温したら、甘酒が完成。
コツ・ポイント
冷蔵で5日間~1週間程度、冷凍で3ヶ月程度保存できます。
いかがだったでしょうか。
米麹パウダーは、栄養に優れているだけでなく、お肉を柔らかくジューシーにしたり、パンケーキをふっくらもっちりと仕上げるのにチカラを発揮してくれます。
いつもの料理にちょっと加えるだけで、美味しくなり、さらに健康にも良いなんて嬉しいですよね。
米麹パウダーを使ったレシピ、ぜひ一度お試しください♪
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