バターコーヒーダイエット「やめた」理由と失敗しない方法
ダイエットで人気の「バターコーヒー」。
しかし「逆に太ってしまった」「おいしくない」などでなかなか続かない人もいるようです。
この記事では、バターコーヒーダイエットをやめてしまう理由と、ダイエットに失敗しないためのポイントをまとめています。
バターコーヒーをやめた理由
バターコーヒーダイエットとは、朝食の代わりにバターコーヒーだけを飲むダイエット方法。
バターコーヒーとは、コーヒーにバターとMCTオイルを入れて攪拌(かくはん)した飲み物です。
中性脂肪の抑制効果を持つ「MCTオイル」と、体脂肪を燃焼する不飽和脂肪酸の「グラスフェッドバター」を材料としており、ダイエットに効果があるとされています。
しかし、バターコーヒーを始めてまもなく「やめた」という人もいます。その多くは「逆に太った」「面倒」「おいしくない」などの理由が挙げられます。
バターコーヒーで太った
バターコーヒーダイエットは、「糖質制限」と「ケトン体質づくり」の掛け合わせがポイントです。肥満のもとであるインスリンをコントロールするために糖質を制限し、糖の代わりに中性脂肪を燃料として使う「ケトン体」を体内に作り出すことでダイエットが成功します。
そのほかにも、空腹を感じさせない仕組みや、体脂肪の燃焼効果など様々な要因でダイエットに有効とされています。
詳しいダイエットの仕組みはこちら。
ここで大事なのが「糖質制限」です。糖質を摂取してしまうと、せっかく作られたケトン体よりも先に糖質を燃料としてしまうため、ダイエットに繋がりません。
バターコーヒーで「太ってしまう」原因の一つに、パンやスイーツなどと一緒にバターコーヒーを摂取してしまっているということが挙げられます。
バターコーヒーは作るのが面倒
バターコーヒーは「MCTオイル」「グラスフェッドバター」「コーヒー」を混ぜて作ります。この材料集めと工程が「面倒」で、「忙しい朝にやってられない!」とやめてしまう人が多いようです。
そんな時は、MCTオイルとギーが混ざっている商品を活用することがダイエット成功への道のようです。
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バターコーヒーはおいしくない
バターコーヒーは通常のコーヒーよりもクリーミーな味わいになります。それが美味しいと思う人と苦手と思う人といるようです。また、バターコーヒーには砂糖やミルクを入れません。そのためブラックコーヒーが元々苦手な方にはなかなかハードルが高いというのも原因の一つかもしれません。
また、作り方を間違えて美味しくないバターコーヒーを飲んでいたというのも原因の一つに考えられます。
バターコーヒーは材料をよく混ぜて油を乳化させる必要があります。これをせずに、ただ混ぜただけでは油とコーヒーが分離し、美味しくないバターコーヒーが出来上がってしまいます。
バターコーヒーダイエットに失敗しない方法
それでは「バターコーヒーダイエット」を成功させるためのポイントやコツをまとめます。
朝食の代わりにバターコーヒーを飲む
バターコーヒーは前述の通り「糖質制限」が鍵です。パンなどの朝食と一緒に飲むとダイエットの効果がなくなってしまうので、朝食はとらずにバターコーヒーだけ飲むようにしましょう。
バターは通常のバターではなくグラスフェッドバターを使う
バターコーヒーに使うバターは通常のバターではなく「グラスフェッドバター」です。
「グラスフェッドバター」とは、牧草のみをエサにした「グラス(牧草)フェッド(エサ)」で育てられた牛が出す牛乳だけを用いて作られたバターで、不飽和脂肪酸が豊富です。この不飽和脂肪酸がダイエットに効果的とされる要因の一つです。
このグラスフェッドバターではなく、通常のバターを使ってしまった場合、悪玉コレステロールを増やす原因になる飽和脂肪酸が多く含まれています。
グラスフェッドバターも通常バターもカロリーは同じくらいですので、通常のバターを使ってしまったから太るというわけではありませんが、せっかくなら体脂肪の燃焼効果が期待されるグラスフェッドバターを使いましょう。
オイルはココナッツオイルではなくMCTオイルを使う
ココナッツオイルもMCTオイル同様中鎖脂肪酸を含みますが、ケトン体の生成を促す効果はMCTオイルの方が高いと言われています。こちらもせっかくならMCTオイルを使ってバターコーヒーを作りましょう。
バターコーヒーダイエットをやめる理由に「作るのが面倒」ということが挙げられますが、最近ではグラスフェッドバターとMCTオイルが混ざっている商品があります。こういった商品をうまく活用して「面倒さ」を少しでも解消し、毎日続けることが大切です。
しっかり乳化させて飲む
バターコーヒーダイエットは毎日続けることが大切。そのためには「美味しい」バターコーヒーでなくてはなりません。
バターコーヒーはただ材料をかき混ぜるだけだと油が分離したままで美味しくありません。「攪拌」することが美味しくするコツで、しっかり攪拌して油が乳化していればクリーミーな味わいとなり美味しくなります。
アイスにして飲む
暑い夏にはどうしてもホットのコーヒーを飲む気になれないということもあると思います。そんな時はアイスにして飲むのも手です。油は冷やすと固まりやすくなるので、バターコーヒーを作ってから氷の入ったグラスに注ぎ、急冷するというのが美味しく飲むためのコツです。
紅茶で作る
そもそもコーヒーの味が苦手という方には、コーヒーの代わりに紅茶や緑茶を使うのもおすすめです。コーヒーばかりで飽きたという方にもおすすめです。
バターコーヒーについてのQ&A
- バターコーヒーのコーヒーはインスタントでも代用できますか?
- オリジナルのBulletproof Coffeeでは品質の良い豆を挽いて淹れることを推奨していますが、インスタントコーヒーを使ってもダイエット効果は変わりません。
- バターコーヒーは夜飲んでもいいですか?
- コーヒーにはカフェインが含まれており、安眠を妨げる可能性があるため、バターコーヒーを夕食に飲むのはおすすめできません。バターコーヒーは朝食に飲むことで昼食にした時よりも糖を摂らない状態を連続させることができ、減量効果が高いといわれています。特に理由がない場合は朝に飲むことをおすすめします。
- バターコーヒーで便秘や下痢になったという話を聞きました。
- 朝食を抜くと腸への刺激が減り、便秘につながることがあります。他の食事で食物繊維をしっかり摂る、運動をする、寝起きに水を飲むなどして腸への刺激を欠かさないようにしましょう。また、MCTオイルは過剰に摂取すると下痢につながることがあるといわれているため、注意してください。
- バターコーヒーのオイルをココナッツオイルにしてもいい?
- ココナッツオイルにも中鎖脂肪酸は含まれますが、ケトン体の生成を促す効果はMCTオイルの方が高いと言われています。MCTオイルを使うことをおすすめします。
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