酢とは

酢とは

酢とは、食品に酸味を与え、味を調え、清涼感を増すために用いられる液体調味料の事で、

清酒を原料とした酒酢〔さかず〕、米と麹(こうじ)とで造る米酢〔よねず〕などの醸造酢の事を指します。

調味料として用いるのが一般的ですが、健康の為に飲用している人も多くいます。


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酢の特徴

日本には昔から肉や魚、野菜を酢漬けにして保存食を作る風習があります。

その代表的なものが漬物です。これは食材を酢漬けにする事によって、

水分を吸出し有害な微生物の繁殖を防いで食品の腐敗を防止する、

という酢の性質を利用した伝統的な加工法です。

この他にも酢には様々な効果があります。リンゴや桃などは皮を剥いて酢水につける事によって、

しばらく放置すると起こる色の褐色変化を防ぐことができます。

これは果肉に含まれる褐色変化を引き起こす酵素の働きを酢が抑える働きをするからです。

またほうれん草などの青菜類を茹でたり炒めたりする際に酢を加えると、

酢のナトリウムイオンが青菜の組織内に浸透して色素の分子を安定させ、

より色鮮やかに仕上げる事ができます。食用以外の効果として、殺菌作用があります。

酢で歯を磨く事によって虫歯の予防になったり、洗剤の代わりに酢を用いることで殺菌効果が期待できます。


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酢のルーツ

酢は人間が手を加えて作った最古の調味料と言われています。

最も古い酢の記録は紀元前5000年のバビロニアの記録といわれ、

当時バビロニアではデーツ(ナツメヤシ)や干しぶどうの酒やビールから酢をつくったといわれています。

ナツメヤシはヤシ科の木で、その果実であるデーツのシロップからは良質の酢がつくられたということです。

古代の人々も酢が体に良いことに早くから気付いていたようです。

ギリシャでは、医学者ヒポクラテス(紀元前400年ごろ)が、

酢を病み上がりの病人にとるようにすすめたり、病気の治療用として使ったという記録が残されています。

中国でも周の時代には、漢方薬としてその効能が認められていたそうです。

日本で酢が造られるようになったのは、4〜5世紀ごろで、

大化改新(645年)のころには、酢を造る官職も儲けられていたようです。
平安時代には、酢の種類も増え、米酢や酒酢のほか、梅酢、菖蒲酢、果実酢なども使われ、

室町時代には、酢味噌、山葵酢、胡桃酢、辛子酢、ぬた酢など、食材と混ぜ合わせた巣の和え物が登場し、

料理の味付けに使われるようになりました。
こうして、お酢は日本の代表的な味として定着していったのです。


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酢の取り方と注意点

お酢は健康や美容、老化を抑える効果があるとされていますが
飲みすぎたり、誤った飲み方を行ってしまうと
かえって健康を害してしまう恐れがあります。

ここではお酢の飲み方と、注意点をご説明いたします。




飲み方

飲用するタイプのお酢の場合は、しっかりと説明書を読み
どれくらいの分量の水で割るのかを把握してください。
水以外にも牛乳で割る方法もあるので
胃腸の弱い方は牛乳で割ると良いでしょう。

※注意点
十分に希釈せずに飲んでしまうと酢の酸が胃の中を荒らしてしまう可能性があります。
また、初めのうちは説明書の分量よりも多めに薄めて少しずつ慣らしていくと良いでしょう




1日の摂取量

だいたい15ml〜30mlくらいを目安に摂取すると最も効果が期待できます。
1,2ヶ月程で血圧の低下や脂肪減少効果が確認できたと
近年の研究でも確認されています。

※注意点
30mlを大幅に超えた量を摂取したり、空腹時に摂取してしまうと
胃を荒らしたり、冷え性を悪化させる可能性があります。




お酢を飲むタイミング

最も適当なのは食事後のタイミングです。
食べ物で腸内が守られ、また栄養分も一緒に吸収されやすいとされています。
朝昼晩ご飯後に3回に分けてお酢を飲むのも、決められた食事後に飲むのもどちらでも結構です。

※注意点
飲んだ後はなるべく早く歯を磨いてください。
お酢は酸性なので歯に付着したまま放置しておくとエナメル質を破壊してしまう恐れがあります。

酢の種類

  • 穀物酢(こくもつす)

    穀物の使用量が40g/l以上のもの(粕酢、麦芽酢など)。

    ●穀物酢の効能
    疲労回復
    アンチエイジング(老化防止)
    食欲増進
    殺菌効果

    穀物酢にはクエン酸が多く含まれており、疲労回復や老化防止の手助けをしてくれます。
    また殺菌作用により、細菌や病原菌・食中毒などにも効果的と言われています。

  • 米酢(こめず)

    穀物酢のうち、米の使用量が40g/l以上のもの。

    ●米酢の効能
    肥満解消
    コレステロール低下
    腰痛
    高血圧予防
    血液をサラサラに
    抗酸化作用

    米酢は米を発酵させて作られることで、タンパク質・アミノ酸が豊富に含まれます。
    ダイエットに効果的と言われており、その他に血圧を下げる働きや血液をサラサラにする効果も期待できます。

