無農薬茶葉の栽培を始めて20年以上
それ以前は全茶畑を農薬散布するのに丸2日がかり、
それを年間7?8回も散布する一般栽培茶を生産しておりました。
またその農薬散布は身体に大きな負担がかかるものでした。
昭和47年・夏、自園の茶畑で自身が農薬散布中薬害に倒れ、
医師に「こんな暑い日中に軽装で農薬散布を続けていては、
いずれ肝臓に障害が出ますし、お酒も止めなくては」と言われ、
何とか無農薬でのお茶の栽培はできないものかと廉がね考えており
無農薬無化学肥料栽培へ転換する一大決心をいたしました。
安心・安全な茶葉を届けたい
当初は収穫が激減し、後悔をしたこともありましたが、
周りの仲間達に無農薬でお茶が穫れる筈がないと言われながら、
「生産する自身や家族、また飲んでくれる人達の健康の為に
この栽培法を全うする」と豪語したこともあり、
後には引けず非常に厳しい時期が長く続きましたが、
試行錯誤を重ね徐々に茶の樹も強くなり、
収穫も安定するようになりました。
ここ10年前程よりようやく消費者や周りの人達に安心・安全性を
評価され無農薬無化学肥料栽培に転化してほんとうに
良かったと満足しております。
無農薬茶葉で丁寧につくった宇治玄米茶をどうぞお楽しみください。
播磨園製茶 播磨余士行さん