コンブチャ(紅茶キノコ/Kombucha)とは
コンブチャ(Kombucha)とは、アジアが発祥といわれている発酵飲料です。名前から「昆布茶」を連想しがちですが、昆布とは関係ありません。
日本ではかつて「紅茶キノコ」と呼ばれて1970年代にブームとなり、近年は健康志向の高まりとともに再び注目を集めています。
紅茶と砂糖が原料の発酵飲料
コンブチャの原料は、紅茶と砂糖、そして発酵を担うスターター菌(SCOBY)です。淹れたお茶を冷まして砂糖とスターターを加えると、微生物が糖を分解し、有機酸や香りが生まれて味わいや栄養バランスが変化します。
コンブチャの詳しい作り方については、こちらの記事をご覧ください。
かわしま屋の読み物
【動画付き】コンブチャ(紅茶キノコ)の作り方と失敗しないコツを徹底解説
この記事では、初心者でも挑戦しやすいコンブチャの基本の作り方をはじめ、失敗を防ぐコツや注意点を分かりやすく解説します。ぜひ参考にして、自家製の美味しいコンブチャ作りに挑戦してみてください。
酢酸菌、乳酸菌、酵母などが含まれる
コンブチャの発酵を支えているのは、酢酸菌・乳酸菌・酵母といった微生物です。お茶と砂糖をもとに発酵が進むと、風味が変化するだけでなく、体にうれしい成分も生まれます。コンブチャの代表的な成分はこちらです。
- 有機酸:酢酸、グルコン酸、グルクロン酸、クエン酸など
- ビタミン:ビタミンB群(B1・B2・B6・B12)、ビタミンC
- ミネラル:カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン
- ポリフェノール:カテキン、テアフラビン、テアルビジンなどのお茶由来成分
- その他:アミノ酸、酵素など
このように、コンブチャはお茶の成分に加え、発酵由来の栄養素を豊富に含む発酵飲料なのです。
参考:A Review on Kombucha Tea—Microbiology, Composition, Fermentation, Beneficial Effects, Toxicity, and Tea Fungus Rasu Jayabalan(2014)/Kombucha茶飲料の化学,抗酸化,抗微生物および官能特性の評価 India(2019)
キレイを目指す方や体形が気になる人が注目
栄養成分の豊富さから、コンブチャは健康志向や腸内ケアに関心のある方から特に人気があります。欧米では、海外セレブやモデルたちが愛用していることから話題になりました。甘い清涼飲料やカロリーの高いドリンクに代わる毎日の習慣に取り入れやすい発酵飲料として注目されています。
欧米で爆発的なブームになっている
欧米ではコンブチャ市場が拡大し、すでに日常的な飲み物として広まりつつあります。特に欧州では、2024年時点で約9.0億米ドル規模に達しており、2025~2033年には年平均約13%の成長が見込まれるほど。
コンブチャは単なる健康ドリンクではなく、美味しく楽しめる発酵飲料として世界に広がっているのです。日本でも粉末タイプやフレーバー入りなど多様な商品が登場し、より手軽に楽しめるようになっています。
参考:Europe Kombucha Market Size, Share & Trends Analysis Report By Product (Conventional, Hard), By Distribution Channel (On-trade, Off-trade), By Region, And Segment Forecasts, Consumer Behavior And Competitive Analysis, 2025 - 2033
コンブチャ(紅茶キノコ)ってどんな味?
味の想像がしにくいコンブチャですが、実際は意外と飲みやすく、「紅茶ベースの甘酸っぱく爽やかな味」が特徴です。発酵によって生まれるほのかな酸味とやさしい甘みが調和し、紅茶由来の香りが後味をすっきりとまとめてくれます。りんご酢をまろやかにしたような風味や、フルーティーな酸味を感じることもあります。シンプルな味わいなので、水や炭酸水で割ったり、ジュースを加えたりと、自由にアレンジができるのもコンブチャの魅力のひとつです。
かわしま屋こだわりのコンブチャ粉末(紅茶キノコ)
かわしま屋は、日々の忙しさの中でも手軽に安心して楽しめるよう、「コンブチャ粉末(紅茶キノコ)」にこだわりました。ここでは、そんなコンブチャの特徴を5つご紹介します。
無添加で砂糖も不使用
原材料はコンブチャとデキストリン(とうもろこし由来のでんぷん)のみ。香料・保存料・着色料を使用していないのはもちろん、砂糖による味の調整や、植物発酵エキスによる成分の調整も行っていません。純粋にコンブチャだけを粉末にしているので、安心して毎日の生活に取り入れられます。
コンブチャ由来の乳酸菌や酵母を、加熱処理(死菌化)することで熱に強く安定した形に加工し、粉末にぎゅっと凝縮。常温でも品質が保たれ、ホットドリンクや料理にも手軽に取り入れやすいのが魅力です。生きて腸に届かなくても、体内で“善玉菌のサポート役”として注目されており、続けやすく、扱いやすいのも死菌ならではのメリットです。
豊富なポリフェノールが摂れる
コンブチャの成分には有機酸、ミネラル、ビタミン類、ポリフェノールなどがあります。その中でもポリフェノールは、他社製品と自社製品と同様のフローで粉末化したものと比べると他社製品の約4倍もの量が含まれています。
