赤米とは古代米の種類の一つで、玄米の色が赤褐色で果皮、
種皮の部分に赤色色素(タンニン系)を含んだ米です。
あかまい・あかごめとも呼ばれています。
5分づきにすると薄紅色になり、糠を全て取り除くと白米になります。
野生稲の大部分が赤米であることから赤米は米のルーツであり、
赤飯の起源と考えられています。
栄養成分は現代の白米と比べ、タンバク質やビタミン、ミネラルが
多く含まれています。
赤米のヌカの部分には赤色系色素(タンニン)が含まれ、白米に比べ食物繊維は約8倍、
カルシウム約3倍、マグネシウム約4倍、カリウム約3倍、ビタミンB1約5倍も含まれています。
効能としては、発ガン抑制作用、血中コレステロール低下作用、
血圧上昇抑制作用、血糖値の改善作用があるといわれています。
1.赤米の分量を量る
白米2合に対し、赤米は大さじ1杯を用意してください。
白米の量を変えるときは、この割合を参考に赤米の量を調整してください。
2.白米をとぐ
白米と赤米を一緒にとぐと貴重な栄養素が溶け出してしまうので、
先に白米だけを洗いましょう。
3.といだ白米に赤米を混ぜて軽く洗う
洗いすぎないように注意しましょう。浸水時間は30分〜1時間が目安です。
4.浸水する
柔らかめ…白米を炊くときと同量の水
やや固め…少し水の量を減らす
5.炊飯する
おいしい赤米ごはんの完成です