    →米酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • 米黒酢(こめくろず)

    穀物酢のうち、米(糠を完全に取っていないもの)使用量が180g/l以上のものであり、褐色または黒褐色をしたもの。

    ●米黒酢の効能
    脂肪の吸収を抑える
    高血圧予防
    血液をサラサラに
    生活習慣病予防

    米黒酢はJAS(日本食品規格)基準で作り方、原料が定められています。 アミノ酸、ミネラル等が豊富に含まれており、不規則な生活をされている方にお勧めできる健康食品です。

    →米黒酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • 香醋(こうず)

    もち米を醸造し、モミ殻を加えて発酵させた、中国産のものを指すことが多い。現在では健康食品として流通している。

    ●香醋の効能
    美肌効果
    高血圧予防
    血液をサラサラに
    疲労回復
    ダイエット効果
    二日酔いの改善

    一般の酢の10倍のアミノ酸が含まれており、その中のアルギニンという成分が血液をサラサラに変える働きがあります。
    また、肌荒れの原因となる過酸化脂質を抑え健康な肌を保つ効果も期待できます。

  • 大麦黒酢(おおむぎくろず)

    穀物酢のうち、大麦のみを使用し、その使用量が180g/l以上のもの。色は褐色または黒褐色。

    ●大麦黒酢の効能
    生活習慣病予防
    高血圧予防
    血糖値の上昇を抑える
    血液をサラサラに
    肝臓を清浄化

    大麦黒酢には肝機能を高め中性脂肪の増加を抑制する働きがあります。
    高血圧の予防効果も期待されており、乱れた生活習慣を正す働きが期待されています。

    →大麦黒酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • ハトムギ酢

    主に健康食品として流通しており、時間をかけて熟成された味わい深い香りがするお酢です。

    ●ハトムギ酢の効能
    美肌効果
    殺菌効果
    疲労回復
    生活習慣病予防

    ハトムギ酢は古くから健康、美容のために用いられてきました。
    まろやかでクセが無く、飲みやすい健康補助食品として人気です。

    →ハトムギ酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • 果実酢(カジツス)

    果実の搾汁の使用量が300g/l以上のもの。

    ●果実酢の効能
    ダイエット効果
    血糖値の上昇を抑える
    便秘解消
    利尿作用

    果実酢に含まれるアミノ酸には脂肪燃焼をさせる働きがあり
    ダイエット効果が期待されています。血糖値の急激な上昇も抑える効果があります。

  • りんご酢

    果実の搾汁の使用量が300g/l以上のもの。

    ●リンゴ酢の効能
    血圧を下げる
    抗菌作用
    体をアルカリ性に
    胸焼けの緩和

    リンゴ酢には身体のPH値をアルカリ性に近づけてくれます。
    アルカリ性になることによって丈夫な骨を作り出し、健康な身体にする効果が期待されています。

    →リンゴ酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • ぶどう酢

    果実酢のうち、ぶどうの搾汁の使用量が300g/l以上のもの。ワインビネガー。

    ●ぶどう酢の効能
    コレステロール低下
    殺菌効果
    整腸作用

    ぶどう酢にはコレステロール値を下げ、脂肪を燃焼させる効果が期待されています。
    また、腸の働きを助ける整腸作用もあります。

    →ぶどう酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • バルサミコ酢

    果実酢のうち、ぶどうの搾汁の使用量が300g/l以上のもの。ワインビネガー。

    ●バルサミコ酢の効能
    ポリフェノール
    抗酸化作用
    生活習慣病
    消炎作用
    血液をサラサラに

    豊富なポリフェノールによって抗酸化作用が働き老化現象を抑えてくれます。。
    また、消炎作用も働き肌トラブルなども改善する効果が期待されています。

    →バルサミコ酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • 柿酢(カキズ)

    柿を発酵させ醸造させたお酢。柿と酢両方の健康効果が期待されます。

    ●柿酢の効能
    高血圧予防
    抗酸化作用
    抗アレルギー作用
    脳卒中予防

    タンニン、カリウムなどの高血圧を予防する栄養素が含まれています。
    また、血管を広げるアセトアルデヒドが含まれており、脳卒中を予防する効果が期待されています。

    →柿酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • トマト酢

    トマトの絞り汁を発酵させて作った醸造酢。

    ●トマト酢の効能
    ダイエット効果
    美肌効果
    疲労回復
    高血圧予防
    リラックス効果

    トマトに含まれるミネラル、アミノ酪酸、グルタミン酸が豊富に含まれているのが特徴。
    高血圧や美肌効果もあり、気持ちを落ち着けるリラックス効果も期待できます。

    →トマト酢の詳しい効能・レシピはこちら

  • もろみ酢

    沖縄のお酒、泡盛の蒸留過程でできるお酢。

    ●もろみ酢の効能
    疲労回復
    代謝を向上
    ダイエット効果
    老化防止

    もろみ酢にはコレステロール値や、代謝を上げ脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
    酸度が少ないので口当たりが良く、他の酢に比べ飲みやすいのも特徴的です。

    →もろみ酢の詳しい効能・レシピはこちら




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