理想的なポリフェノール摂取量の目安は1日1,000~1,500mg以上と考えられています。一方、日本人女性の平均的なポリフェノール摂取量として報告されている量は1日800mg程度。ポリフェノールは体内に貯めることができないため、コンブチャで毎日無理なく摂取できるのは嬉しい点です。
乳酸菌・オリゴ糖配合でお腹に優しい
かわしま屋のコンブチャ粉末(紅茶キノコ)には、日本の発酵食品由来の植物性乳酸菌が12種類も含まれています。その量は1袋あたり約10兆個、1杯あたり(2g)約2000億個もの乳酸菌を手軽に摂れるのが魅力です。さらに、腸内フローラを整える働きが期待されるイソマルトオリゴ糖も配合されており、やさしい甘みで腸内環境をサポートしてくれます。
12種類の植物性乳酸菌入りのコンブチャ粉末
かわしま屋のコンブチャ粉末(紅茶キノコ)に入っている乳酸菌は、すべて日本伝統の発酵食品からとれた「植物性乳酸菌」から作られています。
お米由来の植物性乳酸菌
お腹の調子と肌の調子を整える
お味噌由来の蔵華乳酸菌
免疫機能のサポート
酒粕由来の植物性乳酸菌
アレルギー症状をサポート
麦由来の植物性乳酸菌
かわしま屋オリジナルの乳酸菌
すんき漬け由来の植物性乳酸菌
免疫機能をサポート
日本酒由来の植物性乳酸菌
かわしま屋オリジナルの乳酸菌
すぐき漬け由来の植物性乳酸菌
善玉菌を助けて肌ケアをサポート
日本の漬物由来の植物性乳酸菌
悪玉菌に注目し口内環境ケア
ぬか床由来の植物性乳酸菌
かわしま屋オリジナルの乳酸菌
醤油由来の植物性乳酸菌PC
緑茶由来の植物性乳酸菌GT-1
酢大豆由来の植物性乳酸菌AB-1
水に溶けやすい粉末で続けやすい
コンブチャ由来の乳酸菌や酵母を、加熱処理(死菌化)することで熱に強く安定した形に加工し、粉末にぎゅっと凝縮しました。常温でも品質が保たれ、ホットドリンクや料理にも手軽に取り入れやすいのが魅力です。生きて腸に届かなくても、体内で“善玉菌のサポート役”として注目されており、続けやすく、扱いやすいのがメリットです。
管理栄養士のおすすめポイント
管理栄養士
安藤
コンブチャ粉末(紅茶キノコ)はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ♪
- クセのある発酵食品が苦手だけど、手軽に取り入れてみたい方
- 毎朝スッキリしたいけれど、なかなか習慣づけられない方
- つい外食や間食が増えて、食生活のバランスが気になる方
- 腸から整えることで、内側からキレイを目指したい方
- 飲みやすくて続けやすいコンブチャを探している方
コンブチャ(紅茶キノコ)の楽しみ方
コンブチャ粉末は、水やお茶に溶かして飲むだけで手軽に楽しめるのが魅力。忙しい朝でもサッと準備でき、すっきりとした味わいが楽しめます。お好みで炭酸水で割ったり、レモンやハチミツを加えたりと、好みの味に変えるのもおすすめです。優しい甘さのシンプルな味わいなので、このようなアレンジでも楽しめます。
- ヨーグルトにかける
- トーストにかける
- スープにかける
- スムージーに加える
- パスタにかける
- アイスにかける
粉末だからこそ、普段の食事やおやつにかけるだけで簡単に取り入れられるのも大きな魅力です。ぜひ、いろいろなアレンジを楽しんでみてください。
管理栄養士のおすすめポイント
管理栄養士
安藤
※個人の感想であり効果効能を示すものではありません。効果効能に関する表現は一部コメントを編集しています。
コンブチャ(紅茶キノコ/Kombucha)についてのQ&A
コンブチャ(紅茶キノコ)とは何ですか?
コンブチャは紅茶に砂糖を添加し、発酵させた飲み物です。栄養価の高さから、日本でも注目されています。
1日にどのくらい摂取するとよいですか?
1日の摂取目安量は約2gです。一度に大量に飲むのは避け、継続して楽しむことが大切です。
コンブチャはどんな味ですか?
コンブチャはほんのりと甘みのある紅茶の風味に酸味が加わった爽やかな味が特長です。発酵食品特有の香りはありますが、飲みやすいと感じる方が多いです。
かわしま屋のコンブチャ粉末の保存方法について教えてください。
開封後は湿気により固まる場合がありますので、開封後は必ず袋の口を締め、冷蔵庫などの冷暗所で保存してください。
こちらの商品は、スコビーの粉末ですか?発酵させたコンブチャ液を粉末にしたものですか?また、製造過程で殺菌してますか?
かわしま屋のコンブチャは、紅茶キノコで発酵させた液体をフリーズドライ製法によって粉末にしております。製造工程によって死菌しているか否かは計測を行っておりませんので分かり兼ねますが、もしコンブチャの粉末に含まれている菌が死んでいても、腸内の善玉菌のエサになり腸内環境を良好な状態へ導くはたらきがあります。
商品詳細
商品名 |
コンブチャ 紅茶キノコ粉末 |
|---|
名称 |
発酵紅茶キノコ粉末 |
|---|
内容量 |
100g |
|---|
原材料 |
発酵紅茶エキス粉末(デキストリン、発酵紅茶エキス)(国内製造)、イソマルトオリゴ糖紛飴、乳酸菌(殺菌) |
|---|
栄養成分表示100gあたり |
熱量 : 394 kcal、たんぱく質 : 0.9g、脂質 : 0.1g、炭水化物 : 97.4g、食塩相当量:0.03g、ナトリウム: 12mg 、水分1.0g |
|---|
生産地 |
日本 |
|---|
保存方法 |
コンブチャの性質上、開封したまま放置をすると湿気により固まりができる場合がございます。開封後は必ず袋の口を締め、冷蔵庫などの冷暗所での保管をおすすめします。 |
|---|
1日の摂取量目安 |
1日2gを目安にお召し上がりください。 |
|---|
備考 |
トランス脂肪酸0、飽和脂肪酸0、コレステロール0 |
|---|