かわしま屋の国産にごり純柿酢のこだわり
かわしま屋の国産にごり純柿酢は、「からだにうれしい」と「続けたいほどおいしい」が、きちんと両立しているのが特徴です。その味わいの裏には、昔ながらの製法と、素材を大切にする考え方がしっかり息づいています。
「日本一の柿の産地」の富有柿のみ使用
にごり純柿酢に使われているのは、甘くて香りのよい「富有柿(ふゆうがき)」だけ。柿の名産地として知られる九州・佐賀県の中でも、とくに品質の高いものを選び抜いて使っています。
富有柿は、岐阜県を発祥とする品種で、日本各地で広く育てられています。やさしい甘みと豊かな香り、しっかりとした果肉、そして日持ちの良さから、長年にわたって親しまれてきた定番の甘柿です。
この富有柿を100%使うことで柿酢の風味は安定し、いつものおいしさが保たれています。
江戸時代から受け継ぐ静置発酵製法
かわしま屋の国産にごり純柿酢のやさしい香りとまろやかな味わいは、「静置発酵(せいちはっこう)」という昔ながらの製法から生まれています。大きな樽や発酵槽でじっくり時間をかけて発酵を進める方法で、日本では江戸時代から続いてきた伝統のひとつです。
この製法では、酢酸菌が液体の表面にゆっくりと膜を張りながら発酵していきます。早くつくることはできませんが、そのぶん香りや味の繊細さがしっかり残ります。大量生産のように空気を強制的に送る方法では出せない、自然なまるみと深みが引き出されるのが魅力です。
無濾過&非加熱
にごり純柿酢は、ろ過も加熱もしていません。だからこそ、香りも味わいも自然なままで、飲み物としても料理の調味料としても、どちらにも心地よく使える一品になっています。
ろ過をしていない柿酢には、「マザー」と呼ばれる酢酸菌のかけらや発酵の痕跡がそのまま残っています。これが“にごり”の正体です。かわしま屋の柿酢では、マザーをあえて残しており、季節によっては瓶の中に薄い膜ができることもあります。ですが、これは自然な変化であり、品質にはまったく問題ありません。
水やアルコールも一切無添加
にごり純柿酢は、「柿の果汁だけ」で仕込まれているのが特徴です。水やアルコールは一切加えず、自然の素材そのものを大切にする考え方が、味の芯をしっかりと支えています。
果汁と酵母だけを使う伝統的な製法を採用しており、水で薄めたり、醸造アルコールで発酵を早めたりしません。そのため、柿そのものの輪郭がくっきりと感じられます。