かわしま屋おすすめの、有機黒米の通販ページです。 お米や玄米に少量混ぜて炊くだけで 美味しくて滋養に富んだご飯が出来上がります。ページの後半では黒米について詳細に解説しています。
茨城県筑西市産の栽培期間中農薬・化学肥料不使用黒米。お米や玄米に少量（三合に大さじ1杯程度）混ぜて炊くだけで 美味しくて滋養に富んだご飯が出来上がります
熊本県菊池市産の栽培期間中農薬・化学肥料不使用黒米。お米や玄米に少量（三合に大さじ1杯程度）混ぜて炊くだけで 美味しくて滋養に富んだご飯が出来上がります
黒米は、白米に比べて豊かな紫黒色と高い栄養価が特徴で、ビタミンやミネラル、食物繊維に加え、抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富です。
実は黒米は古代米の一種で、玄米の表面に紫黒色の色素が含まれています。この色素はアントシアニン由来で、活性酸素の働きを抑える力があり、健康維持や生活習慣病予防への期待が寄せられています。
食感は玄米よりややもちもちしていて、白米2合に対して大さじ1杯程度混ぜて炊くのが一般的です。炊きあがるとご飯が淡い紫色に染まり、見た目も華やかになります。
最近ではネット通販でも手軽に購入できるようになり、雑穀米としても販売されています。初めて試す場合は少量パックを選ぶと無駄がありません。
黒米を日常の食事に取り入れることで、見た目の彩りはもちろん、家族の健康維持にも役立つでしょう。まずは少量から試して、その香りと食感、そして自然の恵みを感じてみてください。
黒米の紫黒色は、果皮に蓄積されたアントシアニン系ポリフェノールによるものです。
特にC3Gという成分は、炊飯などで加熱されるとPCAという別の物質に変わることが知られています。加熱後も成分が残るため、炊き上がったご飯でも黒米の成分を摂取しやすいです。
色が濃いほどアントシアニンの含有量が多いとされるので、選ぶときは紫色が均一な粒を選びましょう。
洗米時は、アントシアニンが水に溶けやすいので、さっとすすぐ程度がおすすめです。
参考：Hindawi, 『Oxidative Medicine and Cellular Longevity』
黒米は、古くから人々の暮らしとともに歩んできたお米です。古代米の一種に分類され、稲作の広がりとともに各地で栽培され、改良されてきました。
ここでは以下の視点から黒米の古代米としての歴史的背景を解説します。
それぞれ見ていきましょう。
黒米は中国の陝西省漢中地方などが発祥とされ、2000年以上前から作られていました。古代中国では「禁じられた米」と呼ばれ、皇帝や王族が食べる特別なお米でした。
当時の人々は、黒米を食べると元気になれると信じ、とても大切にしていたといわれています。
弥生時代に稲作が日本へ伝わったとき、黒米のような色のついたお米も一緒に伝わってきたと考えられています。しかし白米が主流になるにつれて生産量は減少していきました。
参考：La Brújula Verde / Springer
中国では「紫米」や「黒糯米」とも呼ばれ、不老長寿の象徴とされてきました。
雲南省や貴州省などの山あいの地域では、黒米がお祝いの席でふるまわれてきました。振舞われたのは黒糯米を蒸して蜂蜜や棗（なつめ）を混ぜた八宝飯（八宝粥）という甘いデザートだとされています。
日本では奈良時代や平安時代に、祭祀や行事で黒米が使われていました。
しかし江戸時代に入り、白米が一般に普及するにつれて、黒米は次第に姿を消していきます。それでも1990年代になると健康食ブームが起こり、古代米としての黒米が再び注目を集めるようになりました。
黒米は世界的に需要が増えています。2024年時点で約7.5億ドル市場、2035年には約12億ドルに拡大すると予測されています。
ここでは黒米の需要に関して以下の視点から解説します。
それぞれ見ていきましょう。
日本でも黒米農家が増え、有機JASや特別栽培米で差別化されています。
例えば兵庫県加古川市では、地元でとれた黒米を学校給食に使っています。子どもたちが黒米を食べることで、食べ物について学べるだけでなく、地元での黒米の需要も安定します。
一方で、海外ではタイや中国の雲南省などで黒米の生産がどんどん増え、日本にも海外からの黒米がたくさん入ってきているのが現状です。
2023年9月から2024年8月までの1年間では、前の年と比べて約30％以上も増えました。
こうした中で、コメの流通業者は農家や加工会社と協力して、黒米を安定して届けられる仕組みを整えています。
アントシアニンを多く含む品種や、倒れにくい黒米の研究が進んでいます。
また最近では、ハイパースペクトルイメージングという新しい技術を使って、粒を壊さずに黒米の色素の量を測れるようになりました。
このおかげで、アントシアニンがたくさん含まれている株を、早く正確に選び出せるようになっています。育てる品種を選ぶスピードが上がり、農家に新しい黒米が届くまでの時間も短くなっているそうです。
参考：MDPI / 兵庫県立農林水産技術総合センター
黒米は麺・パン・シリアル・スナックなど多用途に加工されています。
黒米を細かくする技術や、加熱や製麺をしても色が抜けにくい加工方法が進歩したことで、黒米特有のきれいな紫色を食品に活かしやすくなりました。
最近では、グルテンフリー食品の人気が高まっていることから、黒米粉を使ったグルテンフリー用の米粉ミックスも注目されています。
参考：MDPI『Foods』
黒米は古代米の一種で、紫黒色の色素を持ちます。ビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールが豊富です。
アントシアニンというポリフェノールが含まれているためです。
玄米よりもちもちしており、白米に混ぜるとプチプチとした歯ごたえが楽しめます。
白米2合に黒米を大さじ1杯ほど混ぜて炊きます。炊きあがるとご飯が淡い紫色になり、彩りが良くなります。
黒米は2000年以上前の中国で作られ、皇帝だけが食べる「禁じられた米」と呼ばれていました。日本には弥生時代に伝わり、祭りや儀式で使われてきました。
紫黒色がしっかり均一についている粒を選ぶと、アントシアニンが多く含まれている可能性が高くおすすめです。
アントシアニンが水に溶けやすいので、さっとすすぐだけにしましょう。
学校給食や駅弁、加工食品、地域ブランド米として利用されています。
健康志向の高まりから、今後も需要が増えると予想されています。
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