蒸し大豆の作り方|圧力鍋を使って便利に大豆の下準備
日本食には欠かせない食材のひとつである大豆は、豊富なタンパク質を含み「畑の肉」とも呼ばれています。
大豆は未熟な豆を「枝豆」として食べるほか、乾燥させて保存し、さまざまな料理や食品にも加工されます。
しかし乾燥大豆はそのまま料理には使いにくく戻す必要があります。
時間をかけて水煮を作る方法もありますが、圧力鍋で蒸すと便利に短時間で下準備ができます。
大豆の栄養成分は?|乾燥大豆の使い方と大豆のおすすめレシピ
大豆はそのまま調理されるだけではなくさまざまな食品に加工され、たんぱく質や食物繊維、カルシウム、ビタミンなど身体を作っていくために必要な栄養素がたくさん含まれています。
大豆の水煮の作り方|大豆をつかったレシピもご紹介
日本食には欠かせない食材のひとつ、大豆。乾燥大豆はそのまま料理には使いにくいので、下準備のための水煮の作り方と水煮を使ったレシピをご紹介します。
蒸し大豆の作り方
圧力鍋を使った蒸し大豆
色々なお料理に使えるので、作り置きにも便利です。
材料
- 乾燥大豆 300 g
作り方
- 大豆をよく洗い、大豆の3倍以上の水に一晩浸けておきます。
- 大豆をざるに上げ、水を切ります。
- 蒸し皿に大豆を広げるように入れます。
- 圧力鍋に2cmほど水を入れ、蒸し皿を置きます。
- 蒸し皿に足がついていない場合は、耐熱の湯呑などを蒸し皿の下にしいてください。
- 圧力鍋の蓋をして、圧力がかかったら弱火で5分煮、火を消して圧力が下がれば出来上がりです。
コツ・ポイント
お手持ちの圧力鍋によっては時間が異なる場合があるので、圧力鍋の説明書などを参考にしてください。
蒸し大豆を使ったレシピ
大豆サラダ
大豆の水煮があればお好みの野菜を切って和えればできる簡単サラダです。
材料
- 大豆(水煮または蒸し大豆) 100 g
- にんじん 1/2 本
- きゅうり 1 本
- レタス 4 枚
- ドレッシングなど
作り方
- きゅうりを薄切りに、にんじんを千切りにします。
- レタスを適当なおおきさにちぎり、きゅうり、にんじん、大豆とお皿に盛り付けます。
- お好みのドレッシングやマヨネーズで和えてできあがり。
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大豆のドライカレー
ホクホクとした豆の食感がおいしいドライカレー。カレールウがなくても家にある食材で手軽に作れるのがうれしいレシピです。
材料
- 大豆(水煮または蒸し大豆) 200 g
- 豚ひき肉 350 g
- たまねぎ 1 個
- にんじん 1 本
- にんにく 1 かけ
- しょうが 4 かけ
- カレー粉 10 g
- ケチャップ 160 g
- ソース(小さじ5) 25 ml
- しょうゆ(大さじ1) 15 ml
- 塩 適量
- 油 適量
作り方
- たまねぎ、にんじん、にんにく、しょうがをみじん切りにします。
- フライパンに油を熱し、たまねぎ、にんにく、しょうがを炒め、透き通ってきたらにんじんを加えて炒めます。
- そこに豚ひき肉を加えて色が変わるまで炒めます。
- カレー粉を加えてひと混ぜし、調味料と大豆の水煮を加え、汁気を飛ばしながら炒めます。
- 塩で味を調えてできあがりです。
その他の蒸し大豆の利用法
蒸し大豆があれば、さまざまな料理で大活躍です。
用途 | 料理 |
---|---|
煮込み料理に | スープ、ポークビーンズ、チリコンカン、五目豆など |
おかずに混ぜて | 大豆入りハンバーグ、、大豆コロッケ、大豆入り餃子など |
トッピングに | サラダ、ヨーグルト、シリアルなど |
そのほか | 大豆の炊き込みご飯、大豆ディップ、大豆ピクルスなど |
大豆についてのQ&A
- 大豆を煮たら硬くなってしまいました。どうすればいいですか?
- 砂糖や塩を入れて煮ると浸透膜の作用で水分が外に出て硬くなってしまいます。
大豆が柔らかくなるまで味付けをせずに煮てください。
味付けをしてしまった場合は煮汁を一旦捨てて、水だけで煮直したらある程度柔らかくなります。
- 大豆アレルギーの人でも食べられる大豆製品は?
- 醤油や味噌については、発酵の過程でアレルゲン性が低下するため、食べられる方が多いといわれています。
医師に確認してください。
- 犬に大豆を食べさせてはいけないというのは本当ですか?
- 生の大豆に含まれるトリプシン・インヒビターという物質は、哺乳類の消化不良・下痢などの原因になるといわれています。
生の大豆は与えないようにしましょう。
- 大豆イソフラボンは男性が摂っても大丈夫ですか?
- 大豆イソフラボンの1日の最大摂取量は、男性の場合も75mgとなっています。
- 大豆を食べ過ぎたときの害について教えてください。
- 大豆は消化しにくい食材で、食べ過ぎると胃腸を壊す恐れがあります。
また、大豆には利尿作用がありますが、腎炎を患っている方の腎臓には負担になるため、過剰に摂取しないようにしてください。