赤梅酢の特徴
赤梅酢は、赤じその色と香りがうつった、きれいな赤色のしょっぱい液体です。少し使うだけで、料理の見た目や風味がぐっとよくなります。
「酢」とついていますが、ふつうのお酢とはちがいます。これは、塩漬けした梅に赤じそを加えたものから出てきた汁です。
赤じそを入れると、しその赤い色とさわやかな香りが移って「赤梅酢」になります。昔ながらの梅干し作りでも、この方法が使われています。
鮮やかな赤色
赤梅酢の赤い色は、赤じそにふくまれる「アントシアニン」という自然の色素から生まれます。人工の着色料ではなく、素材そのものの力で色づくのが赤梅酢のよさです。
この自然な赤は、料理をほんのりと彩るのにぴったりです。千切りにしたしょうがや大根、きゅうりを浅漬けにすると、やさしい赤色がついて食卓が明るくなります。
紫蘇の独特な風味
赤梅酢には、梅のさわやかな香りに加えて、赤じその香りが重なっています。この組み合わせが、料理に「きゅっと締まる」後味を与えてくれるのです。
使い道はとても広く、浅漬けやマリネ、寿司飯、ドレッシングにぴったり。さらに炭酸で割って飲み物にすることもできます。とくに夏の暑い日や、食欲が落ちているときにはドリンクとして飲むのがおすすめです。
天然の調味料
赤梅酢は、材料がとてもシンプルなのが魅力です。梅酢・塩・赤じそだけでつくられている商品が多く、人工的な酸味料や着色料、甘味料に頼らない自然な調味料として使えます。
もともと梅酢は、梅を塩に漬けたときに自然に出てくる汁です。余計なものを加えないほど、梅と赤じその風味が素直に感じられます。
加熱する料理では、梅酢の酸味はほどよく和らぎ、塩味は食材の味をおいしく引き立ててくれます。唐揚げの下味や、魚の煮物などにもよく合います。